顕正会との対論⑦ 事の戒壇 | kitani1のブログ

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浅井氏は、戒壇の大御本尊のおわすところが「事の戒壇」とは己義するようだ。

 

事の戒壇については三大秘法抄にある。

戒壇の大御本尊が御安置されている場所が「事の戒壇」でないとすると三大秘法抄に矛盾が生じる。

「此の戒法立ちて後、延暦寺の戒壇は迹門の理戒なれば益あるまじき処」1595

とあるが、これによれば、広宣流布するまで、延暦寺の戒壇に益がある。つまり、「成仏できる」となる。

 

この三大秘法抄も当初秘書とされていた。また、事の戒壇についても、公には明かされていない。

日寛上人の六巻抄にもない。

 

日相上人の「三大秘法之事」に「富士山戒壇の御本尊御在所は事の戒なり」とある。「三大秘法之事」は日寛上人の御説法を、直接ではないが、伝えられたものだ。つまり、御法主によって伝えられていた事である。浅井氏の口出すものではない。