■ V・プレミアリーグ 男子 第5週
 
 
 
■ 2012年12月08日(土)・09日(日)
 
 
 
■ 1日目=12月08日(土) 
 
パナソニック 3(25-19、25-20、25-22)0 豊田合成
・パナソニックのスタメン=WS谷村-MB枩田-OP清水-WS福澤-MB白澤-S大竹、L永野
・豊田合成のスタメン=MB近-OPレオナルド-WSマルコス-MB加藤-S内山-WS高松、L古賀
※戦評
ともにここまで5勝3敗で並んでいる両チームにとって、上位争いに踏みとどまるためには負けられない一戦。
清水・福澤両選手の高さを生かしきったパナソニックの組織力が、豊田合成トレフェルサを封じ込めた。
パナソニックは、サーブにバックアタックと、オポジット清水、ウイングスパイカーの福澤が絶好調。
堅実なレシーブを受けてセッター大竹が多彩なトス回しを見せ、
ミドルブロッカー白澤の速攻も実に効果的で、豊田合成につけ入るすきを与えなかった。
豊田合成はオポジットのレオナルドを中心に反撃を試みたが、第1セット序盤にミスを連発し、
流れを手放したことが痛かった。レシーブに苦しみ、単調な攻撃に陥ってしまった。
第3セット、スタートからベテラン盛重を投入したが、主導権を取り戻すことはできず痛い4敗目を喫した
 
JT 3(25-22、25-19、25-17)0 豊田合成
・サントリーのスタメン=WS越川-MB冨士田-OPウォレス-WS米山-MB山村-S岡本、L高橋
・FC東京のスタメン=MB前田-OP西尾-WS手塚-MB山本-S巴-WSグラディナロフ、L三上
※戦評
6勝2敗で首位を走るサントリーと、3勝5敗で6位のFC東京の対戦は、力の差が表れた試合となった。
第1セット、サーブやスパイクのミスが出て、互いに流れをつかめない試合展開の中、
山村の高さのあるセンター攻撃で25点目を奪い、このセットをものにしたサントリー。
第2セット、FC東京はグラディナロフや前田の攻撃を見せるものの、
サントリーは米山のサーブで相手を崩し、ウォレスの強烈なライト攻撃や越川のブロックなどで
6連続得点するなど、力の差を見せつけた。
FC東京グラディナロフのスパイクに対し、サントリー山村や冨士田がブロックポイントをあげるなど、
FC東京を寄せ付けず2セット連取した。
第3セット、FC東京はグラディナロフのスパイクなどで反撃するが、
サーブレシーブが乱れるなどなかなかリードを奪えない。
粘りを見せるFC東京に対し、ウォレスのスパイクに加え、米山のバックアタックやフェイント、
越川のブロックアウトなどで着実に得点を重ねたサントリーが第3セットもものにし、この試合に勝利した
 
堺 3(25-22、20-25、16-25、25-21、15-12)0 大分三好
・堺のスタメン=WS千々木-MB松本-OPぺプチ-WS石島-MB横田-S今村、L井上
・大分三好のスタメン=WS高橋(和)-MB中島-OPチェモス-WS石垣-MB徳丸-S山田、L橘
※戦評
第1セット序盤はチェモスの連続サーブポイント、バックアタックなどで大分三好が先行する。
堺は中盤、松本のブロック、千々木のアタックなど4連続得点で逆転すると、
さらにペピチの強烈なサーブで突き放し、第1セットを先取する。
第2セットも大分三好が先行し堺が追いかける展開となるが、
ブロックが効果的に決まった大分三好が、終盤の堺のミスにも助けられこのセットを奪い返す。
リズムに乗る大分三好は、続く第3セットも高橋のサーブ、セッター山田のツーアタックなどで得点を重ねる。
堺は木場田、松岡を投入し反撃を試みるも流れは変えられず、大分三好が連取する。
後がなくなった堺はペピチ、石島が奮起し第4セットを奪い返すと、
続く第5セットもペピチにボールを集め、最後は松本のブロックが決まり粘る大分三好を振り切った
 
JT 3(25-17、25-22、29-27)0 東レ
・JTのスタメン=WS国近-MB安永-OPイゴール-WS八子-MB町野-S深津、L酒井
・東レのスタメン=WS角田-MB篠田-OPボヨビッチ-WS米山-MB富松-S近藤-WS角田、L田辺
・パナソニックのスタメン=WS川村-MB山添-OP清水-WS福澤-MB白澤-S宇佐美、L永野
・戦評
王座奪還を目指す東レが、先週、待望の初白星を挙げたJTを迎えた今季ホームゲーム初戦。
第1セット第2セットは、いまひとつ流れがつかめない東レに対し、
八子とイゴールの攻撃で序盤からリードしたJTが押し切って連取した。
第3セットに入りセッター近藤のトスワークが冴えると角田、
篠田の攻撃陣も奮起して滑り出しをリードする。
JTが粘り強いレシーブからイゴールのスパイクで、12-12の同点とすると、
ここから息詰まるサイドアウトの応酬が続く。
デュースにもつれ込んだセットの勝敗を決したのは、イゴールが足でレシーブし
スパイクを決めるというファインプレーだった。
マッチポイントは、キャプテン國近のブロックが決まり、JTが29-27と激闘を制した
 
 
 
■ 5週1日目終了時点の順位
 
1位 サントリー 7勝2敗 得セット22、失セット8
2位 堺ブレイザーズ 7勝2敗 得セット21、失セット13
3位 パナソニック 6勝3敗 得セット23、失セット13
4位 豊田合成 5勝4敗 得セット16、失セット15
5位 東レ 5勝4敗 得セット18、失セット17
6位 FC東京 3勝5敗 得セット11、失セット21
7位 JT 2勝7敗 得セット12、失セット21
8位 大分三好 1勝8敗 得セット10、失セット25
 
  
 
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