首楞厳経に十種類の餓鬼を説いているそうだ。
その中に、「怪鬼」なる餓鬼がいるそうだ。この餓鬼は、先ず利益(りやく)を与えて、敬(うやま)わせる。これに感心した人たちは、この餓鬼に供え物を持ってくる。
病気が治れば、ありがたがり、金が儲かればありがたがる。利益を与えた後の捧げ物を目当てにしている。
「怪鬼」は通力を持っている上等の餓鬼をいえそうだ。
詐欺師は人をだます時、見せ金を見せる。
同じ事を中国がしているように思っている。
リーマンショックで苦しむヨーロッパに大きな投資をして、中国に工場を作らせる。
アメリカで飛行機の契約をして、やはり工場を誘致する。
日本で爆買いをして、日本に中国依存を印象づける。
しかし、餓鬼は目の前の利益のために、自分の命が滅ぶことを考えない時がある。
自然界では蚊がそうだ。血を吸いに人間に近寄るが、いつも命がけだ。
また、同時多発テロで、崩壊するニューヨークのビルの中でパソコンを動かしていた人物がいたそうだ。サイコパスをよばれる。株の下落を予想しての事だったのだろうか。
これらは餓鬼の特徴だ。
自民党をはじめ政治家に中国好きが多いようだ。
中国依存は危険と考える。