水仙月の四日 | 白と黒を見続けて、乱視。

水仙月の四日

「注文の多い料理店」のタイトルで刊行された短編集の中の物語。

雪婆んごが雪童子に命令し、雪童子が革鞭で雪狼に指示を出し、雪狼は吹雪を起こす。

子どもは吹雪の中で遭難してしまうかのように見えるけど、実は雪童子が雪婆んごにバレないように助けるための吹雪に変わっていく。

殺すように見せかけて、実は助けるための吹雪。

雪童子と子どもの友情。

雪童子は、ようは自然界のスピリット。

一見、自然の猛威は恐怖に感じるかもしれないけど、必ずしもそうじゃない、そこには自然から人間に対する愛がある。

自然と共存していくことを様々な形で提唱していた宮澤賢治の特徴が凄く良く表れたストーリーです。

カシオピイア、アンドロメダの台詞あたりは、スピリット同士の魂の交信のよう。

今回の岩手の仕事で初めて知った話だったけど、改めて宮澤賢治の素晴らしさを感じました。




東北は本当に素晴らしい自然を持っています。

今回改めて岩手に来て実感しています。

その中でヒトは生かされているわけです。

全ては授かり物。

与えられている。

それを「利用する」という発想になってしまったのは、いつからなんだろうか。

このあたりの狩猟をする男のことを「マタギ」というらしいが、

里の言葉を一切禁じて、山の言葉だけを使うらしい。

俗っぽい言葉を神聖な山で用いることは山を穢すことになるからだ。

他もたくさんのルールがあるが、全ては山の神を敬う心からきている。

そして狩った動植物は全て、「授かり物」として、儀式の後に食していく。

決して「奪う」「採る」ものではない。


ヒトのエゴによってバランスを崩し、その最たるものが今のこの状況。

言わずもがな。

地元石川の自然ももちろん美しいです。

日本は美しい。

だけど、原発が50基以上あるような国でもある。

原発に包囲されている、とってもちいさな島国でもあります。

政府のせいには出来ません。

これは国民全体の問題だから。

意識を変えるには行動しかない。

意識を変えたと思っていても、動かなければまた昔のパターンに陥るだけだから。


動いたら、動いた分だけ跳ね返ってくる。



宮澤賢治が今の日本の状況見たらなんて言うだろうな…。




まずはできることから。

文学と音楽のコラボレーション。

とことんリアルに反応して、お客さんと一緒に舞台を作って行きたいと思います!



自然現象に怒ってはいけない。

そもそもそれはお門違い!

勝手に人間が住んだだけだということを忘れちゃいけない。

与えられている。

全ては恵み!



どう受け止めるか、そこに何を感じるか。







やどりぎのようなアイテム、何か持っていますかー?





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