常々、もっと采配の影響が出ればよいなと思っていて、こんなのはどうだい。

個人タイトル獲得もチームにとって明確なメリットとする。ボーナスポイントでも賞金でも。そうすれば、岡田の連投も、伊達を出さない温存策も、選手の試合数に差が出るのも、優と瑞原どちらを出すかも、監督としてチームのメリットを追及するための選択になるのであって、少なくとも選手個人個人が叩かれることは緩和されるのではという思い。


個人成績がプラスなのかマイナスなのかもチームのポイント(or賞金)に付加的な要素とする。選手はプラス域でフィニッシュすることをそれなりに重視してるように思うが、ここに明確な理由が欲しい。気分とかそんな理由を述べられるとちょっと萎える。もちろん理解はできるんだけど。気分の問題で浮上を狙うのではなく、明確なチームメリットとなる理由設定を用意したい。終盤にはMVP争いの選手だけでない采配が出てきてより複雑な駆け引きが生まれそう。


もいっこ。持ち時間。遅いとか三味線とか、個人の主観を切り分けるのが難しいとこで批判がでるくらいなら、ルールとしてしまう。持ち時間制で、別に時間を使ってもいいけど、時間使ってないチームの方が付与ポイントがつくみたいな。時間かけるべきと思うならば時間かければいいし、自分のリズムを崩さないことに重きをおいてもいい。ただし、チームが受けるメリットは目減りする。そして仮にもし、仮にもし時間を使って意図的に三味線してる選手がいるのであれば、三味だなんだ言われるリスクはあるわチームにとってマイナスだわで、やめることにつながればいいし、アイツ損してまで三味線やるわけないよねって悲しい疑いが晴れるのであれば言うことなし。

この持ち時間ルールはさらに、Mリーグの放送時間を減らし得る可能性となることは言わずもがな、実力の差がより出てくることになり、運要素の強い麻雀に一定の実力要素をプラスするそこへの効果をぜひ期待したい。時間使えば正解できても、時間を使わないとしたらどうか、という。最善(と考えられる)手を選択する難易度が上がるので、安易に打牌批判もできなくなるぜ。おまえはできるんかよってね。(って思うけど、麻雀に自信ある人はするんでしょう)

多井なんかはいま時間かけてるけど、どう打ち方変わるか見ものだし、ヒサちゃんや勝又当たりは影響なさそう。所々遅くなりがちな東条とか高宮とかるみちゃんとかは、影響あるかも。


これらの懸念としては、当然監督のウェイトは重くなって監督が叩かれる可能性は増す気がする。でも、監督の役割をより見えるようにするのも大事なことだとも思う。

ルーティンで出すとか、均等に出すとか、そんな風に映る様では監督の役割はまだまだ弱い。監督マターのやることもっと作って、監督がハマってるハマってないが、あっていいと思う。


べつにこうしてくれってわけじゃないけど、あんまりあれこれ揉めるもんだから、いろいろルールを考えるアプローチもあるよねと思った話。

実況の件もね、私は日吉の日を一番楽しみにしてるけど、あんな炎上したら日吉以外の2人も縮こまっちゃうよ。ミスしようもんならボロクソなんで、当たり障りのないとこを言っときましょかって。なおリーグの方針として、目無しに対して客観的に可能性の低さを伝えるって言うのがありそうと思っている。


さて、残念ながらビーストは敗退してしまった。それぞれメンバーに対する熱い思いをしたためるのは別の機会として、まずはパイレーツ。優勝に向けて来週からも応援するしかない!