ちょっと日数は経過したものの、
結果と少しのつぶやきを書いていきます。
■ まず、最終日の結果から・・・
① 最終日第1試合・・・
タイ(4勝2敗) 3(25-23、23-25、25-18、25-21)1 キューバ(2勝5敗)
勝って、五輪出場権への望みを繋ぎたいタイと、
五輪出場権を逃したものの勝って大会を終えたいキューバとの対戦。
1~2セットはお互いにエースの打ち合いで試合が進み、お互いに1セットずつ奪う。
3セット目以降は、エンジン全開のタイに対して、キューバは要所でミスが出てしまい、タイが勝利。
この時点で、タイは暫定で日本の1つ上の3位に浮上しました。
② 最終日第2試合は・・・
ロシア(7勝0敗) 3(25-14、25-17、25-17)0 チャイニーズ台北(0勝7敗)
五輪出場権を獲得しても全力で戦うロシア・・・凄いですね・・・の一言です。
ロシアは高さの違いを見せつけストレート勝ちですが、
チャイニーズ台北は、負けたものの、この大会では一番出来が良かったようですよ。
③ 最終日第3試合は・・・
韓国(5勝2敗) 3(25-11、25-18、25-21)0 ペルー(1勝6敗)
韓国は、この試合を制したことで五輪出場権を自力で獲得しました。
キムヨンギョンは2セット目以降、ベンチだったのかな?
サウスポーエースのファンヨンジュが14得点、センターのジョンデヨンが11得点など
2セット目以降は満遍なくトスを回した韓国・・・1つ今までとは違いますね。
④ 最終日の最終試合・・・
セルビア(5勝2敗) 3(18-25、25-21、19-25、25-21、15-9)2 日本(4勝3敗)
※日本のスタメン=S竹下-WS木村-MB平井-OP新鍋-WS江畑-MB荒木、L佐野
※セルビアのスタメン=OPブラコチェビッチ-WSマルセビッチ-MBビソビッチ-Sオギノビッチ-
WSベリコビッチ-MBラシッチ、Lセビッチ
※両チームの得点内容
アタック=日本48:セルビア59、ブロック=日本12:セルビア12、
サーブ=日本7:セルビア5、相手ミスによる得点=日本34:セルビア26
※日本の得点者=荒木21得点(A17、B4)、江畑15得点(A12、S3)、新鍋12得点(A9、B2、S1)、
木村11得点(A8、B1、S2)、平井8得点(A2、B5、S1)
※セルビアの得点=ブラコチェビッチ18得点、ラシッチ16得点、マルセビッチ14得点、
べソビッチ14得点、ベリコビッチ9得点、オギノビッチ3得点、スタロビッチ2得点

荒木の攻撃は相手リベロも吹っ飛ばした!
※つぶやき・・・
この日を迎えるにあたり、五輪出場権を獲得していたのはロシア、ほぼ確実だったのが韓国。
第1試合でタイが勝ったため、最終試合を前にタイ・日本・セルビアが4勝のラインに並びました。
五輪出場権を獲得する条件は、大会の上位3チームとアジア最上位チームとのこと。
これを踏まえると・・・
① 日本が0-3、1-3で負けると → タイがアジア最上位枠、セルビアが大会3位で五輪出場権獲得
② 日本が2-3で負けると → セルビアが大会3位、日本がアジア最上位枠で五輪出場権獲得
③ 日本が勝つと・・・ → 日本が大会3位、タイがアジア最上位枠で五輪出場権獲得
凄い微妙な4勝ラインだった訳ですね。
以前オイラが「5勝2敗以上で五輪出場権は確実」と申していましたが、やや現実的なラインでした。

不調の木村のカバーに入る佐野も本調子では無かった・・・
試合は、荒木が久々に好調で、チーム最多の21得点と大暴れしました。
今大会なかなか得点できずに苦しんでいた荒木でしたので、本当に良かったですね~
この試合は前衛時は、相手サーブは新鍋に集中していましたが、返して普通に
攻撃参加していた新鍋・・・なかなか良いですが、スパイクコースが単調でした。今後の課題ですね。
