■ V・チャレンジリーグ女子 2012/2013 第13週結果
 
 
 
■ 第13週1日目=3月16日(土)
 
KUROBE 3(25-22、25-21、25-18)0 柏
第1セット、両チームともフェイントを絡めた攻撃で点を取り合うが、
柏の伊藤の連続ブロック、石橋のサービスエースで13−7と先行。
KUROBEは菅野のブロック、ライト攻撃で得点を重ね14−15とし、
更に2枚換えで入った松浦のサービスエース、村上のライト攻撃で逆転。
色摩のレフト攻撃で得点を重ね25−22で1セット先取。
第2セットも柏は相手ブロックを利用した攻撃で中盤まで先行するが、
KUROBEは村上のブロックで9−9とし、伊藤、色摩のレフト、菅野のライト攻撃、
村上のブロックで得点を重ね、25−21で2セット連取。
第3セットは、KUROBEが古屋のブロック、伊藤、村上のスパイクで先行。
柏は伊藤のサービスエースで12−13と逆転するも、村上、色摩のブロック、
伊藤のサービスエースでKUROBEが一気に試合の流れを掴み、
最後は菅野のブロックでKUROBEが勝利し
 
日立 3(25-11、25-13、25-13)0 GSS
日立のサーブで始まった第1セット、ドリスのブロックが決まり先取点。
GSS長岡のスパイクが決まり、序盤は点の取り合いになったが徐々に点が開き、
第1セット25−11で日立が先取した。
第2セットは日立の若手高橋、川村の活躍で終始リードし、25−13で連取した。
第3セットは日立ドリスのブロック、スパイクが決まり出し、リードをしたまま終盤を迎えた。GSSもスパイクを
決め反撃に講じるが日立の高さにかなわなかった。25−13で日立が勝利した。
 
大野石油 3(17-25、25-18、25-19)1 JAぎふ
第1セットは序盤から、JAぎふが樋口(美)のブロード攻撃、大西の強打でポイントを重ね、
一度も追いつかれることなくこのセットを奪う。
第2セットは大野石油がテンポの良い攻撃でリードを広げる展開。
中盤JAぎふも粘りを見せたが、大野石油田中が要所で決め、粘るJAぎふを振り切った。
第3、第4セットも大野石油が終始JAぎふを圧倒。エース田中を中心に矢山、吉安が
多彩な攻撃でJAぎふのブロック陣に的を絞らせない。
第2セット以降は一度も主導権を渡すことなく、大野石油がこの試合に勝利し、
チャレンジリーグ加入後初の3位を確定させた
 
熊本 3(23-25、19-25、25-15、25-23、15-10)2 仙台
 第1セット序盤から福田の強打などで熊本がリードを広げるも、
中盤以降は仙台の高いブロックに苦しみ逆転でこのセットを奪われる。
第2セットは両チームとも粘り強い好ラリーで、一進一退の攻防が続くが、
終盤仙台が上村のブロックで主導権を握ると、そのまま連続ポイントを重ね、仙台が連取した。
後がない熊本は、第3セット序盤からリベロ久保が好レシーブを連発し、チームを鼓舞する。
それに大熊、福田ら攻撃陣が応え、リードを広げていく。対する仙台は、雨堤、王の
高さある攻撃で対抗するが、勢いに乗った熊本の流れを止められず、このセットを失った。
第4セットも熊本の拾ってつなぐ全員バレーの前になかなか主導権を握れない仙台。
一方熊本は、大熊、矢城らが要所でポイントを重ねこのセットも熊本が連取した。
第5セットは3、4セットを連取して勢いに乗った熊本が、序盤からリードする。
仙台は王にボールを集め高い打点から熊本コートに強打を打ち込んでいくも、
熊本の硬いディフェンスの前に反撃の糸口を掴めない。
最後は熊本攻撃陣が気迫ある攻撃で粘る仙台を振り切り熊本が大接戦をものにした
 
 
 
■ 3月17日(日)
 
日立 3(25-10、25-15、25-19)0 PFU
日立はドリスのセンターからの速攻やブロード攻撃を中心に試合を展開。
着実に得点を積み重ね、終始安定した戦いぶりで第1セットを奪取した。
第2セット、日立は遠井・永松らのサーブで相手のサーブレシーブを崩し、
優位に試合を進める。一方、PFUも清水・川上がサイドからの攻撃で反撃をするが
及ばず、日立が連取した。第3セットは終盤まで一進一退の攻防となった。
日立の高橋がレフトから強烈なスパイクを決めると、PFUは川上がバックアタックで応戦。
しかし、終盤江畑が一枚ブロックを決めると、流れは日立へ。PFUも最後まで
気迫のこもったプレーを見せたが、終始粘り強いレシーブから攻撃につなげた日立が抜け出し、
最後は永松がサービスエースを決め、最終戦にストレートで勝利した
 
