■ V・プレミアリーグ 男子 第9週
 
 
 
■ 1日目=2月2日(土)
 
 
FC東京 3(25-22、23-25、25-19、38-36)1 パナソニック
・パナソニックのスタメン=WS福澤-MB枩田-OP山本-WSジョンパウロ-MB白澤-S宇佐美、L永野
・FC東京のスタメン=MB前田-OP手塚-WS西尾-MB衛藤-S高橋-WSグラディナロフ、L三上
※戦評
第1セット序盤パナソニックがリードするも、
中盤、高橋、グラディナロフの連続ブロックポイントでFC東京が逆転し、
その後もグラディナロフのスパイクで押し切った。
第2セット、両チーム一進一退の攻防を繰り広げるが、
終盤パナソニックのジョンパウロの連続スパイクポイントで接戦をものにした。
FC東京は第3セットを橋場、西尾、前田の活躍で取った。
続く第4セットは逆転の連続となったが、FC東京が粘りの末、38対36の大熱戦を制した。 

 
東レ 3(23-25、25-20、25-19、25-22)1 大分三好
・東レのスタメン=WS角田-MB篠田-OPボヨビッチ-WS米山-MB相澤-S近藤、L田辺
・大分三好のスタメン=S山田-WS高橋(和)-MB徳丸-OPチェモス-WS細川-MB小川、L橘
※戦評
第1セットは最大得点差が3点の緊迫した試合展開であったが、
24点を先に取った大分三好が最後はチェモスのブロックでこのセットを取った。
第2セット、序盤にブロックなどで東レが先行したが、
中盤大分三好が徐々に盛り返し2点差にまでしたが、
終盤に東レの米山やボヨビッチの連続得点で突き放し、このセットを取り1−1のタイにした。
第3セット、序盤で米山のバックアタックでの得点から始まった5連続得点で
作った得点差をそのままキープした東レがこのセットをものにした。
第4セット、序盤で5点差まで離された大分三好が、
中盤からチェモスにボールを集め2点差に詰め寄ったが、
東レは鈴木やボヨビッチの活躍により接戦をものにした
 
JT 3(23-25、25-19、25-22、25-23)1 堺
・JTのスタメン=S菅-WS国近-MB筧本 -OPイゴール-WS八子-MB町野、L大上
・堺のスタメン=S今村-WS千々木-MB内藤-OPぺプチ-WS石島-MB横田、L井上
※戦評
15番イゴールの得点で好スタートを切ったJTに対して、
10番千々木の速攻と6番ペピチの連続得点で流れをつかんだ堺であったが、
連続ミスで追いつかれそうになりながらも、何とか第1セットを逃げ切った。
続く第2セット、ミスの続く堺に対して15番イゴールと7番八子の連続得点で
JTが流れをつかみ、追いすがる堺を振り切って試合を振り出しに戻した。
6番ペピチを中心に攻める堺と、15番イゴールに加えて7番八子と4番國近で
多彩な攻めをみせるJTとの間で一進一退の攻防が続いたが、
終始安定した試合運びを続けたJTが続く第3・第4セットを連取して勝利を収めためた。
堺は北九州のホームゲーム初戦を落として痛い1敗を喫した
 
パナソニック 3(26-24、25-19、25-19)0 堺ブレイザーズ
・豊田合成のスタメン=WS高松-MB近-OPレオナルド-WS杉山-MB井上-S内山、L古賀
・サントリーのスタメン=WS金子-MB鈴木-OP栗山-WS米山-MB山村-S岡本、L高橋
※戦評
開始直後より両チーム一進一退の攻防が続き、
デュースまでもつれこむ白熱した試合展開となったが、
終盤19番栗山と20番米山の連続得点で抜け出したサントリーが、そのまま第1セットを先取した。
流れをつかんだサントリーは1番山村と8番金子の攻撃も加わり、
8番レオナルドと13番岡本の攻撃で食い下がる豊田合成を振り切って、そのまま第2セットを連取した。
何とか巻き返したい豊田合成であったが、終始安定した試合運びで流れをつかんだサントリーが、
粘る豊田合成を振り切ってストレート勝ちし、首位をキープした
 
 
 
 
■ 2日目=2月3日(日)
 
東レ 0(21-25、23-25、20-25)3 パナソニック
・東レのスタメン=WS鈴木-MB相澤-OPボヨビッチ-WS米山-MB富松-S近藤、L田辺
・パナソニックのスタメン=WS福澤-MB枩田-OP清水-WSジョンパウロ-MB白澤-S宇佐美、L永野
※戦評
スタートからパナソニックが福澤、清水、ジョンパウロの攻撃でリードを広げる。
後半、東レ鈴木の連続サービスエース、米山のブロックポイントで追いすがるも、
ブロックが良くこれが好レシーブを生みパナソニックが第1セットを逃げ切った。
第2セットは中盤、東レが近藤のサービスエース、ボヨビッチと米山の連続ブロックで
4連続得点をあげると、パナソニックもスパイクとブロックの5連続ポイントで追いつく展開。
終盤、清水のスパイク、白澤のブロックポイントで接戦を勝ち取る。
第3セットは、パナソニックがサービスエース、ブロックポイントでスタートからリードを広げる。
中盤以降、ジョンパウロのスパイクが決定するのに対し、
東レはサービスミスが多く、5点差でパナソニックが勝利した。
パナソニックは全員での攻撃やブロックが良く、特に福澤、清水の多彩な攻めが会場を盛り上げた
 
