■ 2013/14 V・プレミアリーグ女子 バレーボール大会
■ 第2週=12月7日・8日
■ 12月7日の結果
トヨタ車体 3(27-25、25-20、25-22)0 日立
※戦評
第1セット、江畑を中心に序盤からリードを広げる日立だったが、中盤トヨタ車体が
平松のブロックから流れを引き寄せ同点に追いつき一進一退の攻防が続く。
ゲームはデュースまでもつれるが、最後はトヨタ車体が持ち味である粘り強いバレーで
日立を押しきり、トヨタ車体がセットを取った。
第2セット、勢いに乗るトヨタ車体は粘りのレシーブから竹田、カナニのスパイクを
第2セット、勢いに乗るトヨタ車体は粘りのレシーブから竹田、カナニのスパイクを
中心に得点を重ね、日立を引き離し連取した。
第3セット、日立はスタートからセッターに永松を起用しコンビバレーを展開。
第3セット、日立はスタートからセッターに永松を起用しコンビバレーを展開。
勢いに乗るトヨタ車体を苦しめるが、最後はトヨタ車体の粘り強いバレーが圧倒し、
トヨタ車体がこのゲームを制した。
JT 3(23-25、25-21、25-18、21-25、15-11)2 パイオニア
※戦評
JTマーヴェラスが開幕3連勝を飾った。しかし,最後までパイオニアに苦しめられての勝利であった。
勝利の原動力は,まずはミドルブロッカー石川の攻撃力とブロック力,
勝利の原動力は,まずはミドルブロッカー石川の攻撃力とブロック力,
次にレフトサイドの石井と高橋,さらにミドルブロッカー奥村の活躍であった。
0−1で迎えた2セット目,序盤に石川がバックアタックを1枚で止めると,チームに元気がみなぎった。
0−1で迎えた2セット目,序盤に石川がバックアタックを1枚で止めると,チームに元気がみなぎった。
石川は7〜9点目を1人で取り,流れをJTに持ってきた。さらにその後2本のブロックを決めた。
3セット目は,序盤から中盤にかけてJTの得点のほとんどを高橋と奥村のアタックポイントで奪った。
この2人の新人らしからぬ活躍は最終セットも止まらず,奥村がブロード攻撃で得点を取れば,
高橋は7−7から貴重なサービスエースを決めた。14点目も奥村が相手のレフトをブロックで止めると,
15点目は高橋がレフトからの強打で奪い取った。
パイオニアも服部(晃),冨永,三橋らの活躍で大いに健闘した。しかし,5セット目の中盤,
パイオニアも服部(晃),冨永,三橋らの活躍で大いに健闘した。しかし,5セット目の中盤,
長いラリーで勝負を避けるような攻撃が見られ,難しいトスでも果敢に強打したJTとの
わずかな差が,この試合の勝敗の分かれ目になった。
久光製薬 3(25-21、10-25、25-12、19-25、15-11)2 岡山
※戦評
第1セット序盤、安定したサーブレシーブからの多彩なコンビバレーで岡山がペースをつかむ。
中盤から久光製薬のブロックが機能し、流れを引き寄せる。
岡山もくいさがるものの、最後は久光製薬、石井の力強いスパイクでセットをものにした。
第2セット序盤、久光製薬のスパイクミスが目立った。一方岡山はブロックとレシーブが
第2セット序盤、久光製薬のスパイクミスが目立った。一方岡山はブロックとレシーブが
かみ合い好スタートを切る。終始岡山ペースでゲームが進み、安定したつなぎで久光製薬を圧倒した。
第3セット、久光製薬は力強い強打などで2セット目とは全く逆の展開で終始ペースをつかむ。
第3セット、久光製薬は力強い強打などで2セット目とは全く逆の展開で終始ペースをつかむ。
最後も石井の2本連続のブロックでセットを奪った。
第4セット、粘り強いブロックとレシーブから両サイドへの速い攻撃そしてバックアタックを絡めた
第4セット、粘り強いブロックとレシーブから両サイドへの速い攻撃そしてバックアタックを絡めた
多彩な攻撃で、岡山が流れにのる。一方久光製薬もキャプテン石田のスパイク、
新鍋のライト攻撃で粘るが、岡山がクイック、軟打を織り交ぜた攻撃で逃げきった。
