■ V・プレミアリーグ 男子 第2週
 
 
 
■ 2012年11月10日(土)・11日(日)
 
 
 
■ 会場 : 岡崎中央総合公園相当体育館(豊田合成、JT、東レ、パナソニック)
         堺市金岡公園体育館(堺、サントリー、FC東京、大分三好)
 
 
 
■ 11月10日(土) 
 
豊田合成(3勝) 3(25-18、25-23、22-25、25-21) JT(3敗)
・豊田合成のスタメン=WS高松-MB加藤-OPレオナルド-WS盛重-MB近-S内山、L古賀
・JTのスタメン=WS八子-MB安永-OPイゴール-WS安井-MBベゼラ-S菅、L酒井
・戦評
開幕2連勝し首位で地元での初戦を迎えた豊田合成は、前週の良いリズムをそのままに、
序盤より試合をリードする形で入ることができた。チームのムードも非常に良く、
特に近・加藤の両ミドルブロッカーの要所でのブロック、
盛重のサービスエースでの得点は、チームを勢いづけた。
また、セッター内山は、冷静かつ安定したトスワークで、アタッカー陣の決定率を一定に保ち、
サーブレシーブが大きく乱れても、ボールを果敢に追いかけて
得点に結びつけるファインプレーには、観客も大きな拍手を送った。
一方、JTは、豊田合成ブロッカー陣の好調な流れを変えるべく、
セッターに地元出身選手である深津を起用し、リズムを取り戻しにかかる。
後のなくなった第3セット、豊田合成が連続得点が取れずにもたつく間、
八子の緩急を付けたアタックや途中出場の町野のブロックでペースを作り第3セットを奪取する。
しかし、接戦の展開で迎えた第4セット終盤、豊田合成の猛攻に一歩及ばなかった
 
パナソニック(2勝1敗) 3(25-18、25-22、20-25、25-14)1 東レ(2勝1敗)
・東レのスタメン=WS米山-MB王-OPボヨビッチ-WS鈴木-MB富松-S近藤、L田辺
・パナソニックのスタメン=WS川村-MB枩田-OP清水-WS福澤-MB白澤-S宇佐美、L永野
・戦評
パナソニックは第1セット、清水がフロント・バックと大車輪の活躍の7得点を挙げ、
またブロックでも白澤・川村が得点を重ね流れを手中にした。また、
乱れたボールも最後まで諦めずに追いかけ、得点につなげるプレーなども選手の士気を高めた。
勝利者インタビューでは、「苦手意識のある東レに勝ちたいとチームで一丸となり戦えた」と、
清水は喜びを表現した。
東レは、出だしより終始アタックの決定率が落ち込み、
ミドルブロッカー陣がなかなか得点に絡めない展開となる。
アタックによる失点も4点と非常に少ないが、試合を通して決定率が上がらず、
攻めきれずに後手に回ってしまった。
後のなくなった第3セット、途中出場の角田の活躍に後押しされ、
ブロック陣も奮起しセットを奪取する。
しかし、要所でブロックポイントを重ねたパナソニックの勢いを止めるに及ばなかった。

 
堺ブレイザーズ(2勝1敗) 3(25-22、25-21、25-27、25-20)1 サントリー(1勝2敗)
・堺のスタメン=S今村-WS千々木-MB松本-OPぺプチ-WS石島-MB横田、L井上
・サントリーのスタメン=S阿部-WS越川-MB鈴木-OPウォレス-WS金子-MB山村、L高橋
・戦評
1勝1敗同士の堺とサントリーの試合は、チームの総力をみせた堺がホームゲームをものにした。
第1セット、セカンドテクニカルタイムアウトの後、
サントリー金子が右足を負傷するというアクシデントがあった。
その後、両者譲らず後半までゲームは進んだが、堺は内藤がサーブで崩し、
石島、横田がブロックを決め、流れをつかみ先取した。
第2セット、勢いにのった堺に対し、サントリーは越川、ウォレスのアタックや鈴木のブロックで粘るが
堺は今村の多彩なトスワークに応えた石島、千々木、横田が活躍し連取した。
第3セット後のないサントリーは、ウォレスの強烈なアタックが炸裂、
堺のブロックを弾き飛ばし、ジュースにもつれ込む。最後はエース越川が意地を見せセットを奪い返した。
第4セット、サントリーが米山の闘志あるアタックで流れをつかみかけるも、
安定した活躍で、ペピチ、ムードメーカーの石島が盛り上げ、堺が大阪ダービーを制した

FC東京(2勝1敗) 3(22-25、25-18、25-20、20-25、15-10)2 大分三好(3敗)
・FC東京のスタメン=S高橋-WSグラディナロフ-MB前田-OP西尾-WS手塚-MB衛藤、L福田
・大分三好のスタメン=WS高橋(和)-MB徳丸-OPチェモス-WS細川-MB小川-S山田、L橘
・戦評
勝ち越したいFC東京と早く勝ち星がほしい大分三好の一戦。
試合序盤は両チームとも試合を決定づける一打が出ず、一進一退の攻防となった。
第2セット中盤に衛藤のサーブから流れをつかんだFC東京は、セッター高橋が多彩な攻撃を展開し、
西尾、前田がアタックとブロックで活躍した。
対する大分三好は粘り強いレシーブと徳丸のブロックでフルセットに持ち込んだが一歩及ばず、
最後は手塚のアタックが決まりFC東京が勝利を収めた
 
 
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