V・プレミア12/13　男子　第2週2日目　結果

■　V・プレミアリーグ　男子　第2週
 
 
 
■　2012年11月10日（土）・11日（日）
 
 
 
■　会場　：　岡崎中央総合公園相当体育館（豊田合成、JT、東レ、パナソニック）
　　　　　　　　 堺市金岡公園体育館（堺、サントリー、FC東京、大分三好）
 
 
 
■　11月11日（日）　
 
豊田合成（4勝）　3（25-18、25-23、22-25、25-21）　東レ（2勝2敗）
・豊田合成のスタメン＝WS高松-MB近-OPレオナルド-WS盛重-MB加藤-S内山、L古賀
・東レのスタメン＝WS米山-MB篠田-OPボヨビッチ-WS鈴木-MB富松-S近藤、L田辺
・戦評
開幕３連勝で波に乗る豊田合成トレフェルサは１セット目13−17とリードされるも、
岡本の投入により流れを引き寄せ、そのまま２セット連取。
３セット目は取られるも、高松とレオナルドの両サイドからのスパイク、
近と加藤のブロックが要所でポイントを重ね４連勝を飾る。
一方、東レアローズは序盤セットを取られるも、米山やボヨビッチの
緩急を折り混ぜたスパイクで３セット目を奪取したが、
豊田合成の勢いを止めるには及ばなかった
 
パナソニック（3勝1敗）　3（19-25、25-18、25-20、25-19）1　JT（4敗）
・パナソニックのスタメン＝WS川村-MB枩田-OP清水-WS福澤-MB白澤-S宇佐美、L永野
・JTのスタメン＝WS八子-MB安永-OPイゴール-WS甲斐-MB町野-S菅、L酒井
・戦評
１勝がなかなか遠いJT。出だし、「今日こそ勝利を挙げたい」という気持ちを
前面に出すプレーで、パナソニックパンサーズに本来の攻撃のリズムを作らせなかった。
サーブレシーブが安定しない中、コートを走り回り菅がトスを供給する姿は印象的だった。
また、安永・町野の両ミドルブロッカーのアタック･ブロックが効果的に得点を重ねた点も、
セット奪取の大きな原動力になった。
パナソニックは、出だしにペースを掴めず第１セットを取り逃がすものの、
続く第２セット、徐々に復調した福澤のバックアタックが決まりだす。
また、第２･３セットの宇佐美のトスワークは素晴らしく、
JTのブロックに的を絞らせない展開を作り出した。
両セットの終盤には、清水がノーマークでアタックを決めるシーンが何度もあり、会場を沸かせた。
両チームの選手が全身で感情を出し、称えあうプレーの数々、
アタッカーとブロッカーの１対１の勝負の場面など、
両雄の活躍に岡崎会場の観客も大きな声援を送った。

堺ブレイザーズ（3勝1敗）　3（25-18、25-19、25-18）1　FC東京（2勝2敗）
・堺のスタメン＝WS千々木-MB松本-OPぺプチ-WS石島-MB横田-S今村、L井上
・FC東京のスタメン＝S高橋-WSグラディナロフ-MB前田-OP西尾-WS手塚-MB衛藤、L福田
・戦評
ホームゲームでの連勝を狙う堺ブレイザーズは、
序盤からキャプテン石島の力強いアタックや松本、横田のミドルブロッカーの活躍で、
ＦＣ東京から終始リードを奪い第１セットをあっさりと先取する。
第２セットに入っても勢いの止まらない堺は、今村の多彩なトスワークで
ＦＣ東京にブロックの的を絞らせず、ペピチ等のアタックで着実に得点を重ねこのセットも奪う。
第３セット序盤、ＦＣ東京は前田のブロックや手塚のサービスエースでリードを奪うものの、
地元応援団の熱い声援を受けた堺が団結力を見せ、
中盤以降は強いサーブでＦＣ東京のサーブレシーブを崩すことに成功し、
このセットも連取し勝利をものにした
安定した活躍で、ペピチ、ムードメーカーの石島が盛り上げ、堺が大阪ダービーを制した

サントリー（2勝2敗）　3（25-21、25-18、25-18）0　大分三好（4敗）
・サントリーのスタメン＝MB鈴木-OPウォレス-WS金子-MB山村-S阿部-WS越川、L高橋
・大分三好のスタメン＝S山田-WS高橋（和）-MB小川-OPチェモス-WS細川-MB徳丸、L橘
・戦評
セッター阿部を中心にするコンビバレーを展開したサントリーが大分三好に快勝した。
サントリーは、米山、越川のサイドからの速い攻撃、山村のクイックで
一方的に主導権を握り、相手に付け入る隙を与えなかった。
第３セットに入り、大分三好もチェモスや高橋（和）の強打で流れを呼び込もうとしたが、
最後までサントリーの勢いを止めることができなかった
 
 
 
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