第5セット最終セット、序盤より両チームすばらしいレシーブから好プレーが続いた。
第5セット最終セット、序盤より両チームすばらしいレシーブから好プレーが続いた。
中盤、岡山のスパイクミスが続きスプリングスが先行する。最後はセッター古藤のブロック、
石井のスパイク、フェイントでゲームを決めた。
東レ 3(24-26、25-21、19-25、26-24、15-5)2 NEC
※戦評
第1セット序盤はお互い譲らず、中盤2点ビハインドのNECはピンチサーバーに近江を投入し追いつく。
東レ20-19からハナの連続サーブポイントで2点リードしたが、NEC大野のサーブに崩され
緊迫した第1セットを先取した。第2セット、このセット東レのサーブミスが目立ちNEC新加入ハナの
バックアタックが決まりだす。東レはセッターを田代に代え攻撃の流れを変える。
最後は迫田のレフトスパイクで第2セットを奪い返した。
第3セット、東レはスタメンからセッターを田代で臨んだ。両チームとも粘りあるラリーが続くが
第3セット、東レはスタメンからセッターを田代で臨んだ。両チームとも粘りあるラリーが続くが
決定力で上回ったNECが25-19で第3セットを奪い返し、セットカウント2-1と大手をかけた。
第4セット、NECはこの試合始めて近江をスタートメンバーとし、東レも中道を先発セッターに起用した。
第4セット、NECはこの試合始めて近江をスタートメンバーとし、東レも中道を先発セッターに起用した。
終盤3点リードしたNECは24-21でこのゲームのマッチポイントを迎えた。
最後は迫田の3本連続スパイクで東レが26-24と逆転勝ちした。
最終第5セット、東レは一方的なゲーム展開で15-5で最終セットを奪い、
最終第5セット、東レは一方的なゲーム展開で15-5で最終セットを奪い、
セットカウント3-2で東レが今季初勝利をホームゲームで飾った。
■ 12月8日の結果
パイオニア 3(25-22、25-23、19-25、29-27)1 トヨタ車体
※戦評
となった。しかし終盤20-21の場面からパイオニアがアレクサンドラの
連続サービスエースで勢いに乗りセットを奪う。
第2セットもパイオニアがアレクサンドラの大活躍で終始主導権を握る展開となった。
第2セットもパイオニアがアレクサンドラの大活躍で終始主導権を握る展開となった。
終盤トヨタ車体が23-23と追いつくが、勢いの乗るアレクサンドラを止めることができず、
パイオニアがセットを連取する。
第3セットはトヨタ車体が藤田,山田のサービスエースでリズムに乗りリードする展開となった。
第3セットはトヨタ車体が藤田,山田のサービスエースでリズムに乗りリードする展開となった。
パイオニアは三橋,横田を投入しリズムを変えるが反撃も及ばず25-19でトヨタ車体がセットを奪う。
第4セットはお互いにコンビバレーを展開し一進一退の攻防が続きデュースまで持ち込まれる。最後はパイオニア森谷のブロックが決まりセットカウント3-1でパイオニアが今シーズン初勝利を飾った。
第4セットはお互いにコンビバレーを展開し一進一退の攻防が続きデュースまで持ち込まれる。最後はパイオニア森谷のブロックが決まりセットカウント3-1でパイオニアが今シーズン初勝利を飾った。
JT 3(25-21、20-25、22-25、25-20、15-11)2 日立
※戦評
第1セット、JT高橋のスパイク、サーブと要所でのブロックで日立に流れを渡さずセットを奪う。
第2セット、中盤までシーソーゲームとなるが、13-13の場面から日立が南の連続ブロックポイントで
第2セット、中盤までシーソーゲームとなるが、13-13の場面から日立が南の連続ブロックポイントで
抜け出す。JTも位田を投入し反撃するが日立の勢いは止められずセットカウント1-1となる。
第3セット、日立のブロックとレシーブがかみ合い日立ペースで進む。JTも巻き返しをはかるが
