男子バレー　ワールドリーグ　A・C・D組第3週の結果

■　日本代表　第3週の登録選手
 
・セッター
宇佐美大輔　33歳　185センチ　パナソニック
近藤茂　29歳　187センチ　東レ
 
・オポジット
山本隆弘　33歳　201センチ　パナソニック
上場雅也　28歳　191センチ　FC東京
清水邦広　25歳　193センチ　パナソニック
 
・ミドルブロッカー
鈴木寛史　29歳　200センチ　サントリー
富松崇彰　27歳　191センチ　東レ
山村宏太　31歳　205センチ　東レ
松本慶彦　31歳　193センチ　堺
 
・ウィングスパイカー
福澤達哉　25歳　190センチ　パナソニック
石島雄介　28歳　197センチ　堺
米山裕太　27歳　185センチ　東レ
 
・リベロ
田辺修　32歳　181センチ　東レ
永野健　26歳　176センチ　パナソニック
 
ん？パナソニック率と東レ率が高い。
 
 
 
■　A組（日本、セルビア、ロシア、キューバ）　第2週（6/22～6/24）結果
 
・会場＝ロシア（カリーニングラード）
 
・1日目結果
キューバ　3（20-25、25-16、25-19、25-23）1　セルビア
ロシア　3（25-18、25-22、25-22）0　日本
※日本のスタメン＝WS宇佐美-WS福澤-MB富松-OP清水-WS石島-MB松本、L永野
※途中出場＝上場、近藤、米山、鈴木
※日本の得点者＝清水10得点（A10）、石島6得点（A6）、福澤4得点（A3、B1）、
　　　　　　　　　　　　富松3得点（A3）、松本3得点（A1、B2）、米山1得点（A1）
※得点内容
アタック＝ロシア44：日本24、ブロック＝ロシア12：日本3、
サーブ＝ロシア1：日本0、相手ミスによる得点＝ロシア18：日本35
※戦評
第1セット、オリンピック最終予選以後、宇佐美が久しぶりのスタメンで出場した。
その宇佐美のトスワークから、バランスの攻撃を組み立て7-8。
序盤、サーブミスの多かったロシアだが、中盤、強力なジャンピングサーブが入りだし、
そのサーブに日本はレシーブを崩され12-16。相手強打をスパイクレシーブで繋ぎ
粘りを見せた日本だが、16-20と差は縮まらず終盤に。好機はあったものの、
要所でロシアのブロックに掴まった日本は、18-25で第1セットを落とした。
第2セット、サーブレシーブを立て直したい日本は、福澤に代え米山を起用。
序盤、センター線を織り交ぜた攻撃で8-7とリード。直後、ロシアのパワーのあるサーブと
高いブロックに苦戦を強いられ10-14と逆転を許した。13-16から、
本日好調のスパイクレシーブで接戦に持ち込み17-17と同点に並んだ。
終盤、日本は粘り強いプレーを見せたが、決定力の差からこのセットを22-25で落とした。
第3セット、5-8と追う展開に。ファーストテクニカルタイムアウト後、
日本はミスが目立ち始め5-12と点差が広がった。直後、米山に代え福澤、
富松に代え山村を投入し流れを変えたい日本。その山村のサーブ時に
得点を重ね17-17と同点にまで追い上げた。最後まで接戦となったが
終盤、自力の勝るロシアに押し切られ、22-25と第3セットを落とした
 
