十和田湖は青森県と秋田県にまたがって広がる湖で、約20万年前に始まった火山活動によりできたカルデラ湖。カルデラ湖とは噴火でできた大きな窪みに雨水が溜まってできた湖のこと。まるで海のように眼前に広がる大きな湖からはまったく想像ができない。小さな雨粒がゆっくりと刻々と刻む時のリズムに合わせて創り出した美しさ。ひとりの人間が生きる80年は木々や大地が生きる時間に比べれば、本当に短い時間に過ぎない。自然という大きな存在に抱かれてその中で一瞬間、泣いたり笑ったりしているのが我々人間であることを湖を眺めながら感じる。