北本市は二十四日、市内で亡くなった匿名の男性から
「介護や福祉分野に役立ててほしい」と約四千七百万円の寄付があったことを発表した。
市は男性の遺志を尊重し、高齢者、障害者、児童の福祉に活用する
「市福祉基金」を設置して全額積み立てることを決めた。
三十日から始まる十二月定例議会に設置条例案を提案する。
市によると、寄付は今年九月、男性の遺言執行者を務める
行政書士から申し出があったという。市が行政書士から聞いた話では、
男性は生前「市にお世話になった」と話し、遺産を市へ寄付するよう遺言したという。
同市への寄付額としては過去最高。
使い道は今後検討するとし、石津賢治市長は
「早ければ来年度予算で、寄付者が最も喜ぶ形で使いたい」と話した。