末法の本尊⑥ 御本尊の相貌の変化 | kitani1のブログ

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十界曼陀羅御本尊が日蓮大聖人の本懐である事は略記した。

前にも記したが、日蓮大聖人の御化導も方便が含まれている。

「佐渡以前の法門は釈尊の爾前経(方便経)と考えなさい」(三沢抄1204)


御本尊の相貌(そうみょう〔一般にはそうぼう〕)は徐々に変化している。


初期の御本尊には善徳仏等の諸仏が認(したた)められていた、がある時期よりなくなっている。

初期の御本尊には提婆達多が認められていなかった。

初期の御本尊は署名・花押が左右に離されていたが、徐々に中央に近づき、後期は中央で重なっている。

つまり、後期では中央に「南無妙法蓮華経 日蓮 花押」と縦に認められている。


花押も微妙に変化しているそうだ。


日蓮大聖人は闇雲に認められている分けではないことが想像される。


日蓮正宗では弘安年間に入り究竟されたとされる。


つまり、目標があり変化を続けられていた、とされる。