男子バレーボールのワールドリーグは16カ国が参加します。
予選は4カ国が4組に分かれ、総当りで3回行います(ホーム&アウェイ方式)
ファイナルラウンドは、開催国(今回はブルガリア)と
各組上位1位と、他1チームの合計6チームが、
2組に分かれて、総当り1回戦を行います。各組3位チームは敗退となります。
各組上位2チームは、タスキ掛け形式でトーナメントを行います。
■ 予選第1週(5月18~20日)の日本代表エントリーメンバー
S 阿部裕太 190センチ サントリー
宇佐美大輔 184センチ パナソニック
近藤 茂 185センチ 東レ
OP 山本隆弘 201センチ パナソニック
上場雄也 191センチ FC東京
MB 鈴木寛史 200センチ サントリー
松本慶彦 194センチ 堺
山村宏太 205センチ サントリー
WS 福澤達哉 190センチ パナソニック
石島雄介 197センチ 堺
米山裕太 185センチ 東レ
越谷章 185センチ 東レ
L 永野 健 176センチ パナソニック
田辺 修 180センチ 東レ
■ 予選A組 第1週結果
・予選A組=日本、キューバ、セルビア、ロシア
・第1週会場=日本(浜松)
・1日目
ロシア(1勝) 3(25-21、25-22、19-25、20-25、15-9)2 セルビア(1敗)
キューバ(1勝) 3(25-22、28-26、25-20)0 日本(1敗)
※日本のスタメン=WS福澤-MB山村-OP山本-WS石島-MB松本-S近藤、L田辺
※途中出場=S阿部、OP上場、WS米山、越谷
※得点者=福澤17得点(A12、B1、S4)、山本12得点(A12)、山村6得点(A5、B1)
上場5得点(A4、S1)、松本2得点(A1、B1)、越谷2得点(A1、B1)、
石島1得点(A1)、米山1得点(A1)
※得点内容
アタック=日本37:キューバ45、ブロック=日本4:キューバ15
サーブ=日本5:キューバ4、相手ミスによる得点=日本22:キューバ14
※戦評
第1セット、初スタメンセッター・近藤はセンター、サイドを使いバランス良く攻撃を組み立てる。
松本のブロックポイントで4-2とリードを奪うも、キューバの高さあるブロックで4-6と逆転を許す。
粘りあるディグから、山本の相手ブロックを利用したスパイクで6-7と僅差で中盤を迎える。
相手の強力なジャンプサーブに苦戦、12-16とし後半に突入。
福澤のブロックポイントで14-17とすると、近藤に代え上場、山本に代え阿部を起用する。
その上場のスパイクと山村のブロックポイントで19-22と詰め寄り、
更には上場のコースを狙ったサービスエースで21-23とするも、最後は22-25と第1セットを落とす。
第2セット、松本の変化鋭いジャンプサーブを起点に連続ポイント、6-3と幸先良いスタートを切る。
第2セット、松本の変化鋭いジャンプサーブを起点に連続ポイント、6-3と幸先良いスタートを切る。
センター山村の速攻も決まり9-4、更には福澤のサービスエースも飛び出し
11-5と優位に試合を進める。16-11で折り返した後半、サーブレシーブが乱れ始めた日本は
16-13となったところで石島に代え米山を投入する。福澤の切れあるジャンピングサーブで
連続サービスエース、19-14とする。終盤、互いに得点を重ねた両チームだが、
20点代に入るとキューバの猛攻に合い、24-24の同点とされデュースとなる。
日本は、序盤のリードをキープすることができず第2セットを26-28と逆転される。
第3セット、越谷をセット初めから起用、その越谷のブロックポイントで3-1とする。
第3セット、越谷をセット初めから起用、その越谷のブロックポイントで3-1とする。
サ―ビスエースを取られ、7-8とリードを許しファーストテクニカルタイムアウトを迎える。
8-10となったところで近藤に代え阿部にスイッチ、続いて10-15となったところで
山本から上場に交代する。上場は要所でスパイクを決め日本に好リズムを生みだす。
15-18と3点差とし、この日サーブの好調な福澤がまたしてもサービスエース、17-19とする。
