春の高校バレー2012 男子準々決勝結果
戦評・写真は公式サイトより
東亜学園(東京) 2(25-21、21-25、25-21)1 石川県立工業(石川)
初のベスト4を目指す石川県工だが、昨年の覇者、東亜学園の前に第1セットは苦戦を強いられる。
東亜の栗山、高橋を封じるためにサーブで攻めようとしたが、焦りからか中盤にはミスも続き、
第1セットは東亜学園が先取した。
第2セットも東亜が優勢に試合を運ぶが、サーブミスから流れは徐々に石川県工へ。
第2セットも東亜が優勢に試合を運ぶが、サーブミスから流れは徐々に石川県工へ。
ブロックアウトをうまく取る攻撃で連続得点し、最後はライトから猪石がスパイク、ブロックを決め
第2セットは石川県工が競り勝つ。
第3セットも石川県工が先行したが、東亜は栗山の連続サービスエースから盛り返す。
第3セットも石川県工が先行したが、東亜は栗山の連続サービスエースから盛り返す。
その後は両チームが点を取り合い、一進一退の攻防を繰り広げる中、
20-20から東亜が栗山のクイックで抜け出し、最後も栗山のスパイクが決まり
東亜学園が接戦を制して、2年連続の準決勝進出を決めた


大村工業(長崎) 2(25-22、25-20)0 宇部商業(山口)
昨秋の山口国体決勝と同じ組み合わせとなったこの一戦。
出だしこそ宇部商がリードしたものの、大村工が速攻やブロックアウトで追い付くと、
その後はサイドアウトの応酬。ピンチサーバーが効果的に機能し、
20-18と大抜け出した大村工がこの点差を守ってセットを先取。
対する宇部商はサーブミスの多さから流れに乗り切れず、
第2セットも大村工を追いかける展開。
大村工は冨永、山下が両サイドから攻撃を仕掛け連続得点を稼ぐと、宇部商を振り切った。


鹿児島商業(鹿児島) 2(25-19、20-25、25-20)1 東福岡(福岡)
第1セットは鹿児島商が25-19で先取。しかし第1セット終盤から
調子を上げてきた東福岡のエース佐々木の活躍が光り、
第2セットは20―25で東福岡が取り返した。
第3セットは序盤から互いに一歩も譲らず、佐々木を中心に得点を重ねる東福岡に対し、
鹿児島商は速攻を積極的に使い、相手ブロックをかわして得点につなげた。
最後は佐々木のスパイクをブロックし、波に乗った鹿児島商が25―20で東福岡を突き放した。
東福岡の高さにも、ブロックアウトや粘り強い守備で対応した鹿児島商が、準決勝進出。


創造学園(長野) 2(25-21、15-25、25-22)1 西原(沖縄)
西原が、インターハイ王者を本気にさせた。3回戦の勢い、そのままに西原は
金嶺、吉田らの活躍で4連続得点をあげるうなど7-2とリード。
しかし、創造学園は慌てない。192cmのセッター渡邉の強烈なサーブを足がかりに
連続得点をあげて逆転すると25-21で第1セットを奪う。
続く第2セットの主導権を握ったのは西原。序盤で連続得点をあげると、
最大8点差を作る勢いで25-15とセットを取り返す。
しかし、勝負の第3セットでは、夏の王者が本領発揮。
強力ブロックで攻撃を防ぎ、7連続得点をあげる猛攻を見せて優位に進めると、
最後は大槻のセンターからのアタックが決まり、25-22。創造学園が明日のベスト4にコマを進めた


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