■ 大会名 : 2013/14V・チャレンジリーグ男子バレーボール大会
 
 
 
■ 参加チーム
 
富士通カワサキ
警視庁
大分三好
大同特殊鋼
近畿クラブ
きんでん
兵庫
東京トヨペット
つくばユナイテッド
東京ヴェルディ
トヨタ自動車
 
 
 
■ 第4週 : 1月18日、19日
 
 
 
■ 1月18日(土)の結果
 
つくば 3(25-17、25-22、25-21)0 近畿クラブ
第1セット、終盤まで両者譲らずの展開だった。20−17からメンバーチェンジで入った
つくばの平尾がサーブで相手を崩し、浜崎・南のブロックで5連続得点し相手を封じ込め、
このセットを取った。第2セット、序盤からつくばのセッター奥村が瀧澤にトスを集め、
ブロックを避けたクロスコースで得点を重ね、連取した形となった。
瀧澤はこのセットだけで計10得点をあげ、存在感をアピールした。
第3セット、近畿がリベロ帖佐が相手の攻撃に対応してよく拾い、濱本・和中が
コースをついた攻撃で終盤までもつれ込んだが、攻撃層の厚いつくばが
着実に得点を稼ぎ、最後は滝澤のバックアタックで勝利を掴んだ。
どのセットも序盤リードするのは近畿だったが、つくばが逆転し勝利した。
つくばの終盤でのメンバーチェンジがこの試合の鍵となった。
 
警視庁 3(25-15、25-20、25-21)0 きんでん
警視庁は1セット目、序盤競り合うも7−7から中村の攻撃で一気に流れを作った。
中道のサーブで攻め、ブロックで押え、チャンスを確実にものにしていた。
その後も一方的な展開で点差を広げ、警視庁がこのセットを取った。
どのセットも警視庁が優位な展開を見せ、全員攻撃で着実に点を取っていた。
得点こそ中村が多いものの、要所での高さある金丸のライトからの攻撃が光っていた。
きんでんはどのセットもミスが目立つ試合だったが、相手をよく見て判断した毛利のトス廻しで
塩・橋本の速攻が要所で決まっていた。2セット目は2人の速攻だけ10点を得るも、
サーブミスやスパイクミスが多く、リズムを掴めないままセットを奪取することができなかった。
 
大分三好 3(25-21、25-14、25-20)0 トヨタ自動車
大分三好がどのセットも主導権を握る展開だった。1セット目序盤、新人田中が
ブロック・スパイクと3連続得点でチームにエンジンをかけた。
セッター山田から繰り出されるトス回しで多彩な攻撃と高い打点からの切り返しで、
力の差を見せ付けた。山田も要所でのツーアタックで即戦力となっていた。
あとのないトヨタ自動車は3セット目、淺川・徳尾の両ウイングスパイカーがサイドから
緩急織り交ぜた攻撃を仕掛けた。又、コート外まで全員で走り、全員で繋げ、
若さが滲み出た姿で終盤まで競り合った。しかし、最後は高さで封じ込められ、
勢いに乗ることはできなかった。
 
富士通 3(25-14、25-20、25-16)0 兵庫
第一セット、序盤富士通が松野のサービスエースなどで4連続得点しリードを作ると
その後も松野のセンターからの攻撃が機能し25対14でセットを取った。
第二セット、中盤までお互いに譲らず競った展開となるが中川が強打とブロックで得点し
兵庫の4本のサーブミスによる得点を得た富士通がセットを連取。
兵庫も河合、太田のアタックで得点し反撃するも一歩及ばなかった。
第三セット、スタートから富士通は中川のサーブで崩しサービスエースもあり
4連続得点で5点差をつけ優位な展開となるが、中盤兵庫が太田のサーブで崩し
相手の3連続失点を誘い同点に追いつくも富士通の松野に替わって入った三芳が
2本のブロックを含め4点を上げサーブでも相手を崩し3連続得点をするなどで
一気にリードを広げ富士通が3セットを連取しセットカウント3対0で兵庫に勝利した
 
東京ヴェルディ 3(25-14、25-19、23-25、25-13)1 大同特殊鋼
第一セット、序盤ミスで互いにリズムをつかめず苦しいスタートだったが、
東京ヴェルディ・間瀬が大同特殊鋼・倉田のアタックを2本ブロックし
リズムに乗ると一気に走ってセットを取った。第二セット、大同特殊鋼・倉田が
2本連続ブロックで止め大同特殊鋼ペースになるかに見えたが、直後に
東京ヴェルディが間瀬のサーブでリズムをつかんで試合を進めセットを連取。
後半大同特殊鋼も平野が2本のブロックで攻撃を切るがリズムを取り戻すことは出来なかった。
第三セット、大同特殊鋼が中盤までに3本のサービスエースでつかんだリードに対し、
東京ヴェルディが木村、和井田のパワーのあるアタックで東京ヴェルディのリズムをつかみ
5点差をひっくり返し23−20とする。しかしそこから中盤キャプテン倉田に替わって入った
金澤のサーブで崩し大同特殊鋼が一気に4連続得点し1セット奪い返した。
第四セット、和井田のサーブで連続得点しリードをし勢いにのると終盤でも
和井田のサーブの時に5連続得点し大同特殊鋼に反撃の糸口を与えず一気に押し切り、
セットカウント3−1で勝利した
 
 
 