終盤、キューバのサービスエースで失点17-21となると、第3セットこのまま20-25と押し切られる
・2日目結果
セルビア(1勝1敗) 3(25-19、20-25、27-25、27-25)1 セルビア(1勝1敗)
ロシア(2勝) 3(20-25、25-23、25-16、19-25、15-12)2 日本(2敗)
※日本のスタメン=WS石島-MB鈴木-OP山本-WS福澤-MB松本-S近藤、L永野
※途中出場=OP上場、MB山村、WS越谷、S阿部、WS米山
※得点者=石島17得点(A13、B3、S1)、福澤13得点(A11、B2)、松本11得点(A10、B1)
山本10得点(A10、S1)、近藤6得点(A2、B3、S1)、上場3得点(A3)、
山村2得点(A2)、鈴木2得点(A2)
※得点内容
アタック=日本53:ロシア50、ブロック=日本9:ロシア18、
サーブ=日本3:ロシア3、相手ミスによる得点=日本36:ロシア33
※戦評
第1セット、立ち上がり、相手の高さを意識し過ぎてかスパイクミスを出してしまう。
近藤茂のブロックポイントで6-6の同点にすると、7-8で迎えた石島雄介のサーブ時、
福澤達哉のスパイクなどで3連続ポイント、11-8とリードした。
ロシアのジャンプサーブにレシーブを崩され14-14の同点。石島のサービスエースで
18-16と一歩リードすると、相手ブロックをリバウンドで粘り強く繋げた日本は、
22-18と点差を広げた。最後は石島のレフトからのスパイクで得点、第1セットを25-20と先取。
第2セット、レシーブで良い流れを作った日本、近藤のブロックポイントも出て4-3。
第2セット、レシーブで良い流れを作った日本、近藤のブロックポイントも出て4-3。
更には近藤の2アタックも決まり8-6でファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。
ディグでも相手のパワフルなスパイクに反応、好リズムで前半を終え16-15。
ここで阿部裕太・上場雄也を投入。石島の気迫こもったジャンピングサーブで
会場も盛り上がり、中盤は接戦となった。終盤、要所をコンビミスで決め切れない日本は、
19-21と追う展開。最後まで粘りを見せた日本だが、ロシアに押し切られ第2セットを23-25。
第3セット、セット初めより上場を起用。サーブミスによる失点で追う展開となったが、
第3セット、セット初めより上場を起用。サーブミスによる失点で追う展開となったが、
石島のブロックポイントで6-5、近藤のサービスエースで8-7とする。
直後、相手のサービスエースで8-10とリードされたが、日本は、好レシーブで間一髪
繋がった2段トスを松本が豪快にコートに沈めた。流れを取り戻したかったが、
スパイクミスにより13-18と点差を広げられた。終盤、相手ブロックに掴まり
攻撃の手を失った日本、16-25でこのセットを落とした。
第4セット、セット初めより山本隆弘・山村宏太を投入。サーブで崩し相手のスパイクを
第4セット、セット初めより山本隆弘・山村宏太を投入。サーブで崩し相手のスパイクを
ブロックにかける狙い通りの展開。9-6とした中盤、近藤のブロックポイントで
15-9とリードを広げた。相手のサーブミスもあり20-16で終盤を迎えると、
松本がブロックポイントで追加点、最後は山村のクイックでこのセットを25-19で奪い返した。
第5セット、立ち上がり、ミスもあり1-4と追う展開となった。なお浮足立つ日本は
第5セット、立ち上がり、ミスもあり1-4と追う展開となった。なお浮足立つ日本は
4-8とされチェンジコート。後衛にまわった石島に代え越谷章を投入、ディフェンス力を強化し、
仕切り直しを図った。近藤のサーブ時に連続ポイント、12-14と追い上げを見せたが、
立ち上がりの連続失点が響き12-15で最終セットを落とした
・3日目結果
キューバ(2勝1敗) 3(23-25、25-17、25-20、18-25、15-10)2 ロシア(2勝1敗)
