チビ鉛筆

こんなに短くなったチビ鉛筆

持つところが小さすぎて　ちょっと　いやずいぶん書きにくいな～

こんなにたくさん　よく見ると見覚えある柄も

学生の時に使っていた鉛筆だ！

これは母が集めて置いてあったもの

私たちが使いっぱなしでほったらかしていたものを捨てずに大切に置いていたのです

そして未だに使っています

持ちにくい上に、目も見えにくくなっているのに

広告の裏紙にこのチビけた鉛筆で　

書きにくそうに目を細めていろんなことをメモっているのです

誰かの電話番号やちょっとした計算(買い物の)　

料理番組で見た材料や調味料の分量　黒豆の美味しい炊き方　花や木の剪定の仕方

新聞や雑誌で見つけた情報や心に残った言葉等々

それがいろんなところから発見されます　端っこが折れたり欠けたりして

書いてしまったら　そこで終わり

たぶんメモの存在忘れてるよね

存在忘れているならもういらないか　と思うけれど

一生懸命書いている姿を見ているだけに　捨てられないんですよ　これが

パソコンの字は捨てられても　手で書いた字は気持ちが入ってて　価値が違うんですよね