春の高校バレー2012 男子3回戦 その1
戦評・写真は公式サイトより。
東亜学園（東京） 2（25-16、20-25、25-21）1 星城（愛知）
１、２年生主体の星城、エースの山崎、石川を軸に攻撃を仕掛けたが
第１セットは東亜のセンター栗山、高橋が壁となってそびえ立ち、５本のブロックで圧倒。
サーブでも攻めた東亜が25－16で先取する。
第２セットも東亜が主導権を握ったが、星城は山崎の攻撃が決まり、星城が盛り返す。
第２セットも東亜が主導権を握ったが、星城は山崎の攻撃が決まり、星城が盛り返す。
石川も得点し、第２セットは逆転で星城が奪取。１－１で試合はフルセットへ。
出だしは星城が３連続得点で４－１とリードしたが、栗山のサーブから東亜が再び流れをつかみ、
出だしは星城が３連続得点で４－１とリードしたが、栗山のサーブから東亜が再び流れをつかみ、
栗山のスパイク、ブロックなどで中盤、終盤に連続得点。星城も３年生の滝沢が意地を見せたが、
最後も栗山の攻撃が決まり東亜が粘る星城を振り切り、ベスト８進出を果たした。
宇部商（山口） 2（25-18、25-21）0 鎮西（熊本）
悲願の春高優勝を目指す鎮西だったが、山口国体王者・宇部商にストレート負けを喫した。
第1セット、鎮西に連続でスパイクミスが出て、13-8と点差を離された後、
一度はキャプテン・福山の速攻やブロックで巻き返すも、宇部商のブロックの壁に阻まれ、
スパイクが決まらない。宇部商は相手を上回る高さを得点源に、まずはセットを先取。
第2セットは、望みをつなぎたい鎮西が粘り、均衡した試合展開となるが、
サイドアウトで確実に連続得点を切る宇部商が一枚上手の戦いぶりを見せる。
速攻や軟打を織り交ぜ試合を優位に進める宇部商に対し、
鎮西は自分たちのリズムに乗り切ることができない。
最後は、2本続けて上がった鎮西・小窪のスパイクをしっかりとシャットアウトし、宇部商が勝利。
石川県立石川工業（石川） 2（25-21、25-20）0 深谷（埼玉）
石川県工はセッターの谷口主将を中心に多彩な攻撃を展開し、
第１セッは序盤から好スタートを切った。一方の深谷も１年生レフト吉野を軸に反撃。
吉野がバックアタックを決め８－８と同点に追いつくと、
その後は１点の取り合いがセット終盤まで続いた。しかし最後はサービスエースや
ブロックポイントで得点を奪った石川県工が勢いをつかみ、25―21で第１セットを先取した。
第２セット序盤は深谷がリードしたが、石川県工が連続得点で食らいつき、セット中盤に逆転。
再び離されても連続ブロックポイントなどで波に乗り、25―20で勝利した
大村工業（長崎） 2（25-19、25-16）0 東洋（東京）
第1セットの先手を取ったのは東洋。新田、石井らのスパイクでリード。
しかし、大村工も強打、フェイント織り交ぜた攻撃で徐々に追い上げて13-9と逆転。
タイムアウトを取った東洋は、そこから小野寺の速攻、新田のバックアタックなどで
攻撃のリズムをつかみかけたが、大村工も冨永、岩永らの速攻、時間差などで第1セットを先取。
第2セットも大村工は勢いを持続して9-4とリード。たまらずタイムアウトを取る東洋。
第2セットも大村工は勢いを持続して9-4とリード。たまらずタイムアウトを取る東洋。
続けて2連続得点を許したところで、再びタイムアウトを要求。
その後も東洋はラインを割るスパイクなど、攻めも「大味」な展開で、
結局、堅いディフェンスから攻撃のリズムをつかんだ大村工が25-16と完勝し、ベスト8進出を決めた。
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