・2日目結果
ロシア　3（25-21、21-25、23-25、25-23、15-12）2　セルビア
キューバ　3（23-25、25-17、25-20、25-21）1　日本
※日本のスタメン＝MB山村-OP清水-WS石島-MB鈴木-S宇佐美-WS福澤、L田辺
※途中出場＝山本、上場、米山、近藤、松本
※日本の得点者＝清水15得点（A13、B1、S1）、石島6得点（A5、B1）、米山5得点（A4、B1）
　　　　　　　　　　　　山村4得点（A3、S1）、松本3得点（A3）、鈴木1得点（A1）
※得点内容
アタック＝日本50：キューバ57、ブロック＝日本2：キューバ12
サーブ＝日本1：キューバ4、相手ミスによる得点＝日本30：キューバ25
※戦評
第1セット、福澤のサービスエースなどで8-6と好調なスタートを切った。
日本は前後に揺さぶるサーブで相手レシーブを崩し、15-9と主導権を握った。
16-11でセカンドテクニカルタイムアウト。要所で清水にボールを集め得点を重ねた。
しかし、直後日本はスパイクミスからキューバの猛攻に合い、20-20の同点に追い付かれた。
終盤、粘り強いスパイクレシーブで一歩リードした日本が、25-23と第1セットを先取した。
第2セット、立ち上がり、相手のパワーのあるジャンピングサーブにサーブレシーブを崩された。
清水も相手ブロックを意識し過ぎてかスパイクミスを誘発、2-8と劣勢となった。
直後、清水に代え近藤、宇佐美に代え上場を投入、2枚代えで流れを引き寄せたい日本だが、16-9。
終盤、高さのあるキューバの前に攻撃の手を封じられた日本、第2セットを17-25で落とした。
第3セット、セット初めより宇佐美をコートに戻し、松本をセット初めより起用。
序盤、両チーム共好ディフェンスを見せ、ラリーが続いた。5-8で追う展開となると、中盤は
一進一退の攻防となり、13-16。このセット、終始キューバのペースとなり、第3セットを20-25と落とした。
第4セット、米山裕太をセット初めから起用。前半、7-8と接戦。日本の得点源、清水が
コースを狙いながらのスパイクで得点、僅差の攻防が続いた。
山村宏太の変化鋭いジャンピングフローターサーブ、米山の機動力を生かした速いトスからの
スパイクで善戦したが、最後はキューバに押し切られ、第4セットを21-25で落とした。
・3日目
キューバ　3（25-23、25-22、24-26、25-20）1　ロシア
セルビア　3（23-25、25-19、19-25、25-19、15-10）2　日本
※日本のスタメン＝WS米山-MB山村-OP清水-WS石島-MB富松-S近藤、L永野
※途中出場＝鈴木、上場、福澤
※日本の得点者＝上場18得点（A14、B3、S1）、石島16得点（A13、B3）、
　　　　　　　　　　　　米山11得点（A9、B1、S1）、山村9得点（A5、B4）、富松7得点（A3、B4）、
　　　　　　　　　　　　清水5得点（A5）、近藤3得点（A2、B1）
※得点内容
アタック＝セルビア57：日本50、ブロック＝セルビア15：日本16
サーブ＝セルビア3：日本2、相手ミスによる得点＝セルビア32：日本29
※戦評
第1セット立ち上がり、セルビアのスパイクを石島・近藤がブロックでシャットアウト、
8-7と一歩リードしてファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。
その後セルビアのスパイクミスで11-7とリードを広げると、16-12と点差を広げ後半に突入。
日本は清水が得点源となったが、セルビアも強力なサーブで対抗、22-19で終盤を迎えた。
接戦となったが、最後まで日本らしい粘り強いプレーを見せ、第1セットを25-23と先取した。
第2セット序盤、サーブミスの多い日本、なんとか清水にボールを集めたが
相手ブロックがしっかりつき、スパイクミスに繋がった。清水に代わって上場を投入。
その上場がブロック・サーブポイントで得点、10-16と追う展開で後半に突入。
山村・石島のブロックが飛び出し善戦したが、このセットセルビアのブロック力が上回り、
第2セットを19-25で落とした。第3セット、前セット好調の上場をそのまま起用。
富松・上場のブロックポイント8-4と幸先良いスタートを切った。しかし、直後、相手のサーブと
ブロックの前に連続失点してしまい、8-8の同点に。中盤、上場・石島の攻撃陣が奮闘、
16-11と点差を広げて後半を迎えた。要所で山村のブロック、更にはピンチブロッカーで出場の
鈴木が見事にブロックポイントで得点すると、流れは完全に日本となり、第3セット、25-19で奪った。
第4セット、石島のブロックポイントからスタート。6-8と追う展開となったが、スパイクレシーブから
リズムを掴み、10-10の同点に追いついた。セルビアはコースを狙うジャンピングサーブから
得点を加え12-16と目まぐるしい試合展開となった。僅差に迫った日本だったが、
最後はスパイクミスによる失点により、19-25でこのセットを落とした。
第5セット、前半、相手ディフェンスの好プレー、自チームのスパイクミスにより4-8でチェンジコート。
日本は、最後まで懸命なプレーを見せたが序盤の点差が響き10-15で最終セットを落とした
 
・A組第2週終了時の順位
1位＝勝ち点23、8勝1敗、キューバ
2位＝勝ち点15、5勝4敗、セルビア
3位＝勝ち点13、5勝4敗、ロシア
4位＝勝ち点03、0勝9敗、日本　
 
 
 
■　B組（ブラジル、カナダ、フィンランド、ポーランド）
 
試合なし。前週で終了。
 
・B組　第4週終了時点の順位
1位＝勝ち点29　10勝2敗　ポーランド　（ファイナルラウンド進出決定）
2位＝勝ち点26　8勝4敗　ブラジル
3位＝勝ち点10　3勝9敗　カナダ
4位＝勝ち点7　3勝9敗　フィンランド
 
 
 
■　C組（アメリカ、イタリア、フランス、韓国）　第3週（6/22～6/24）　結果
 
・会場：　韓国（光州）
 
・1日目
フランス　3（25-21、23-25、25-16、25-15）1　韓国
アメリカ　3（22-25、25-21、29-27、25-16）1　イタリア
 
・2日目
イタリア　3（25-15、25-22、21-25、22-25、15-13）2　韓国
アメリカ　3（25-21、25-21、25-20）0　フランス
 
・3日目
アメリカ　3（25-20、25-18、25-18）0　韓国
フランス　3（26-24、25-15、25-22）0　イタリア
 
・C組　第2週終了時の順位
1位＝勝ち点20　7勝2敗　アメリカ
2位＝勝ち点17　6勝3敗　フランス
3位＝勝ち点11　4勝5敗　イタリア
4位＝勝ち点6　1勝8敗　韓国
 
 
 
■　D組（ブルガリア、アルゼンチン、ドイツ、ポルトガル）　第3週（6/22～6/24）結果
 
・会場：ポルトガル（ギマランイス）
 
・1日目結果
ブルガリア　3（22-25、25-11、26-24、17-25、15-11）2　アルゼンチン
ドイツ　3（25-18、25-15、25-21）0　ポルトガル
 
・2日目結果
ドイツ　3（25-20、25-19、25-18）0　アルゼンチン
ブルガリア　3（25-22、25-23、25-22）0　ポルトガル　
 
・3日目
ドイツ　3（25-22、28-26、22-25、25-22）1　ブルガリア
アルゼンチン　3（25-18、18-25、26-24、25-21）1　ポルトガル
 
・D組　第2週終了時の順位
1位＝勝ち点22　7勝2敗　ドイツ
2位＝勝ち点16　6勝3敗　ブルガリア
3位＝勝ち点16　5勝4敗　アルゼンチン
4位＝勝ち点00　0勝9敗　ポルトガル
 
 
 
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