1月2回目の更新です。
■ 2013/14 V・プレミアリーグ女子 バレーボール大会
■ 第3週=12月21日・22日
■ 12月21日の結果
パイオニア 3(25-18、25-22、25-23)0 NEC
※パイオニアのスタメン=WS服部-MB香野-S冨永-WSアレクサンドラ-MB森谷-OP浅津、L吉田
※NECのスタメン=WS内田-MB大野-OP白垣-WS都築-MB島村-S松浦、L鳥越
※戦評
前節初勝利をおさめ、ホームゲームで波に乗りたいパイオニアと、リーグ初勝利を目指すNECの一戦。
第1セットは香野、森谷のブロード攻撃がよく決まり、パイオニアが先取する。
続く第2セットも勢いそのままにパイオニアが連取する。
意地を見せたいNECは新加入のハナを先発させ、ボールを集め粘りをみせるものの、
第1セットは香野、森谷のブロード攻撃がよく決まり、パイオニアが先取する。
続く第2セットも勢いそのままにパイオニアが連取する。
意地を見せたいNECは新加入のハナを先発させ、ボールを集め粘りをみせるものの、
最後までパイオニアの高いブロックを打ち崩すことができず、
パイオニアがストレートで勝利し、前節からの連勝となった
東レ 3(25-21、22-25、25-22、25-20)1 トヨタ車体
※東レのスタメン=S中道-WS高田-MB二見-OP迫田-WSペーニャ-MB宮田、L小平
※トヨタ車体のスタメン=S藤田-WSカナニ-MB矢野-OP竹内-WS竹田-MB平松、L高橋
※戦評
雪が降りしきる山形大会は、互いに2勝2敗で迎え、どうしても勝ち越して新年を迎えたい
両チームの戦いとなり、気持ちの入った好ゲームとなった。
第1セットは東レアローズ中道とトヨタ車体クインシーズ藤田の巧みなトスワークから
繰り出すコンビバレーの応酬となり、両者譲らない手に汗握る展開となった。
終盤ペーニャの強烈なサーブで東レが抜け出すと、一気に流れを引きよせ先制した。
第2セットも、もつれたが、トヨタ車体平松の速攻とブロックでの活躍が光り、このセットを取り返し、
勝負は振り出しに戻った。しかし、第3、4セットは、前衛、後衛どちらからでも高い決定力のある
エース迫田を軸に東レらしい勢いのある攻撃が戻ると追いすがる
トヨタ車体を終始リードし、今季3勝目をあげた
岡山 3(25-22、25-21、25-19)0 JT
※岡山のスタメン=S宮下-WS福田-MB川島-OP佐々木侑-WS川畑-MB山口、L丸山
※JTのスタメン=S橋本-WS高橋-MB石川-OP早坂-WS石井-MB奥村、L横江
※戦評
上位4チームが一同に集まり、1試合目から大興奮の佐賀大会。
首位のJTと3位の岡山の戦いは、1セット目から一進一退のシーソーゲーム。
終盤、岡山山口のブロックポイントや福田の軟攻でリードし、1セット目を取った。
2セット目は、両チームともに粘り強いレシーブ、強弱をつけた攻撃で好ラリーを展開し、会場を沸かす。
2セット目は、両チームともに粘り強いレシーブ、強弱をつけた攻撃で好ラリーを展開し、会場を沸かす。
中盤以降JTのミスなどで岡山が主導権を握ると、最後は岡山宮下のブロックポイント、
佐々木(侑)の強打で2セット目を連取した。
2セット連取され後がないJTは、3セット目序盤からセッター橋本を中心に、
2セット連取され後がないJTは、3セット目序盤からセッター橋本を中心に、
多彩なコンビネーションで、流れを引き戻そうとするが、
岡山の固いディフェンスの前に、ポイントが奪えずに苦しいゲーム展開。
対する岡山は、山口、福田のテンポの良い攻撃が次々に決まり、
粘るJTをストレートで下し、連敗を2で止め、嬉しい3勝目をあげた
日立 3(28-26、20-25、25-27、25-20、16-14)2 久光製薬
※日立のスタメン=MB南-OP遠井-WS高橋-MBパオリーニ-S佐藤美弥-WS佐々木、L佐藤ありさ
※久光製薬のスタメン=S古藤-WS新鍋-MB岩坂-OP長岡-WS石田-MB平井、L筒井さやか
※戦評
