■ V・プレミアリーグ女子 2012/2013 第11週
■ 1日目:3月2日(土)
NEC 3(25-15、25-15、19-25、23-25、15-9)2 JT
※NECのスタメン=WS近江-MB大野-OPイエリズ-WS内田-MB島村-S松浦、L鳥越
※JTのスタメン=WS吉澤-MB石川-OP谷口-WSヤネヴァ-MB大友-S山口、L井上
※戦評
1セット目序盤、JTはヤネヴァのアタックや大友のブロックでリードしたが、
NECは中盤から粘りのあるレシーブと近江とイエリズの緩急をつけたアタックで得点を重ね、
このセットを先取した。2セット目、リズムに乗りたいJTは、石井の速い攻撃などで応戦するが、
勢いに勝るNECは、島村やイエリズの力強いアタックやサーブが効果的に決まり、
着実にポイントを重ね連取した。3セット目、リズムを取り戻したいJTは、
石井と吉澤にボールを集め得点を重ねた。一進一退の攻防が終盤まで続いたが、
驚異の粘りを見せ一気に流れを引き寄せたJTが
8連続ポイントをあげ逆転し、このセットを取り返した。
4セット目、序盤から両チームともに一歩も譲らず、白熱したものになった。
4セット目、序盤から両チームともに一歩も譲らず、白熱したものになった。
終盤、谷口のブロックなどで3連続ポイントをあげたJTは緊迫した大接戦をものにした。
5セット目、勢いに乗ったJTは、谷口と石井にボールを集め得点を重ねたが、
5セット目、勢いに乗ったJTは、谷口と石井にボールを集め得点を重ねたが、
大事な場面でミスが続き、最後まで粘りを見せたが、地力に勝るNECが、この試合を制した
岡山 3(25-19、25-21、25-16)0 デンソー
※岡山のスタメン=WS福田-MB川島-OP佐々木-WS栗原-MB関-S宮下、L丸山
※デンソーのスタメン=WS鈴木-MB井上奈-OPイヴァナ-WS鍋谷-MB井上香-S熊谷、L真柴
※戦評
1セット目、デンソーはイヴァナや井上(香)が大切な場面で得点するが、
岡山は持ち前の粘りのレシーブからのコンビバレーで着実に得点を重ねて先行し、
このセットをものにした。 2セット目、終盤まで点の取り合いとなった。
リズムに乗りたいデンソーは、要所要所でイヴァナの強烈なアタックで反撃したが、
岡山は重要な場面で佐々木(侑)のアタックが効果的に決まり、
長いラリーを制するなど、そのままリズムに乗って、このセットを制した。
3セット目、何とか一矢を報いたいデンソーであったが、
3セット目、何とか一矢を報いたいデンソーであったが、
イヴァナや鍋谷のアタックで応戦するが攻撃が単調になった。
そのため、岡山のレシーブも大きく乱れることなく、大事な場面では、
山口や佐々木(萌)の巧みなアタックが決まり、地元の大声援を一身に受け、
一気に流れに乗った岡山が粘るデンソーを振り切り勝利した。
久光製薬 3(31-29、25-17、25-18)0 パイオニア
※久光のスタメン=S古藤-WS新鍋-MB岩坂-OP長岡-WS石井-MB平井、L座安
※パイオニアのスタメン=S横田-WSスタエレンス-MB森谷-OP浅津-WS三橋-MB香野、L吉田
※戦評
第1セット中盤パイオニアのスタエレンスを中心に攻撃しリードを奪うが、
久光製薬の石井と長岡の活躍で追いつき、ジュースにもつれ込み、
最後は石井のスパイクが決まり大逆転を見せた。
第2セット、1セット目を奪った勢いそのままに久光製薬が安定したサーブレシーブから
第2セット、1セット目を奪った勢いそのままに久光製薬が安定したサーブレシーブから
多彩な攻撃からセットを連取した。第3セット、何とかセットを奪いたいパイオニアは、
序盤粘り強く守っていたが、中盤、久光製薬の長岡のサービスエースから勝利をものにした
東レ 3(25-11、24-26、25-19、25-17)1 トヨタ車体
※東レのスタメン=S中道-WS高田-MB宮田-OP迫田-WS小平-MB荒木、L濱口
※トヨタ車体のスタメン=S藤田-WSカナニ-MB衛藤-OP 眞-WS竹田-MB矢野、L梶原
※戦評
第1セット、東レは中道の多彩なトス回しに、地元の声援に応え躍動する
高田のスパイクが冴えわたり、序盤の6連続ポイントを守りセットをものにした。
第2セットは序盤から東レペースでゲームは進んだが、
第2セットは序盤から東レペースでゲームは進んだが、
終盤粘りを見せたトヨタ車体が追いつき、星野のサービスエースで逆転し
カナニのスパイクでセットをものにした。
第3セット、東レが、攻守にわたり危なげない試合運びでトヨタ車体を寄せ付けなかった。
第4セット、中盤まで一進一退の攻防を繰り広げたが、東レ高田のスパイク、ブロックにより
第3セット、東レが、攻守にわたり危なげない試合運びでトヨタ車体を寄せ付けなかった。
第4セット、中盤まで一進一退の攻防を繰り広げたが、東レ高田のスパイク、ブロックにより
6連続ポイントで一気に引き離した。トヨタ車体も速攻などで詰め寄ったが、
最後は東レ迫田の活躍により勝利をものにした
■ 2日目:3月3日(日)
