■ V・プレミアリーグ 男子 第1週
 
 
 
■ 2012年11月3日(土)・4日(日)
 
 
 
■ 会場 : パナソニックアリーナ(パナソニック、サントリー東レ、大分三好)
         フォレストアリーナ(豊田合成、FC東京、JT、堺ブレイザーズ)
 
 
 
■ 11月3日(土) 
 
東レ(1勝) 3(27-29、23-25、25-21、25-14、15-13) 大分三好(1敗)
・東レのスタメン=WS米山-MB王-OPボヨビッチ-WS鈴木-MB富松-S近藤、L渡辺
・大分三好のスタメン=WS高橋(和)-MB小川-OPチェモス-WS石垣-MB徳丸-S山田、L橘
・戦評
4年ぶりに王座奪還を目指す東レと団結力で粘りを見せる大分三好の一戦は、
最後まで目が離せない展開と4なった。
大分三好は、セッター山田から多彩なコンビネーションで相手のブロックを翻弄すると、
高橋(和)、チェモスのアタックで着実に得点を重ね、2セットを先取する。
後がなくなった東レは、3セット目以降、王、鈴木に代わり、ベテラン篠田、角田がチームを牽引し、
ボヨビッチを援護し始めると、流れは一転、3、4セットを奪い返す。
お互い譲らないまま迎えた最終セット。
一進一退の攻防戦が展開される中、最後は東レのボヨビッチのアタックが決まり、
粘る大分三好を振り切り、王座奪還に向け、好スタートをきった
 
サントリー(1勝) 3(22-25、27-25、17-25、25-22、15-12)2 パナソニック(1敗)
・サントリーのスタメン=MB山村-S阿部-WS越川-MB鈴木-OPウォレス-WS金子、L高橋
・パナソニックのスタメン=MB山添-OP清水-WSジョンパウロ-MB白澤-S宇佐美-WS福澤、L永野
・戦評
連覇を狙うパナソニックと6年ぶりの優勝を目指すサントリーの対戦は、
会場の緊張感が高まる中、開幕戦にふさわしい手に汗握る試合となった。
気迫あふれるプレーで互いに2セットずつ取り合い、迎えた第5セット。
山村のブロックとウォレスのスパイクでサントリーが先行する。
パナソニックは清水、ジョンパウロのスパイクで得点を重ね、
福澤のブロックでタイに戻すと、1点を争う攻防が続く。
最後はウォレスのサービスエースで2時間を越える大熱戦を制した。
サントリーは、指揮官が代って迎えた初めてのリーグ戦。
初戦に勝利し、幸先のいいスタートがきれた
 
豊田合成(1勝) 3(18-25、25-19、25-12、25-22)1 FC東京(1敗)
・豊田合成のスタメン=WS高松-MB近-OPレオナルド-WS杉山マルコス-MB幡司-S内山、L古賀
・FC東京のスタメン=WSグラディナロフ-MB前田-OP西尾-WS橋場-MB衛藤-S高橋、L福田・山本(洋)
・戦評
第1セット、FC東京がサーブでゲームスタート。
序盤からFC東京の前田、西尾、グラディナロフの強烈なジャンプサーブで相手を崩し、得点を重ねた。
要所でFC東京の橋場のブロックアウトも光り、安定した試合展開を見せ、FC東京が先取した。
対する豊田合成はサーブミスも多く、不安定な立ち上がりだった。
2セット目に入り、立ち上がりに豊田合成の高松のサーブが入り連続得点を奪う。
これで流れは豊田合成に。FC東京も流れを変えようとメンバーチェンジを行うが、
ミスも多く、そのまま豊田合成が第2セットを取る。
第3セットも豊田合成の勢いが止まらない。セット開始5連続得点を挙げ、さらに勢いを増す。
リベロ古賀のナイスレシーブ連発や高さのあるブロックで終始FC東京を圧倒した。
第4セットに入り、後のないFC東京が意地をみせる。
橋場に変わりスタートから出場した手塚が強烈なスパイクで得点を重ねる。
豊田合成も高松、レオナルドを中心に対抗し、序盤は接戦に。
流れを掴んだのは豊田合成の杉山の2連続サービスエース。
FC東京はサーブミスが続き、連続得点を得ることが出来ず、最後まで追い越すことは出来なかった。
1セット目を先取されてから、逆転での勝利。豊田合成がいい形で開幕戦を勝利で飾った
 
堺ブレイザーズ(1勝) 3(25-21、21-25、25-22、25-22)1 JT(1敗)
・堺のスタメン=S今村-WS千々木-MB松本-OPぺプチ-WS石島-MB横田、L井上
・JTのスタメン=WS八子-MB安永-OPイゴール-WS甲斐-MB石橋-S菅、L酒井
・戦評
1セット目、堺ブレイザーズの松本のスパイクで始まった開幕戦。
両者一歩も譲らぬ気迫あふれたプレーで、中盤まで1点を争う攻防の中、
堺のペピチのバックアタックから徐々に点差が開き堺が1セット目を取った。
2セット目は序盤から堺のミスが続きJTサンダーズの八子、イゴール、
ベゼラのサービスエースで流れがJTに傾く、終盤両チームともサーブミスが多い展開となったが
JT安永のアタックがきまりJTが奪いタイとした。
3セット目は序盤から堺のブロックでJTの攻撃を防ぎ点差が開いたが中盤、
JT八子のアタックなどで追いついたが、堺の内藤のサービスエース、
石島のブロックで引き離し、堺が取り返した。
4セット目は負けられないJTが粘り中盤まで両者譲らない展開となったが、
後半、堺の松本、ペピチのアタックで引き離し、堺が3−1で開幕戦を飾った
 
 
 
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