■ 大会名 : 第6回FIVBワールドグランドチャンピオンズカップ女子バレーボール大会2013
 
 
■ 会場 : 11/12・11/13 名古屋日本ガイシホール
         11/15・11/16・11/17 東京体育館
 
 
■ 大会最終日の結果です。
 
 
アメリカ 3(25-14、25-16、21-25、25-18)1 ドミニカ
 
やはりミスが多かったドミニカが負けたものの、攻撃が爆発するとアメリカでも止められない!
 
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 デラクルスの強烈なスパイク
 
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アメリカもグラスを中心に懸命に繋いだ
 
 
 タイ 3(18-25、25-22、25-21、25-23)1 ロシア
 
タイのエースのオヌマーが大爆発。
そして、ロシアとタイのブロック決定本数が同じという状況に・・・。
平均身長ではロシアがタイを10センチ以上上回るのに・・・
 
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ロシアのミドルのモロゾワのブロック
 
 
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タイのプルームジットのブロード攻撃
 
  
ブラジル 3(29-27、25-14、25-18)0 日本
 
※日本のスタメン=WS木村-S中道-MB岩坂-WS新鍋-OP石井-WS迫田、L佐藤
 
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新鍋がブラジルのブロックに苦しんだ
 
 
※個人的な感想
日本はストレート負けとなりました。
ただ、来年の世界選手権の予選のグループ分けがあるので
3位になったのは、良かったな~と思います。
ただ、ただ、やはり1セット目の中盤から終盤の連続失点は、
とても痛いな~と思います。24-22の場面で打っても打っても決まらない。
あとは、中道が1本目拾って、更に佐藤と木村がトスに行けない時の
他の選手の繋ぎ、特にトスの精度が悪いな~と思いました。
1本決まるか決まらないか、トスに左右される部分もありますしね~。
あと、新鍋選手がトスを呼んでいないように見えて・・・もう少し積極的に打っても良いのかな?
采配も微妙でした。攻撃が決まらなくて、セッター中道から永松に選手交代という場面。
永松のトス自体は悪くないのですが、テンポが中道に近かったので、結局・・・。
迫田が止められて長岡に代わります。もうバックアタック捨てちゃう?・・・みたいな状態。
そして、新鍋が決まらないために近江を投入。近江の方が前衛は苦しいのに・・・。
ブロックは良いけどクイックに入れない岩坂から大竹が入ります。その大竹も、打っても決まらず・・・。
守備も良い石井が決まらず、守備の出来ない江畑を投入。
江畑も腰の状態が悪いのに・・・スパイクフォーム見ても、わかるやん!!
も~、非常に繋ぎが雑に・・・雑なチームになってしまいます。
とても身長が低いチームに思えない・・・笑。酷すぎましたね。はあ・・・・。
 