■ 1月19日の結果
 
大分三好 3(25-18、22-25、25-16、27-25)1 近畿クラブ
大分三好は近畿クラブスフィーダの早い攻撃にチームのブロックが機能せず、
さらにサーブミスも目立つなど、自分達のリズムでバレーができない苦しい展開であったが、
試合に勝ちきったのは素晴らしかった。中でも熱く躍動したのは大分三好の細川・石垣の
両サイドアタッカーだった。敗れた近畿クラブは、連勝中の大分三好より1セットを奪う
健闘を見せた。中でも両サイドアタッカーの勝・和中はレフトの早い平行と
時間差のキレが良く、得点を重ねたが勝利に結びつけることは出来なかった。
 
つくば 3(25-10、20-25、23-25、25-18、15-10)2 兵庫
フルセットと苦しみながらもつくばユナイテッドSUNGAIAが開幕6連勝を飾った。
敗れた兵庫デルフィーノは、3セット目に奥長が離脱したことが最後まで響いてしまったようだ。
1セット目、つくばが立ち上がりから連続得点を何度も重ねて14対4とし、
このセット25対10と大差で勝利する。2セット目、8対4とつくばがリードしていた場面から、
兵庫が8対8と追いつく。その後お互い得点を重ねるも兵庫のリベロ田渕が相手スパイクを拾い続け、
それが相手のミスを誘いこのセットを25対20で兵庫がタイブレークに戻す。
3セット目、立ち上がりから兵庫の川合・奥長のスパイクとブロックなどで6対1と大きく引き離す。
その後も得点を積み重ねてこのセットを奪いセットカウント2対1とする。
4セット目、つくばは3セット目途中から入ってきた加藤がチームに勢いをもたらす。
得点を重ねる度に大きな声や大きなジェスチャーで仲間を鼓舞し数少ないチャンスをものにし、
このセットを奪い返した。5セット目、2対2から2連続、4対3からの3連続、
10対7からの3連続得点を奪ったつくばが、粘る兵庫を振り切った
 
警視庁 3(25-23、22-25、25-13、25-15)1 トヨタ自動車
第1・第2セットは、主導権を譲らない好ゲームを展開した両チーム。トヨタ自動車は、
上原・徳尾を主軸に得点を重ね、勢いのあるアタックとサーブで警視庁のディフェンスを苦しめた。
警視庁の高いブロックに阻まれながらも、思い切り腕を振り切って打ち、
相手のブロッカーのミスを誘った。劣勢になっても、コートの中も
ベンチも常に声を掛け合い挑んでいく姿が印象的だった。
警視庁は、トヨタ自動車の強気を前面に出した展開に押され、第2セットを失うものの、
第3・第4セットは、再度気持ちを引き締め、トヨタ自動車を寄せ付けない展開を見せた。
松本・金丸のアタックはコースを狙ったり、ブロックを利用したりといった味のあるプレーを魅せた。
 
きんでん 3(25-20、25-21、25-21)0 大同特殊鋼 
序盤より、優勢に進めたのは、きんでんトリニティーブリッツだった。きんでんは、
セッター毛利が攻撃陣に満遍なくトスを供給し、時に大同特殊鋼レッドスターのブロック陣を
ノーマークにするなど、相手を翻弄した。アタッカーもそれに答える形で奮起し松本を中心に
得点を重ねた。サイドからの切れのあるアタック、要所でのブロック、サーブポイントも加わり、
完全にゲームの主導権を握った。ベンチも含めひとつにまとまったチームの勢いは止まらず、
大同特殊鋼を寄せ付けなかった。一方の大同特殊鋼は若手中心のメンバーで挑んだが、
序盤からピリッとしない内容が続き細かいミスが連鎖し失点を重ねてしまった。
きんでんのブロックにも捕まり、またフェイントなどの軟攻も読まれてしまう劣勢の展開の中、
セッターの赤澤は「(気持ちを)上げていこう」と言うようなジェスチャーでチームの士気を
守り立てる姿も見えた。後のなくなった第3セット、主力をコートに戻して勝機を伺うも、
2セットを連取したきんでんの勢いには及ばなかった
 
東京ヴェルディ 3(25-18、25-21、24-26、25-18)1 東京トヨペット
第1セット、東京ヴェルディは7連続得点で一気に流れを掴み、中村・道木・土屋の
力強いアタックで得点を重ねた。第2・第3セットは、東京トヨペットグリーンスパークルの
粘りに押され、また自責点も加わり追い込まれる場面もあったが、第4セットは
序盤の連続得点で主導権を取り戻し、東京トヨペットを退けた。試合を通して選手を多用し、
出場した選手もサービスエースを取るなど、その起用に応えた。東京トヨペットは
東京ヴェルディの多様な攻撃に苦しみながらも、ゲームが終わるまで、
喰らい付いていく姿勢を崩さなかった。第2・第3セットは、連続失点を抑えサイドアウトを確実に取り、
相手を苦しめる展開を作り出した。第3セットの終盤は、
ワンチャンスを確実に得点に結び付けてセットを奪取した
 
 
 
■ 第4週終了時点での順位
 
※消化した試合はチームにより違います。
 
01位 6勝0敗 得セット18 失セット04 つくば
02位 6勝0敗 得セット18 失セット05 大分三好
03位 7勝0敗 得セット21 失セット06 警視庁
04位 5勝1敗 得セット15 失セット05 富士通
05位 3勝3敗 得セット14 失セット13 東京ヴェルディ
06位 2勝4敗 得セット08 失セット13 きんでん
07位 1勝4敗 得セット06 失セット12 トヨタ自動車
08位 1勝4敗 得セット06 失セット14 兵庫
09位 1勝5敗 得セット07 失セット15 大同特殊鋼
10位 1勝6敗 得セット05 失セット18 近畿クラブ
11位 0勝6敗 得セット02 失セット18 東京トヨペット
 
 
 
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