奥入瀬渓流の清涼奥入瀬渓流の側にある遊歩道をとぼとぼと歩く。そこは舗装されていない土の道ですれ違うのがやっとの細い小道。足の裏から伝わる土の感触はどこか懐かしくコンクリートにはない優しさを感じる。まるでブナの木々が私を太陽の強い日差しから守ってくれるかのように木陰与えてくれる。渓流の流れは早くなったりゆったりと流れたり、大きな音を奏でたり小さくなったり大地との共奏は耳に心地がよい。多くの観光客は渓流側の国道を観光バスで通り過ぎてゆく。ふと足下を見るとブナの小さな若木が次世代を担うべく懸命に生きている。