※真相は何も知らないしなんの裏付けもない、ただの個人の感想です。


◾️不死鳥

おれは魚谷ファンでも東条ファンでも、フェニックスのファンでもなんでもない。この退団劇について真相知らないし2人の気持ちを推し量ることはとてもできないですが、残った2人も入ってくる2人も(だれかわからないけど)しんどいよなーって感じしますね。

わくつout・東条inのときとかも何考えてんだこのチームって思ったけど、もっと言えば女流3人構成にしたこととかもけど、phoenixというチームはなんというか、まあ、よく言えば思い切りがいい。当面は良く言われることは、難しそうだけど。ファンの納得感という視点であれば、けっこう真逆を攻めたなというのが今回で、それはある意味で企業だとか仕事とか、それが営利なのかはよくわからないけど、自分たちの何かの優先順位や基準を重視して行動できるんだろうな。新陳代謝とかを重視しているのかもしれない。とは言え顧客だとか従業員を重視しない会社は必ず衰退するわけで、見えない何かを重視しただけで引いてはファンのため選手のためであったということをいずれ感じることができればいいなとは思った。

退団に関連する騒動としては過去にも滝沢の件があった。Mリーグという理想の入れ物ができたかもしれませんが、私(たち選手)はそのコマではありませんよ、と今にして思えばバガボンドと呼ばれるに相応しい、自己を貫く見事な主張をしたものだ。よく知らないけど。

今回のセガの決定は驚いたものの、例えばもっと限った状況を言えば、Mリーグは男女混成がルールであり、女性はどうしても出産など無理が出てくるケースもあるかもとか思う。すると実力や成績に限らず同じメンバーでい続けるのはもっと実際には困難であって、出た入ったはもっとあってもおかしくない。それはフェニに限らず。こういうびっくり目の人事は念頭にておいた方が良い気がした出来事だった。beastファンとしては、来期で既にレギュレーションがけっぷちであるので場合によってはびっくりでもなんでもないのだが。

もう一点、魚谷は強くて、もううおたに!ってずっと思ってたけど、通算はマイナスしてることにはとても驚いた。僕の好きな選手たちはもっと負けてるということかしら。


◾️Mトーナメント

F卓では伊達と松本が勝ち上がりを決めた。おれは伊達のファンではなく、松本のファンでもないので、ガックリである。新井と菅原の好カードに、なんか絶対勝ってくるマンの2人がいたことに既に嫌な予感はあった。

第一試合序盤で早々に4000オール2発で伊達が抜け出し、なんでこの子ばっかり親で上がれる高い手がいつも巡ってくるんやって本気で、本気で思いながら、第一試合トップをとると通過率がエグいこのルールで、後半ひっくり返ることもあるかもしれないと淡く期待もしながら見ていたがそんなことは起こらなかった。救いは(こん時は)菅原が4着を回避したことだった。いつものパターンで言えば松本に逆転手がさも当然のように入って捲られるかとおもった。2試合目は途中で観戦を中断したのだが、菅原トップでヨシヨシと思って、ケイブンがここから通過できる未来はどれほどなのかなと夢想しながら中断したものの、麻雀ニュースで飛び込んできたのは松本が奇跡の逆転を果たしたというもので目を疑った。は。彼は親番も終わっていたのだが、何が起こった。

ワンチャン、もしかケイブンがどうなるかと思っていただけで、菅原と新井の通過を望んでいた私にとっては中断の続きをとても見返す気にはならない。

なお別の卓でも物申したい内容もあったが、毒々しいのでまた気が向いたらにする。実況も動きがある気がする。


◾️最強戦

最強の遺伝子はとてもよかった。私は猿川が好きであるが、それとは関係なしに彼の推薦選手であった渡辺史哉がとてもよかった。もちろん阿久津をはじめ何人ものニュージェネレーションも認識でき、有意義な組み合わせを見せて頂いた。

こちとらもう常々、手が入ったから押しましたいきました、ツイてましたというテンプレートにうんざりしているのだ。何かやってやろうという気持ちとその行動を魅せた渡辺にとても好感がもてた。その意味で言えば配牌オリという技術は廃れると思っている。もしくはちゃんと場合分けされた戦術として整理、発信されるべきと思う。(オーラス逆転したいのに配牌悪いからオリますとかありえない。どういう状況でこの技術は適しているのかという整理)


◾️雑記

今期はパイレーツが制した。言うまでもなくUKがその一端を担った。脂の乗った強さとキャラクターも備えている。別のチームで言えば園田や勝又。彼らも唯一。誰が強い、という話をまとめたくて夜な夜な筆を取るも土台簡単な話でなくおそらく完成には至らないだろう・・

あえてひとつ、したためてみるが、瀬戸熊、萩原、そして多井。年長組の正念場はそこそこその辺にきていると感じる。彼らのキャラクターは申し分なく、これまでの業界の熱狂は彼らがいないことは考えられない。ただし当然、次世代も負けていない。強さも進化する。そして業界にかかわらず、年長者は時代にそぐわない主張を自信満々に繰り広げそしてそのことに気付かなくなっていく(彼らがそうと言ってる意図・文章ではないということを強調しておく)。圧倒的な存在感はどこまで続くか。それは多井も例外ではない。比較的にはヒールだし。フェニックスではないが、何が起こっても変じゃないのだ。そんな時代。