■ V・プレミアリーグ女子 2012/2013 第6週
 
 
 
■ 1日目:1月19日(土)
 
トヨタ車体 3(23-25、25-19、25-23、25-17)1 デンソー
※トヨタ車体のスタメン=S藤田-WSカナニ-MB田原-OP竹田-WS藤原-MB矢野、L梶原
※デンソーのスタメン=WS鈴木-MB井上香織-OP泉岡-WS石井-MB井上奈-S熊谷、L真柴
※戦評
トヨタ車体の勝因は絶好調だった竹田・カナニの両エースに多くのボールを集めた事だった。
実にチームの約6割にあたる100本を2人が相手に打ち込んでいる。
1セット目は中盤にミスが重なりこのセットを落とすも,
2セット目以降はチームの持ち味であるサーブレシーブとスパイクレシーブが光った。
さらにセッターの藤田が相手ブロックを翻弄した事も勝利に大きく貢献している。
デンソーのブロックが0本だったのがそれを物語っている。
敗れたデンソーは,1セット目こそ取ったものの,
相手両エースのストレートスパイクに対する対応がなかなか出来なかった。
またサーブで相手を崩すことができずブロックも機能しなかった。
勝敗で劣るチームに対して痛い星を落としてしまった。
 
パイオニア 3(25-23、20-25、17-25、21-25)1 JT
※パイオニアのスタメン=S横田-WSスタエレンス-MB森谷-OP浅津-WS服部-MB香野、L吉田
※JTのスタメン=-WS吉澤-MB石川-OP谷口-WSヤネヴァ-MB大友-S山口、L井上
※戦評
パイオニアのスタエレンスが重いスパイクを何度も何度も相手コートに打ち込み、
今季の初勝利をもたらした。
パイオニアは1セット目を奪われたものの,スタエレンスと浅津という
決定力の高い選手にボールを全員で拾って繋いで集めるという自分達のスタイルを崩さず,
相手に流れが傾きかけた時も大崩せず我慢できたのが勝因であろう。
勝利者インダビューでキャプテン浅津が「なかなか勝てなったけれど,
気持ちを切らさずにがんばりました」と嬉しさを語っていた姿が印象的だった。
負けたJTは,スタエレンスと浅津に対するブロックを含めたデフェンスが機能しなかった事と
セッターとのコンビが合っていなかったのが敗因であった。
 
NEC 3(25-19、18-25、25-20、19-25、15-8)2 岡山
※岡山のスタメン=WS福田-MB川島-OP佐々木-WS栗原-MB関-S宮下-、L丸山
※NECのスタメン=S秋山-WS近江-MB大野-OP白垣-WS内田-MB杉山、L鳥越
※戦評
第1セット序盤リズムが掴めない岡山に対し、NECは杉山のクイック攻撃や内田、近江の
レフト攻撃で主導権を握り、セットを取る。
第2セットは、中盤岡山が栗原のサービスエースや福田のレフトからのスパイクで
6連続得点を挙げ、流れを変えセットを取る。
第3セットはNECが白垣のバックアタックや杉山のブロード攻撃など、
多彩な攻撃で岡山に傾きかけた流れを取り戻しセットを取る。
第4セット岡山は、福田がレフトからのスパイクやフェイント、
そしてライトからのブロード攻撃で大活躍し、序盤で流れを再び取り戻しセットを取る。
最終セット岡山は、フォーメーションを換え勝負に挑むが、NECは近江のレフト攻撃、
白垣のライト攻撃やバックアタック、大野のAクイックなど多彩な攻撃で、序盤から主導権を握り勝利した
 
久光製薬 3(25-14、25-19、25-19)0 東レ
※久光のスタメン=WS新鍋-MB岩坂-OP長岡-WS石井-MB平井-S古藤、L座安
※東レのスタメン=S中道-WS高田-MB二見-OP迫田-WS小平-MB荒木、L濱口
※戦評
第1セット序盤から久光製薬の平井の高さを活かしたブロックが、
おもしろいように決まり、最後までリードを保ちセットを取る。
第2セットも久光製薬のブロックがさえ、東レの攻撃を苦しめた。
さらに中盤、久光製薬のセッター古藤の巧みなトスワークが
スパイカー長岡、石井の持ち味を生かし得点を重ねセットを取る。
第3セット、後のない東レは迫田のバックアタックや荒木のブロード攻撃で応戦するが、
久光製薬は、粘り強くレシーブし東レの追従を許さなかった。
 
 
 
■ 1/19時点の順位
1位タイ・・・9勝2敗・・・NEC、久光製薬
3位・・・8勝3敗・・・岡山
4位・・・6勝5敗・・・東レ
5位・・・5勝6敗・・・デンソー
6位・・・4勝7敗・・・トヨタ車体
7位・・・2勝9敗・・・JT
8位・・・1勝10敗・・・パイオニア
 
 
 
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