大分三好 3(25-20、29-27、27-25)0 FC東京
・大分三好のスタメン=S山田-WS高橋(和)-MB徳丸-OPチェモス-WS細川-MB小川、L橘
・FC東京のスタメン=MB前田-OP手塚-WS西尾-MB衛藤-S高橋-WSグラディナロフ、L三上
※戦評
第1セット、お互い点を取り合うかたちでゲームが進んだが、
中盤大分三好の2番徳丸の相手を崩すサーブがきっかけとなり連続でポイントを重ね、
そのまま後半まで優位にゲームを進めた。
第2セット、序盤FC東京がリードするが、大分三好の20番チェモスにボールが集まり、
連続でスパイクを決める。中盤、大分三好7番の細川がスパイクやブロックを決め、
相手のミスもあり少しずつ引き離す。後半、FC東京のグラディナロフや
衛藤の活躍で追いつく。その後、一進一退の攻防戦になるが、辛くも大分三好が逃げ切った。
第3セット、FC東京は11番グラディナロフ、西尾、橋場、一方大分三好はチェモス、高橋の活躍で
お互いに点を取り合う。最後はチェモスにボールを集め、スパイクやブロックの連続得点で
大分三好がこのセットをとり勝利を収めた
 
サントリー 3(25-23、25-21、25-20)0 堺
・サントリーのスタメン=S岡本-WS金子-MB鈴木-OP栗山-WS米山-MB山村、L高橋
・堺のスタメン=S木場田-WS北島-MB内藤-OPぺプチ-WS石島-MB横田、L井上
※戦評
北島の豪快なスパイクで幕を開けた堺が、ペピチを中心に攻撃を組み立てるも、
サントリーの要所でのブロックが決定し、両者一進一退の攻防を繰り広げた。
終盤途中交代したウォレスと山村の連続得点で抜け出したサントリーが、
サーブミスの目立つ堺を突き放して第1セットを先取した。
第2セット開始早々、ペピチ・石島の攻撃でリードした堺は、内藤・横田の速攻を
織り交ぜてゲームを展開するが、サントリーも栗山・山村・金子の攻撃で中盤追いつき、
途中交代した越川のサービスエースで逆転。終盤まで安定した試合運びを見せたサントリーが
第2セットも連取した。流れをつかんだサントリーは、第3セット開始早々、
栗山・越川の連続得点でリードした。堺も途中、松岡を投入して粘りを見せるが、
終始安定した試合運びを見せるサントリーがリードを保ったまま第3セットも連取して勝利した
 
豊田合成 3(20-25、26-28、25-22、25-22、15-8)2 JT
・JTのスタメン=S菅-WS国近-MB筧本 -OPイゴール-WS八子-MB町野、L大上
・豊田合成のスタメン=MB近-S内山-WS白岩-MB井上-OPレオナルド-WS盛重、L古賀
※戦評
イゴールを中心に八子・筧本を織り交ぜて攻撃するJTに対して、
レオナルドを中心に攻める豊田合成との試合は、
昨日勝利の勢いのままJTがリードする試合展開となり、そのまま第1セットを先取。
続く第2セットは豊田合成が調子を取り戻し、デュースまで粘るがJTが逃げ切って連取した。
第3セットは終盤まで一進一退の攻防が続き、レオナルドのバックアタックで
一歩リードした豊田合成が、JTのミスにも助けられ、奪い返してセットカウントを2−1とした。
第4セットに入ってJTのリードで試合は進むが、加藤の連続ブロックで逆転した豊田合成は、
決定力の高いJTイゴールに集中する攻撃を盛重のブロックで点差を広げ、
セットを奪って試合を振り出しに戻した。
最終セット、中盤まで両チーム一進一退の攻防が続くが、
中盤疲れの見えるJTに対して、豊田合成の連続ブロックが炸裂し、逆転で勝利した。
粘りあるプレーで豊田合成が勝利し、4強入りに望みを繋いだ
 
 
 
 
■ 9週終了時点での順位
 
1位 サントリー 16勝2敗
2位 パナソニック 11勝7敗
3位 東レ 11勝7敗
4位 堺ブレイザーズ 10勝8敗
5位 豊田合成 8勝10敗
6位 FC東京 6勝12敗
7位 JT 5勝13敗
8位 大分三好 5勝13敗
 
 
 
 
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