先週末から雨が降りましたね。
日本の上空には、夏の水蒸気が多く含んだ空気と
秋の冷たい空気が陣取っています。
その空気の境目に気圧の谷間（＝秋雨前線）が出来ます。
その空気の両方が頑張っているため、
なかなか前線の位置が移動しません。
同じような地区に長い時間雨が降り続けました。
今回は北海道上空に前線がかかっていました。
結果、特に日本海側の上川地方（旭川・富良野など）、
空知地方（岩見沢・滝川など）、日高地方（鵡川・静内など）で、
多大な被害が発生。
岩見沢市内では、浸水被害が相次ぎ、避難勧告発令。
また、札幌～旭川間の一部（岩見沢・滝川近郊）、
札幌～帯広・釧路間の一部にあたる夕張近郊、
鵡川・静内近郊などの多くの地区でJRが運休されています。
現在は、雨の中心が、上川北部（名寄近郊）、
宗谷地方（稚内近郊）に移動しています。まだまだ注意が必要です。
もともと、北海道は、本州と比べると、
年間の降水量が少ない地区なので、
あまり多くの雨が降ると、弱いのですよね～
多くの種類の農作物の収穫時期でしたので、
農業被害も懸念されます。大丈夫かな～。
被害に遭われた皆様へ、本当にお見舞い申し上げます。
水が引いた後も、片付けなどもあり大変でしょうけど、お気を落とさず。
あと、くれぐれも、必要時以外は、河川に近づかないようにしてください。
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