地元佐賀で連勝を伸ばして、勢いに乗りたい久光製薬スプリングスと連敗をストップして、巻き返しを図りたい日立リヴァーレの一戦。
第1セット、日立がリベロ佐藤(あ)を中心に粘り強いバレーを展開し、得点を重ねる。
第1セット、日立がリベロ佐藤(あ)を中心に粘り強いバレーを展開し、得点を重ねる。
対する久光製薬は、持ち前の高さとパワーで対抗するも要所でミスが出て、
デュースの末に日立がこのセットを取る。
第2セット、接戦を制した勢いで、日立が序盤からリードを広げるが、久光製薬セッター狩野と野本の
第2セット、接戦を制した勢いで、日立が序盤からリードを広げるが、久光製薬セッター狩野と野本の
2枚替えが功を奏し、中盤で逆転に成功し、このセットを奪取。
第3セット、久光製薬ペースで試合が進むが、要所でのミスが響き、じわじわと追いつかれ、
第3セット、久光製薬ペースで試合が進むが、要所でのミスが響き、じわじわと追いつかれ、
終盤逆転を許してしまう。しかし、リベロ筒井(さ)のファインプレーや石田の強打で、
再逆転し、粘る日立を振り切った。
後がない日立は、第4セット、パオリーニにボールを集め、主導権を握ると
後がない日立は、第4セット、パオリーニにボールを集め、主導権を握ると
最後まで追いつかれることなく、このセットを取る。
第5セット序盤は、久光製薬が石田、野本の活躍でリードするが、コートチェンジ後、
第5セット序盤は、久光製薬が石田、野本の活躍でリードするが、コートチェンジ後、
日立が高橋、パオリーニの強打等で同点に追いつき、会場の熱気は最高潮を迎えた。
最後は日立佐々木のスパイクが決まり、熱戦に終止符を打ち、連敗を止めた
■ 12月22日の結果
NEC 3(25-18、25-23、25-21)0 トヨタ車体
※NECのスタメン=WS内田-MB大野-OP白垣-WS都築-MB島村-S松浦、L鳥越
※トヨタ車体のスタメン=S藤田-WSカナニ-MB矢野-OP山田-WS竹田-MB平松、L高橋
※戦評
勝って勝率を五分にしたいトヨタ車体クインシーズと初白星を目指すNECレッドロケッツの対戦。
第1セット立ち上がりNECは内田、大野のサーブでリズムをつかみ、
第1セット立ち上がりNECは内田、大野のサーブでリズムをつかみ、
トヨタ車体に8−1とリードし主導権を握った。
トヨタ車体のセンター攻撃にもブロックが冴え、要所で白垣のスパイクが決まって先取。
第2セット、NECは内田、都築のスパイクに加え、終盤ハナを投入し逃げ切った。
第3セット、トヨタ車体はレフトのカナニにボールを集め反撃するも、
第2セット、NECは内田、都築のスパイクに加え、終盤ハナを投入し逃げ切った。
第3セット、トヨタ車体はレフトのカナニにボールを集め反撃するも、
NECは、ミドルブロッカー大野のクイック、島村のライト攻撃が冴え、
最後は再びハナを投入し今季うれしい初勝利を収めた
東レ 3(22-25, 23-25, 25-17, 25-16, 15-11)2 パイオニア
※東レのスタメン=S中道-WS高田-MB二見-OP迫田-WSペーニャ-MB宮田、L小平
※パイオニアのスタメン=WS服部-MB香野-S冨永-WSアレクサンドラ-MB森谷-OP浅津、L吉田
※戦評
地元山形で連勝し、波に乗りたいパイオニアと現在3連勝中と勢いのある東レとの一戦。
第1セット、一進一退の攻撃の末、パイオニアが先制。続く第2セット、
序盤リードを許したパイオニアだったが、交代で入った林のサーブで一気に同点へ追いつき、
そのまま2-0と王手をかけた。後がなくなった東レだったが、
第3セットは迫田、第4セットはペーニャの高く強烈な攻撃によって、2セット連取する。
流れに乗った東レは、勢いそのままにパイオニアを圧倒し、勝利をおさめた
岡山 3(25-13、25-27、17-25、25-23、15-5)2 日立
※岡山のスタメン=-WS佐々木萌-MB川島-OP佐々木侑-WS川畑-MB関-S宮下、L丸山
※日立のスタメン=MB南-OP遠井-WS高橋-MBパオリーニ-S佐藤美弥-WS佐々木、L佐藤ありさ
※戦評
