■ V・プレミアリーグ女子 2012/2013 第7週
■ 2日目：1月27日（日）
東レ 3（19-25、25-18、25-22、27-25）1 パイオニア
※東レのスタメン＝S田代-WS高田-MB二見-OP迫田-WS小平-MB荒木、L濱口
※パイオニアのスタメン＝S横田-WS服部-MB森谷-OP浅津-WSスタエレンス-MB香野、L吉田
※戦評
２勝目を手に入れたいパイオニと東レの一戦は、手に汗握る好ゲームとなった。
第１セット、東レは序盤から高田のスパイクやサービスエースによりリードするが、
第１セット、東レは序盤から高田のスパイクやサービスエースによりリードするが、
パイオニアはスタエレンス、服部、林の活躍で逆転し先取する。
第２セット、第３セットは東レが迫田、高田、小平のスパイク、
第２セット、第３セットは東レが迫田、高田、小平のスパイク、
荒木のブロックにより連取しセットカウントを２対１とする。
迎えた第４セット、東レが中盤までにリードを奪う。
迎えた第４セット、東レが中盤までにリードを奪う。
しかしパイオニアも粘り強いゲーム展開によりジュースに持ち込んだ。
両チーム一歩も譲らないシーソーゲームの末、
両チーム一歩も譲らないシーソーゲームの末、
最後は迫田、高田の活躍で東レが２時間に及ぶ熱闘を制した。
NEC 3（19-25、25-21、25-18、27-25）1 デンソー
※NECのスタメン＝S松浦-WS近江-MB大野-OPイエリズ-WS内田-MB島村、L鳥越
※デンソーのスタメン＝WS鈴木-MB井上香織-OP泉岡-WS石井-MB井上奈-S熊谷、L真柴
※パイオニアのスタメン＝S横田-WS服部-MB森谷-OP浅津-WSスタエレンス-MB香野、L吉田
※戦評
第１セット、序盤こそ一進一退の攻防が繰り広げられるが、
デンソーは泉岡のブロック、井上（奈）のスパイクで流れをつかみ先取した。
対するNECは、白垣、杉山にボールを集め、島村のブロックで流れを変えると、
対するNECは、白垣、杉山にボールを集め、島村のブロックで流れを変えると、
リベロ鳥越の好レシーブ、内田のスパイクも加わりデンソーの反撃を封じ、第２、第３セットを奪い返す。
あとがないデンソーは、井上（香）、鈴木にボールを集め、井上（奈）のブロックも決まり追い上げる。
あとがないデンソーは、井上（香）、鈴木にボールを集め、井上（奈）のブロックも決まり追い上げる。
しかし、ホームの熱い応援を味方にしたNECは、杉山、近江の攻撃が決まり、
最後は白垣のブロックで勝利を掴みとった。
ホームで連勝したNECは後半戦に向けてさらに弾みをつけた。
ホームで連勝したNECは後半戦に向けてさらに弾みをつけた。
久光製薬 3（26-28、25-17、25-21、25-16）1 JT
※久光のスタメン＝-S古藤-WS新鍋-MB水田-OP長岡-WS石田-MB平井、L座安
※JTのスタメン＝-WS吉澤-MB石川-OP石井-WSヤネヴァ-MB大友-S山口、L井上
※戦評
前日のゲームが終わった時点でサーブ効果率ベスト15に６人が名を連ねた久光が，
７本（うち新鍋３本）のサービスエースを見せ，攻撃的なバレーで勝利を収めた。
久光は石田のレフトからの強打，長岡のライト及び後衛からの強打が目立った。
久光は石田のレフトからの強打，長岡のライト及び後衛からの強打が目立った。
ミドルブロッカー水田もよく機能し，アタックでノーミスという安定感を見せた。
チームの意識として，レシーブが少々よくなくても皆で攻撃に続けようとする姿勢が見られ，
相手に簡単にはチャンスを与えなかった点も見事であった。
中田監督を始めとしたベンチスタッフ陣からコートへよく声が飛び，
締まった雰囲気でゲームを展開することができた。
サーブレシーブ成功率１位の井上をリベロにもつＪＴだったが，
サーブレシーブ成功率１位の井上をリベロにもつＪＴだったが，
久光製薬のサーブに苦しめられ，なかなか主導権を握れなかった
岡山 3（25-22、25-22、25-15）2 トヨタ車体
※岡山のスタメン＝WS福田-MB川島-OP佐々木-WS栗原-MB関-S宮下、L丸山
※トヨタ車体のスタメン＝MB衛藤-OP山田-WS竹田-MB矢野-S藤田-WSカナニ、L梶原
※戦評
岡山が効果的なサーブでトヨタ車体を苦しめ，
安定感のあるレシーブと落ち着きのある攻撃陣の活躍で思い通りのバレーを展開した。
第１セットは序盤に栗原のアタックとブロック，そしてサービスエースも飛び出して
第１セットは序盤に栗原のアタックとブロック，そしてサービスエースも飛び出して
８−５と主導権を握った。中盤はブロックとサーブで２点ずつ取り16−11としたが，
それまでにチームのアタックポイントが４点しかない珍しい展開となった。
終盤トヨタ車体のレフトからの攻撃で追い上げられたが，追いつかれることはなかった。
第２セットは６−４から佐々木(侑)がカナニをブロックしたことが大きかった。
第２セットは６−４から佐々木(侑)がカナニをブロックしたことが大きかった。
カナニはこのセット，アタックポイントは３点にとどまった。
第３セットもサーブで相手を崩し，完全に主導権を手中に収めた。
第３セットもサーブで相手を崩し，完全に主導権を手中に収めた。
このセットもカナニを徹底マークし，彼女に１本しかアタックを決めさせなかった。
このエース封じはとてもうまくいった。
トヨタ車体は終始サーブレシーブに苦しみ，攻撃が単調になってしまった点が悔やまれた
トヨタ車体は終始サーブレシーブに苦しみ，攻撃が単調になってしまった点が悔やまれた
■ 1/27時点の順位
1位・・・12勝2敗・・・NEC
2位・・・11勝3敗・・・久光製薬
3位・・・10勝4敗・・・岡山
4位・・・9勝5敗・・・東レ
5位・・・6勝8敗・・・デンソー
6位・・・5勝9敗・・・トヨタ車体
7位・・・2勝12敗・・・JT
8位・・・1勝13敗・・・パイオニア
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