 
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ファビアナのブロード
 
※戦評
第1セット、ブラジルのナタリアに先取点を決められた日本だが、直後に新鍋がレフトから得点を決めた。
続けて石井がレフトから、岩坂がブロック、さらに中道がサービスエースとなどと活躍し
6連続得点を挙げると、6-1とリードを作った。その後、ブラジルはフェルナンダらが得点を挙げたが、
迫田がブロックを決めて8-4、1回目のテクニカルタイムアウトを日本のリードで迎えた。
その後の日本は、得点するものの連続得点は奪えなかったが、11-9から新鍋がスパイクで連続得点。
さらに今大会好調の石井が15、16点目を奪い、16-12として2回目のTTOに突入した。
TTO明けのプレーで、ブラジルのフェルナンダにレフトからスパイクを打たれたが、これを日本がブロック。
たまらずブラジルは2回目のタイムアウトを要求した。ここを境にブラジルに連続得点を決められ、
徐々に点差が詰まっていった。18-18となったところで、日本は2回目のタイムアウトを取った。
その後は、サイドアウトを奪い合う展開となったが、22-22としたところで石井が値千金の得点。
続くプレーで相手のミスから得点し、先に日本がセットポイントを握った。しかしここで決めることはできず。
逆にブラジルはシェイラやファビアナらが着実に得点。ブラジルにセットポイントを握られたが、
またも石井の得点で凌ぐと日本が再度セットポイントを握った。しかしこれを決めきれず。
最後はその石井のアタックがアウトとなり、27-29で第1セットを奪われた。
第2セット、岩坂のクイックで先取点を奪った日本だが、連続ミスとブラジルの連続ブロックで1-4とされ、
1回目のTTOを取った。その後、日本は佐藤と中道を中心に得意のディフェンスで粘ってリズムを作ると、
石井、木村らの活躍で3連続得点。6-8と僅差で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えたものの、
タイムアウト明けにブラジルの連続ブロックを受けた。ここで日本は2回目のタイムアウトを取ったものの、
それでも流れを変えることはできず。5連続失点を喫し6-12と大きくリードを広げられてしまった。
その後日本は、石井のサーブを足がかりに3連続得点など何とか点差を詰めて、2回目のTTOは
11-16で迎えた。タイムアウト明け、ブラジルにフェルナンダを軸に連続得点を許すと、
日本はあまりに痛い7連続失点を喫した。途中出場の近江、大竹らが得点を奪い反撃したが、
ブラジルに追い付くには至らず。14-25で第2セットも落とした。
第3セット、日本は江畑、長岡、近江、大竹をスタートから投入。江畑、長岡、近江が早速得点したものの、
ブラジルは序盤に3連続得点。5-8で1回目のTTOを迎えた。その後は両チームがサイドアウトを
取り合う展開となったが、9-12から、江畑がスパイクやサービスエースを決めるなどで
3連続得点を挙げて同点に追い付いた。しかし、15-15としたところで江畑のスパイクはアウトとなり、
ブラジルの1点リードで2回目のテクニカルタイムアウトに突入。その後、連続失点を喫して16-20。
ここで2回目のタイムアウトを要求した。その後、江畑が2本のスパイクを決めて会場を盛り上げたものの、
最後は日本のアタックがアウトとなり、万事休す。第3セットを18-25でブラジルに奪われ、
ストレート負けを喫した 
 
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■ 最終順位
 
1位 勝ち点15 5勝0敗 得セット15 失セット2  ブラジル
2位 勝ち点10 4勝1敗 得セット12 失セット9  アメリカ
3位 勝ち点9 3勝2敗 得セット10 失セット7  日本
4位 勝ち点4 1勝4敗 得セット8 失セット13  ロシア
5位 勝ち点4 1勝4敗 得セット5 失セット13  タイ
6位 勝ち点3 1勝4敗 得セット6 失セット12  ドミニカ共和国
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               日本はグラチャンでは、2001年大会以来の銅メダル獲得


■ 個人賞
MVP: ファビアナ(ブラジル)
ベストアウトサイドスパイカー: 迫田さおり(日本)
ベストアウトサイドスパイカー2: オヌマー(タイ)
ベストミドルブロッカー1: モロゾワ(ロシア)
ベストミドルブロッカー2: プルームジット(タイ)
ベストオポジットスパイカー: マンブル(ドミニカ共和国)
ベストセッター: 中道 瞳 (日本)
ベストリベロ: 佐藤 あり紗 (日本)
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個人賞受賞の選手たち。
左から迫田、佐藤、マンブル、中道、モロゾワ、プルームジット、ファビアナ
 
 
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中道は、ベストセッターランキングで1位だった(ランニングセットして、1セット平均に、どれだけアタッカーがスパイク決めたか・・・の本数)
 
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リベロの佐藤は、ディグのセット平均の本数が大会ナンバー1だった!
 
 
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迫田のアタック決定率が大会ナンバー1だった!
 
 
 
※写真は、FIVBより。
 
※戦評は日本バレーボール協会より
 
   
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