大乗非仏説⑮ 悟り入滅後、それまでの因縁はどこに? | kitani1のブログ

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  人の成長に多くの人や文化・自然環境との関わりがある。これらによって生じた因はどうなるのだろう。行為は瞬間瞬間に種となって、生命に植えられているそうだ。いつ花咲き、実がなるかは条件によるのだろう。悟りを得て、入滅した後、それまでの種はどうなるのだろう。
  小乗経の悟りは人や国土との関わりを考えなければ問題ないかもしれない。しかし、人として生きることは、それらとの関係は必要になる。釈尊が大乗教において菩薩道を勧めていることは、そこにあるように思う。