上尾 3(34-32、25-10、25-18)0 柏
第1セット、序盤から激しい攻防が続き、3−6で上尾がタイムアウト終盤まで
柏がリードしていたが21−21で上尾が追いついた。
24−24からシーソーゲームが続き、上尾が34-32で取った。
第2セット、序盤から上尾の攻撃が決まり出し、一方的な展開を見せ、
第1セットの柏のプレーが無くなり上尾がセットを連取した。
第3セットは、スタートから上尾の攻撃が優位に決まり序盤からリードした。
柏も粘りを見せ反撃を仕掛けるが、最後ウスティメンコの高いスパイクが決まり、ゲームセット。
上尾がこの試合に勝利し、リーグを制した
 
KUROBE 3(25-14、25-20、25-19)0 GSS
第1セット、出だしからKUROBEの色摩のアタックなどで4点のリードを奪う。
GSSも長岡のアタックなどで9-11と互角の戦いになる。
中盤からKUROBEのアタック、ブロックが決まりだし25-14とKUROBEが先取した。
第2セットは序盤からKUROBE色摩とGSS菊池のアタックで互角の戦いになる。
中盤KUROBEもリードをするがGSSも追いあげ、20-18。
最後はKUROBEのアタック、ブロックが決まり連取した。
第3セット序盤、KUROBEのアタック、ブロックが決まり6-1とリード。
中盤からGSSのレシーブが良くなりシーソーゲームとなる。
終盤も互角の戦いだったが、序盤のリードが物をいいKUROBEの勝利となった
 
大野石油 3(25-16、25-12、25-22)0 仙台
第1セットは序盤から均衡状態が続いたが、中盤から大野石油の
田中、吉安の安定した活躍でリードを広げ、そのまま危なげなく1セット目を取った。
反撃の糸口を見出したい仙台であったが、第2、3セットともに大野石油セッター村尾の
トスワークの前に、ディフェンス面で精彩を欠き、雨堤、王の高さある攻撃陣が
本来の力を発揮できなかった。第3セット終盤中野、渡邉(愛)らが意地を見せ、
追い上げを見せるが、後一歩届かずこの試合を落とした。一方の大野石油は
最後まで集中力を切らすことなく、田中に加え、ミドルブロッカー大楠、矢山らを絡めた
テンポの良い攻撃で着実にポイントを重ね、最終戦を勝利で飾った。
 
熊本 3(12-25、25-21、25-21、25-18)1 JAぎふ
第1セット序盤からJAぎふの多彩な攻撃の前に、持ち前の粘り強さを発揮できず、
このセットを落とす。巻き返しを図りたい熊本は第2セットは福田、川口にボールを集め、
中盤逆転に成功しこのセットを奪う。対するJAぎふは第3セット湯川、樋口らセンター線が
強打・ブロックにと活躍を見せるが、熊本のサーブに苦しめられ、
本来のコンビバレーを封じられこのセットを落とす。第4セット熊本は中盤から、
大熊の2本連続ブロックポイントや川口の強打で主導権を握りリードを広げる。
JAぎふもリベロ森岡を中心に粘りを見せたが及ばず、熊本が2連勝で今シーズンを締めくくった
 
 
 
■ 最終週=第13週終了時点での順位
 
1位 上尾 17勝1敗 得セット52、失セット7
2位 日立 17勝1敗 得セット51、失セット8
3位 大野石油 13勝5敗 得セット43、失セット20
4位 PFU 10勝8敗 得セット37、失セット27
5位 KUROBE 9勝9敗 得セット35、失セット35
6位 仙台 8勝10敗 得セット28、失セット36
7位 JAぎふ 6勝12敗 得セット28、失セット39
8位 柏 6勝12敗 得セット21、失セット42
9位 熊本 4勝14敗 得セット18、失セット45
10位 GSS 0勝18敗 得セット00、失セット54
 
※チャレンジ1位の上尾がプレミア8位のパイオニアとチャレンジマッチ(入れ替え戦)へ
 
※チャレンジ2位の日立がプレミア7位のデンソーとチャレンジマッチ(入れ替え戦)へ
 
 
 
 
 
■ 個人賞
 
MVP : ウスティメンコオレーナ(上尾メディックス) 初受賞
敢闘賞 : 高橋沙織(日立リヴァーレ) 初受賞
新人賞 : 吉村志穂(上尾メディックス)
得点王 : 田中涼子(大野石油) 初受賞
スパイク賞 : ドリスジェニファー(日立リヴァーレ) 初受賞
ブロック賞 : ドリスジェニファー(日立リヴァーレ) 初受賞
サーブ賞 : ウスティメンコオレーナ(上尾メディックス) 初受賞
サーブレシーブ賞 : 佐藤あり紗(日立リヴァーレ) 初受賞
 
 
 
 
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