日本(3敗) 2(25-22、21-25、27-25、19-25、12-15)3 セルビア(2勝1敗)
※日本のスタメン=WS石島-MB山村-OP山本-WS福澤-MB松本-S近藤、L田辺
※途中出場=WS越谷、OP上場、WS米山
※得点者=福澤22得点(A19、B2、S1)、山本21得点(A17、B3、S1)、石島10得点(A9、B1)
山村8得点(A5、B3)、松本7得点(A7)、上場4得点(A4)、近藤4得点(B2、S2)
越谷1得点(A1)
※得点内容
アタック=日本62:セルビア63、ブロック=日本11:セルビア16
サーブ=日本4:セルビア6、相手ミスによる得点=日本27:セルビア27
※戦評
第1セット、序盤、福澤達哉がスパイクにサーブと、切れ味良い攻撃を見せる。
セッター・近藤茂はセンター線を絡めながらバランス良い攻撃を組み立て、7-8と接戦となる。
山本隆弘のブロックポイントで10-9と逆転に成功すると本日好調の福澤のサービスエースで
15-12と一歩抜け出した。セカンドテクニカルタイムアウト直後、松本慶彦のサーブ時に
相手レシーブを崩した日本、山村宏太のブロックやダイレクトスパイクで得点、19-14とした。
終盤も攻めの姿勢を崩さなかった日本は、第1セット25-22と先取し、幸先良いスタートを切った。
第2セット、立ち上がりミスが目立つ日本、5-8と追う展開となった。
第2セット、立ち上がりミスが目立つ日本、5-8と追う展開となった。
中盤、近藤のブロックポイントで13-14と1点差に追いついたが、要所で得点を逃し
13-16と再び3点差のまま後半に突入。山本に代え上場雄也を投入すると、
その上場のスパイクなどで19-17と逆転に成功。流れに乗りたい日本だが、
セルビアは高さあるブロックで応戦、1点を争う攻防となった。20点代に突入すると、
セルビアの攻撃が爆発、第2セットを21-25と一気に押し切られた。
第3セット、序盤、相手ブロックを利用しながらのラリーから8-6で
第3セット、序盤、相手ブロックを利用しながらのラリーから8-6で
ファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。山本のコーナーを突くサービスエースで11-9、
石島雄介のブロックで15-10と日本のリズムになったが、セカンドテクニカルタイムアウト後、
相手のジャンプフローターに苦戦し連続失点、16-17と逆転された。19-19と同点になった時点で、
ピンチサーバーに米山裕太を起用すると、パワフルなスパイクで相手サーブレシーブを崩し、
再逆転に成功。終盤、互いに譲らない謹白したゲーム展開となった。
最後は近藤のノータッチサービスエースで27-25とこのセットを奪取した。
第4セット、前セットの勢いに乗りたいが、6-8と劣勢で中盤。14-16と僅差のまま後半に突入すると、
第4セット、前セットの勢いに乗りたいが、6-8と劣勢で中盤。14-16と僅差のまま後半に突入すると、
相手のサービスエースもあり14-19と点差が広がった。
このセット、相手の強力なサーブにレシーブを乱された日本、19-25と落とす。
第5セット、序盤、集中力あるディフェンスを見せる日本、セルビアと互角の戦いを演じる。
第5セット、序盤、集中力あるディフェンスを見せる日本、セルビアと互角の戦いを演じる。
中盤、レシーブの乱れから連続失点、5-8でチェンジコートとなった。
山本の力の乗ったサーブなどで8-9と1点差とするも、12-15とされ最終セットを落とした
・予選A組 第1週終了時点の順位
1位 勝ち点6 2勝1敗 得セット8 失セット6 セット率1.33 セルビア
2位 勝ち点5 2勝1敗 得セット7 失セット5 セット率1.40 キューバ
3位 勝ち点5 2勝1敗 得セット8 失セット7 セット率1.14 ロシア
4位 勝ち点2 0勝3敗 得セット4 失セット9 セット率0.44 日本
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