憤りだとかイラっとしたことだとか、
文章に起こして脳味噌を整理してみる
あれ、こんなことで怒ってたんやとか
相手にも事情があったかも、
と思えることがあるかもしれない
自分心理学で咀嚼と呼ばれるテクニックだが

飛行機で隣に座ったのが若めの女性で
ラッキーと思っていたものの
徐ろに化粧を始め、それは別によいのだか
手鏡にライトが反射して
丁度私の顔周りをキラキラとするのです
なんか言ってやろうにもそこまでのことか
悶々と考えこんでしまうわけだが
そもそも最近の若い女性はなんなのだ
真っ赤っかに口唇塗りたくって
誰を目指しているのだ魅力のない
なんにせよ
すみませんあなたの手鏡と読書灯が
絶妙なコラボレーションで
私の顔を照らしているのですと
言えばそれで済む話かもしれないが
たかが化粧の時間くらい
私が少し目を強く閉じて考え事でも
すれば済む話とも言える
は、おっさんキモいんだよと言われたかも
下手をすれば痴漢の様な扱いをされたかも
そう考えると今回も言わぬが吉で
こう咀嚼してみるわけだが
噛めばそれだけ味が出る場合もあるわけで
なにが自分心理学だテキトーに
言ってんじゃないよくそが
如何に主張できそれを理解してもらうかが
肝要である昨今に
もごもごしてないで脊髄反射でピシャリと
それでいて爽やかに言ってやればいいのだ
クソビッチがと
喧嘩を売るわけでもないのに
私の語彙力ではおそらくその程度しか
出てこないであろうから
やはり今回もこれでよかったのだ