平井はブロック5得点・・・移動のスピードも良かったし、手の出し方も良かったですね~
この大会は相手チームにデータが無かったかもしれませんが、次の大会以降も結果を残してほしい。
竹下に関しては疲労困憊で、試合後の記者会見も欠席。ギリギリのところで出場していたのですが、
最後の2試合は、トスもぶれてしまい、動きも重くて苦しかったです。
佐野も、動けてないな~・・・という印象を受けました。
木村は本当にフラフラしていて、見ていて心配になりました。体調も悪かったのではないのでしょうか。
4セット目以降は木村のポジションに新鍋を入れて、OPに狩野でも良かったのではないのでしょうか。
きっと、この大会では「手の内を隠しつつ五輪出場権を獲得する」という事を目的にしていたと思いますが
隠しすぎて、危うく五輪出場権を逃しそうになり・・・見ていて疲れました。
夜中のスポーツ番組では、この試合で3セット目まで、ある程度動きが良かった日本代表チームに
吉原さんが「出来るなら最初からやって頂きたいですね~!」と、大きな声でおっしゃってました・・・笑
とりあえず、五輪出場権獲得・・・おめでとうございます!お疲れ様!・・・ですね。
オリンピックは、出場は12名なのかな?14名だったら良いな~。この2名って、地味に大きいな~と思う。
■ 大会最終順位は・・・
1位= 勝ち点21 7勝0敗 得セット21 失セット01 セット率21.00 ロシア
2位= 勝ち点15 5勝2敗 得セット16 失セット07 セット率02.57 韓国
2位= 勝ち点15 5勝2敗 得セット16 失セット07 セット率02.57 韓国
3位= 勝ち点14 5勝2敗 得セット16 失セット10 セット率01.60 セルビア
4位= 勝ち点12 4勝3敗 得セット15 失セット11 セット率01.36 日本
5位= 勝ち点12 4勝3敗 得セット12 失セット10 セット率01.20 タイ
6位= 勝ち点07 2勝5敗 得セット09 失セット15 セット率00.60 キューバ
7位= 勝ち点03 1勝6敗 得セット04 失セット18 セット率00.22 ペルー
8位= 勝ち点00 0勝7敗 得セット00 失セット21 セット率00.00 チャイニーズタイペイ
※上位3チームは五輪出場権獲得
7位= 勝ち点03 1勝6敗 得セット04 失セット18 セット率00.22 ペルー
8位= 勝ち点00 0勝7敗 得セット00 失セット21 セット率00.00 チャイニーズタイペイ
※上位3チームは五輪出場権獲得
※アジア最上位は五輪出場権獲得
日本はタイとセット率の差でしたが、何とか五輪出場権獲得です。
タイも、10年くらい主力代表メンバーを固定してキャリアを積んで、
平均年齢28歳くらいで、ちょうど円熟の時期で、良いチームでしたけどね~残念。
■ この大会を終えて、ロンドン五輪に出場するバレーボール女子12チームが決定しました!
開催国枠・・・・・・・・・・・・イギリス
ワールドカップ1位枠・・・イタリア
ワールドカップ2位枠・・・アメリカ
ワールドカップ3位枠・・・中国
アフリカ大陸1位枠・・・・アルジェリア
北中米大陸1位枠・・・・・ドミニカ共和国
ヨーロッパ大陸1位枠・・ トルコ
南米大陸1位枠・・・・・・・ブラジル
世界最終予選1位枠・・・ロシア
世界最終予選2位枠・・・韓国
世界最終予選3位枠・・・セルビア
アジア大陸1位枠・・・・・ 日本
いや~強そ~なチームが揃いましたね。
イギリス・・・って・・・バレーチームみたことないですが・・・。
これ、開催国枠なくして、世界選手権1位だったら五輪出場権獲得・・・とか・・・ならないですかね?
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