NEC 3(25-15、25-14、25-19)0 デンソー
※NECのスタメン=WS近江-MB大野-OPイエリズ-WS内田-MB島村-S松浦、L鳥越
※デンソーのスタメン=WS石井-MB井上奈-OPイヴァナ-WS鍋谷-MB井上香-S熊谷、L真柴
※戦評
第1セット、序盤は一進一退の攻防が続いたが、粘りのレシーブからNECが流れをつかんだ。
中盤以降はイエリズを中心とした多彩な攻撃で、一方的な展開となり、第1セットをNECがものにした。
第2セットの中盤、デンソーエアリービーズは流れを変えるため、泉岡を投入するも、
第2セットの中盤、デンソーエアリービーズは流れを変えるため、泉岡を投入するも、
重要な場面でNECのブロックが決まり、NECが終始リードする展開で第2セットも制した。
第3セット、一矢を報いたいデンソーはイヴァナの強烈なスパイクなどで、
第3セット、一矢を報いたいデンソーはイヴァナの強烈なスパイクなどで、
随所に粘りを見せたが、ここまでのNECの勢いを止めることができず、
NECが着実にポイントを重ねて完勝した
JT 3(25-18、25-16、25-20)0 岡山
※岡山のスタメン=WS福田-MB川島-OP佐々木-WS栗原-MB関-S宮下、L丸山
※JTのスタメン=WS吉澤-MB石川-OP谷口-WSヤネヴァ-MB大友-S山口、L井上
※戦評
第1セット序盤JTが吉澤の攻撃で得点を重ね、さらに終盤石川のスパイク、ブロックが
重要な場面で決まり、先取した。第2セットは流れに乗ったJTが
谷口と大友を中心に緩急つけた攻撃を繰り広げた。岡山はセッターを替えて
流れを変えようとしたが、JTが終始リードする展開でゲームを進め連取した。
何とか一矢を報いたい岡山は第3セット序盤から中盤にかけて粘りのあるレシーブや
何とか一矢を報いたい岡山は第3セット序盤から中盤にかけて粘りのあるレシーブや
福田、佐々木(萌)の活躍で、一時は流れをつかみ逆転した。
しかし、JTは幅広い攻撃で粘る岡山を振り切り、セットカウント3−0で勝利した。
久光製薬 3(25-20、25-22、25-14)0 東レ
※久光のスタメン=WS新鍋-MB岩坂-OP長岡-WS石井-MB平井-S古藤、L座安
※東レのスタメン=S中道-WS高田-MB宮田-OP迫田-WS小平-MB荒木、L濱口
※戦評
第1セット、久光製薬は序盤から効果的なサーブと粘り強いレシーブでペースをつかむ。
東レは荒木、迫田を中心に反撃するも石井、岩坂のブロックで得点し久光製薬が先取する。
第2セットは、終盤まで一進一退の攻防が続く。
東レは迫田、荒木にボールを集め反撃するも、22−23から
岩坂、新鍋の連続ブロックで久光製薬が連取する。
第3セット、序盤から長岡の連続ブロックや石井のスパイクが決まり、
最後は、岩坂のブロックで久光製薬が逃げ切った
トヨタ車体 3(25-23、22-25、25-19、16-25、15-13)2 パイオニア
※トヨタ車体のスタメン=OP 眞-WS竹田-MB矢野-S藤田-WSカナニ-MB衛藤、L梶原
※パイオニアのスタメン=WSスタエレンス-MB森谷-OP浅津-WS三橋-MB香野-S横田、L吉田
※戦評
1セット目、トヨタ車体はカナニのブロックポイントからリズムをつかみ、前半一歩リード。
しかし、中盤になり、パイオニアのスタエレンスの打点の高いスパイク、ブロックが連続で決まり、
トヨタ車体に追いつく。その後はパイオニアのスタエレンスとトヨタ車体カナニの
スパイクポイントなどで接戦となったが、最後はカナニのブロックでトヨタ車体が1セット目を制す。
2セット目、前半は両チームともに粘り強いレシーブで一進一退の攻防が続くが、
途中パイオニア浅津のスパイクでトヨタ車体をつきはなすが、終盤、サーブミスから
流れをくずし追いつかれたものの、大事な場面でスタエレンスがスパイクを決め、
パイオニアが逃げ切った。3セット目序盤からパイオニア浅津のスパイクが決まりだし、
セッター横田が香野と浅津をうまくコンビでからめ、点数をかせぐ。
しかし、追いすがるトヨタ車体は、カナニのブロックポイントでリズムをつかみ、
そのままトヨタ車体が3セット目を制す。4セット目は高さのあるパイオニアのブロックが機能し、
前半をリード。さらに、パイオニアはスタエレンスが調子をあげ、勢いそのままに4セット目を取る。
最終セットは一進一退の攻防が続き、パイオニアリードの8−7でチェンジコート。
終盤、途中出場のトヨタ車体藤原が大切な場面でポイントを重ね、トヨタ車体が勝利した
■ 第11週終了時点の順位
1位・・・18勝4敗・・・NEC ※セミファイナル進出決定
2位・・・16勝6敗・・・久光製薬
3位・・・14勝8敗・・・東レ
4位・・・13勝9敗・・・岡山
5位・・・10勝12敗・・・トヨタ車体
6位・・・7勝15敗・・・JT
7位・・・7勝15敗・・・デンソー
8位・・・6勝16敗・・・パイオニア
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