京都、竜安寺石庭の縁側に腰掛けて
静かに庭園を眺めて座る

皆一様に庭を眺める表情は
穏やかだ

海外からと思われる
となりに座る白髪の白人の婦人
の顔にも笑顔が浮かんでいる

いいものは、人種と言葉の壁を
超えてひとの心に伝わるものなんだ
と思えた瞬間

椅子以外の場所に腰掛ける習慣が
ないのだろうかちょっとかしてね
と私の肩に手をかけて立ち上がった

サンキューのことばが
私だけに向けられたものではなく、
いい庭園を魅せてくれたことへの
感謝のことばのような気がして
なんだか嬉しくなった。


竜安寺石庭は枯山水の代表的な庭園。枯山水は、砂と石で自然を表現し、砂で水を、石で山を表しています。庭園には15個の石が配置されているのですが、どこからみても1つ見えないように設計をされていることで有名。しかし、ある場所からみると15すべてみるようになっています。