高知県四万十~奈半利(なはり)


高知県は、南国高知といわれるだけあってヤシの木が多く見られさすがに暖かった。Tシャツにセーターだけでコートは必要なかった。高知県は坂本龍馬の出身地で、景勝地の桂浜の銅像の前では多くの観光客が記念写真をとり、坂本龍馬記念館はたいへんな混みようで満足に見学できないほどだった。坂本龍馬が好きだと言うひとをたくさん知っているが、あらためてその人気に驚いた。

高知県では安芸市と室戸岬の間にある奈半利というところに泊まった。泊まった宿はお遍路さんが歩く国道近くにあったので、白い服に杖をもったお遍路さんをよく見かけた。

夕食は宿にある和食レストランでマグロ丼を食べた。ごはんの上にとろろと細切りになった海苔、その上にマグロのお刺身がのっていた。味付けがすでにされているので何も付けずに食べてみるとこれまた今まで食べたマグロ丼のなかで一番おいしいのではと思えるほどおいしいマグロ丼だった。マグロは言うに及ばずごはんもとてもおいしい。

愛媛でもそうでしたが口にするものほぼ全てが”今まで食べた中ランキング”のナンバーワンになってしまうので、今まで余程ろくなものを食べてきてないのでは?と思われるのが悔しいですが、ほんとうに食べ物がおいしい。

5日ほど愛媛と高知に滞在し色々なものを食べてきてなんとなく気づいたことがある。おいしさの秘訣はおいしい水ではないかと。どこのお店でも食事のはじめに必ずお水が出ますが、その水のおいしいこと。思えば、多くのコンビニではミネラルウォーターが値引きされて売れられていた。おそらくおいしいお水のある愛媛や高知でミネラルウォーターはあまり売れないから値引きされて売られているのではないだろうか。

テレビ番組で見たのだが、東京から地方にお店を移した料理人にその訳を訪ねると「東京の水ではおしいい料理を提供することは難しい」と答えていたことを思い出した。海の新鮮な食材に加え、おいしい水のためどこで食べても料理がおいしいかったのだろう。コーヒーがおいしい理由もお水がおいしいからではないだろうか。

愛媛出身の知り合いがたまに「瀬戸内海の海の幸の味を知っているから東京の人がおいしいというものでもあまりおいしいと思わない」と言っていた。ほんとにそうかなと思っていたが、実際に愛媛と高知で食べてみると確かに彼がそう感じるのも頷ける。