城壁に囲まれた街に

帳が降りる

石畳の上にやわらかな

オレンジ色の街灯の光が落ちる

昼間の観光客の喧噪はなく

街本来の静けさがもどる

ローテンブルグ 

店から漏れる光から人々の暖かさを

まだ感じることができる

漏れる光の数だけ人々が

思い思いの時間を過ごしているのだろう

ローテンブルグ

店じまいをしたお店のショーウィンドウをゆっくりと眺めて歩く

これらの品々もやがて誰かの手に取られ

人々の物語の一節となるんだろう

ローテンブルグ