パリ旅行1

パリ旅行2

パリ旅行3

パリ旅行4

パリ旅行5



パリ旅行6


どうしてよいかわからなかったので、日本大使館ならなんとかしてくれるだろうと思い、一度、ホテルへ帰りガイドブックで調べて日本大使館へ向かった。パリの日本大使館は凱旋門の近くにある。私が泊まったホテルはコンコルド広場の近くにあったので、コンコルド広場から凱旋門まではかの有名なサンジェリゼ通りを歩いて大使館へ向かった。


旅行へ行く前は、シャンゼリゼ通りをダニエル・ビダルのオーシャンゼリゼを ♪ オ~ シャンゼリゼー オ~ シャンゼリゼー ♪ と鼻歌交じりに歩くことを想像していたので、まさか自分が、はじめてのシャンゼリゼ通りを笑顔で楽しそうに歩いている観光客を横目に、尋常ではないスピードで脇目もふらずに歩くなどとは想像しなかった。



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なにはともあれ、すこし迷いながらも、大使館へ着いた。しかし、あいにく土曜日は休みらしく閉まっている。結果には、休日の門番と思われる見上げるほど大きなアフリカ系フランス人男性が日本大使館の緊急連絡先に電話をしてくれて日本人の担当者と話をすることができたのだが、私の片言の英語と彼のフランス語での意思疎通には苦労した。



彼はフランス語しか話さない、こちらは片言の英語なので、意思の疎通が全く取れず、お互いにそれぞれの伝えたいことを言う。しかし、お互いの言っていることが分からないので行き詰まり、お互い苦笑い。それを3回くらい繰り返すと不思議な物でなんとなく彼の言いたいことが分かり、彼に全てを任せてしばし待った。



電話に出たのは日本人女性で、財布をスラれて、お金がないことを話すと至って事務的な口調で、大使館職員に連絡をとり大使館職員からホテルへ連絡しますので待機していて下さいと言われ電話は切れた



ホテルへ帰る途中、何人もの日本人観光客らしき人々をすれ違いました。すれ違う度に、いっそお金を貸して下さいと頼もうかと思った。冷静に考えれば貸してくれるはずがないのですが、人間は追いつめられると、まさに藁にすがる気持ちで可能性がほんの僅かでもありそうなことをやってみようと考えるもののようだ。


つづき

パリ旅行7