前日の勝利で、勢いに乗る岡山とフルセットの激闘を制し連勝を伸ばしたい日立の一戦。
第1セット、序盤から、岡山がセッター宮下を中心に、多彩な攻撃でペースを掴むと、
第1セット、序盤から、岡山がセッター宮下を中心に、多彩な攻撃でペースを掴むと、
危なげなくこのセットを取った。第2セットは中盤、岡山が関のブロック、佐々木(萌)の
スパイクでリードする。しかし終盤、日立が驚異的な粘りを見せ、デュースに持ち込み、
最後はパオリーニのブロックが決まり、逆転でこのセットを奪取した。
第3セット、日立のリベロ佐藤(あ)の気迫あるレシーブに会場が沸く。アタッカー陣も、
第3セット、日立のリベロ佐藤(あ)の気迫あるレシーブに会場が沸く。アタッカー陣も、
その気迫に応えるようにポイントを重ね、中盤以降追いつかれることなく、このセット取った。
第4セット、岡山は序盤から本来のリズムの良い攻撃で、リードを広げていくが、
第4セット、岡山は序盤から本来のリズムの良い攻撃で、リードを広げていくが、
またしても終盤に日立が粘りを見せる。遠井の連続ポイントで21点目で追いつくが、
最後は岡山が意地を見せ、このセットを取る。
第5セット、岡山は福田の強打で流れを引き寄せると、一度も主導権を渡すことなく、
第5セット、岡山は福田の強打で流れを引き寄せると、一度も主導権を渡すことなく、
このセットを取り、2連勝で今年の最後の試合を終えた
JT 3(25-22、18-25、15-25、25-21、16-14)2 久光製薬
※JTのスタメン=S橋本-WS高橋-MB石川-OP早坂-WS石井-MB奥村、L横江
※久光製薬のスタメン=S古藤-WS石田-MB水田-OP長岡-WS新鍋-MB平井、L筒井さやか
※戦評
ホーム最終戦を白星で飾りたい、久光製薬と、今シーズン初黒星を喫し、連敗は避けたいJTの一戦。
第1セット、一進一退の攻防が続くが、終盤に久光製薬が抜け出し、
第1セット、一進一退の攻防が続くが、終盤に久光製薬が抜け出し、
最後は古藤のツーアタックで、粘るJTを振り切った。
第2セット、JTは序盤から石川、高橋の活躍で主導権を握り、リードを広げ、危なげなくこのセットを取る。
第3セット、久光製薬は、スタートから石橋、シベレを投入する。
第2セット、JTは序盤から石川、高橋の活躍で主導権を握り、リードを広げ、危なげなくこのセットを取る。
第3セット、久光製薬は、スタートから石橋、シベレを投入する。
これが功を奏し、長岡、新鍋も要所でしっかり決め、このセットを奪い返す。
第4セット、JTセッター橋本のトスワークに、攻撃陣が躍動。
第4セット、JTセッター橋本のトスワークに、攻撃陣が躍動。
対する久光製薬も終盤粘るが及ばず、このセットを失った。
第5セット、お互いの持ち味を十分に発揮し、長いラリーの応酬に、満員の会場もヒートアップ。
第5セット、お互いの持ち味を十分に発揮し、長いラリーの応酬に、満員の会場もヒートアップ。
序盤、JTは、石井のブロック、強打でリードする。コートチャンジ後、久光製薬が、
石橋のブロック、石田の強打とブロックで怒涛の追い上げを見せ、
デュースに持ち込むが、JTの粘りの前に一歩及ばず。JTは、一敗を守り首位をキープした
■ 第3週終了時点での順位
1位 5勝1敗 得セット15 失セット12 セット率1.250 JT
2位 4勝2敗 得セット16 失セット09 セット率1.778 岡山
3位 4勝2敗 得セット14 失セット13 セット率1.077 東レ
4位 3勝3敗 得セット15 失セット13 セット率1.154 久光製薬
5位 3勝3敗 得セット13 失セット12 セット率1.083 日立
6位 2勝4敗 得セット10 失セット13 セット率0.769 パイオニア
7位 2勝4敗 得セット09 失セット14 セット率0.643 トヨタ車体
8位 1勝5敗 得セット09 失セット15 セット率0.600 NEC
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