11月末日、
受験から3ヶ月超が経過し、内容を忘れかけていた今日この頃「税理士試験」の結果がポストに投函されてきました。
ハラハラドキドキしながらも、腹を括って一気に茶封筒を開けました。
中身は三つ折りになったA4用紙1枚、表面には申込時に記入した個人情報欄を切り取った用紙紙が貼り付けられています。
この折り畳まれた紙切れを展開した先に私の令和5年度の運命が待っています。
結果は、
「合格令05」×2 で 2勝0敗でした。
国税庁のHPによると、令和5年度の受験科目の合格率は以下の通りでした。
所得税;13.8%(前年14.1%)
消費税;11.9%(前年11.4%)
去年悔しさをここに記事として書いたときのリベンジができました!気になる方は「税理士試験結果発表」の記事を読んでみてください。
1年間気持ちを切らさずにやり切れたから、いい結果が出せたと思います。
残りは会計2科目!合格率は税法科目よりも例年やや高めですが、気持ちを切らさずに引き続き頑張っていきたいと思います。
以下は1年間のハイライトになります。
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去年(令和4年)は右も左も分からない状態で、税理士試験に初挑戦しました。
結果は法人税合格・消費税不合格の1勝1敗でした。
合格できた嬉しさ半分、計画通りに学習を遂行できなかった悔しさ半分の複雑な感情を経験しました。
「税理士への道は始まったばかり!」と一喜一憂する感情を振り切り2年目の挑戦に向けて直向きに学習を進めてきました。
冬は会社が繁忙期で、夜中に通信講座で学習した時期もありました。
忙しい時期でも、容赦のないペースで進んでいく授業に焦燥感を抱く時期もありました。
直前期は会社から約1ヶ月の休暇をいただきました。
仕事の合間で学習していた時より加速度的に成長するため、覚悟を決めました。
毎日朝からファミレス→図書館→カフェと場所を転々とし、ブラックコーヒーを流し込みながら勉強をしました。
席につくとすぐに問題集と理論ノートをバッグから取り出し、100枚入りのルーズリーフを消費して学んだ論点を体に叩き込みました。ルーズリーフが無くなってコンビニに駆け込むこともよくありました。
そんなこんなであっという間に試験当日がやってきました。
受験会場の廊下は空調が聞いていませんでしたが、受験生集団はそんなことに構わず、ボロボロになった理論ノートをひたすら暗唱しています。私もその例外ではありません。私は書き込むのが嫌いなので彼らのそれよりピカピカで、周りからは記念受験に来た学生に見えたかもしれません。しかし、当時の私は冷静ではなく理論を読んだところで何も頭に入ってきませんでした。
昂る気持ちを抑えるためにトイレと廊下を行き来してました。
入室の案内がされ、問題用紙と回答用紙が配られ、間も無く試験開始という状況になり、緊張はピークになりました。
手が震えてボールペンを握れず、受験番号と受験地がまともに書けませんでした。
結果を出せるかどうかというプレッシャーもありましたが、試験開始1分後には「やっと終わる。」という解放感に近い感覚もありました。
そのシフトがあったのは、問題全体を読んだ時に、手のつけられそうにない問題が少なく、辛酸を舐めた去年のようにならないと覚悟を決められたからだと思います。分からない問題は罰をつけて解かないでおこうと決め打ちしていたので、それがなかったことが大きな安心材料になりました。
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