第3セット、日立のブロックとレシーブがかみ合い日立ペースで進む。JTも巻き返しをはかるが
日立のブロックを破ることができず日立がセットを連取した。
第4セット、JTは高橋・奥村を中心に多彩なコンビバレーを見せ3セット目とは
第4セット、JTは高橋・奥村を中心に多彩なコンビバレーを見せ3セット目とは
全く逆の展開で終始ペースをつかみ、セットカウントを2-2とした。
最終セット、序盤から両チームともすばらしいレシーブからの好プレーを連発し、終盤まで
最終セット、序盤から両チームともすばらしいレシーブからの好プレーを連発し、終盤まで
シーソーゲームとなった。最後は、JT石井・奥村のスパイクでゲームを決め、開幕から4連勝となった。
久光製薬 3(17-25、20-25、25-17、25-23、15-8)2 NEC
※戦評
第1セット、序盤からNECは連続で得点し、焦りからか久光製薬はスパイクミスを連発。
一方でNECは着実に得点を積み重ねる。そのままの流れで逃げきった。
第2セット、久光製薬は、サーブミスから始まるなど悪いムードを断ち切れず、
第2セット、久光製薬は、サーブミスから始まるなど悪いムードを断ち切れず、
またもやNECに序盤からリードを許す。そこからブロックポイントやNECのスパイクミスなどで
中盤に追いつくも、NECの堅実で粘りのレシーブからの攻撃などでジリジリと点差を広げられ、
そのままこのセットを失う。
第3セット、両者とも互いに譲らず一進一退の攻防を繰り広げる。
第3セット、両者とも互いに譲らず一進一退の攻防を繰り広げる。
2回目のテクニカルタイムアウトの後は久光製薬のスパイクやブロックが決まり、
一気にNECをたたみかけてこのセットをものにした。
第4セット、このセットも序盤は一進一退の攻防が繰り広げられたが、
第4セット、このセットも序盤は一進一退の攻防が繰り広げられたが、
最後は久光製薬のスパイクが決まり、両チームにとって
2日続けてのフルセットに勝負の行方は持ち越される。
第5セット、このセットも序盤はどちらが勝つかわからない展開であったが、
第5セット、このセットも序盤はどちらが勝つかわからない展開であったが、
久光製薬、岩坂のブロックが冴えて、フルセットのゲームをものにした
東レ 3(20-25、25-21、12-25、25-21、17-15)2 岡山
※戦評
昨日フルセットの激闘を制し、初勝利をあげた東レ対フルセットの末敗れ、
連勝がストップした岡山シーガルズの対戦となった。
岡山は、粘り強いレシーブから、川島・山口・佐々木侑などの速攻、移動攻撃と
岡山は、粘り強いレシーブから、川島・山口・佐々木侑などの速攻、移動攻撃と
多彩な攻めで試合を有意に進める。対する東レは迫田・高田・ペーニャヨンカイラなどの
高さのある攻撃に宮田の移動攻撃を絡めて対抗する。
お互いの持ち味が出たこの試合は、両チームとも昨日に続くフルセットとなった。
最終セットも、一進一退の攻防が続いた。デュースにまでもつれ込んだこの試合、
お互いの持ち味が出たこの試合は、両チームとも昨日に続くフルセットとなった。
最終セットも、一進一退の攻防が続いた。デュースにまでもつれ込んだこの試合、
最後は迫田の強打が決まり、東レがフルセットを制し、ホームゲームを連勝で飾った
■ 第2週終了時点での順位
1位 4勝0敗 JT
2位 3勝1敗 久光製薬
3位 2勝2敗 得セット10 失セット7 セット率0.700 岡山
4位 2勝2敗 得セット8 失セット7 セット率1.143 日立
5位 2勝2敗 得セット8 失セット8 セット率1.000 トヨタ車体
6位 2勝2敗 得セット8 失セット10 セット率0.800 東レ
7位 1勝3敗 パイオニア
8位 0勝4敗 NEC
にほんブログ村のバレーボールのカテゴリに登録しております。
もし良かったら、1日1クリックお願いします → https://sports.blogmura.com/volley/