春の高校バレー2012 女子2回戦 その4
戦評・写真は公式サイトより。
由利（秋田） 2（25-27、25-22、25-22）1 安来（島根）
センター線の高さを生かした安来が第１セットを先取した。
正田のスパイクで勢いをつかむと、中村のサーブポイントなどで６連続得点。
逆転で１０－８とリードを奪う。対する由利も主将の宮腰を軸に粘りを見せたが、
最後は１８０cmの１年生センター杉原を擁する安来がジュースの末に競り勝った。
第２セットも試合の流れが両者の間を激しく行き来した。
ブロックとレシーブの関係を確認したことで守備が安定。
粘り強くボールを拾って攻撃につなげると、
オールラウンドに活躍する石塚が決めて終盤に４連続得点。
勝負の行方をフルセットに持ち込んだ。最終セットの流れをつかんだのは安来。
津賀のライト攻撃が機能して、１５－１２とリードを広げる。
しかし、由利はここから真骨頂を発揮する。宮腰のブロックで逆転に成功すると、
佐藤が気持で相手コートにボールを押し込む。最後は石塚が決めて、接戦を締めくくった
九州文化学園（長崎） 2（25-20、25-18）0 西邑楽（群馬）
第1セット、互いにリードを作っては追い付かれ、どちらとも大きく抜け出せない中、
九州文化学園が西邑楽のミスから、山田の連打と渡邊のサーブで相手を崩し、14-18と引き離す。
これに西邑楽もサーブで応酬しブロックポイントを生むが、
タイムアウト明けの九州文化学園の高さを活かした攻撃に再び引き離されてしまう。
西邑楽のリベロに好レシーブも出たが、流れを引き寄せられずセットを譲る。
続く第2セット、フェイントや軟打からの得点も多い中で、九州文化学園が試合を先行。
レシーブで粘る西邑楽に切り返される場面も見られたが、九州文化学園が逃げ切り、3回戦進出を決めた
大和南（神奈川） 2（25-16、25-16）0 鹿児島女子（鹿児島）
立ち上がりこそ先制点を奪った鹿児島女だったが、すぐさま反撃に遭い形勢逆転。
粘り強いレシーブからリズムをつかんだ大和南が攻守にわたり自由に試合を組み立てる。
鹿児島女は最後まで追いかける展開を覆すことはできず、結果２－０の完敗。
藤田、橋口の両エースが故障を抱える苦しいチーム事情のなか、
横田、福岡らが反撃を試みたものの単発に終わり、
セッターの配球も効果的な攻撃につなげることはできなかった
津商業（三重） 2（25-20、25-20）0 和歌山親愛女子短大附属（和歌山）
津商業は第1セット序盤、加藤亜美のサーブで崩して連続得点につなげ、７－４とリード。
その後も好守備で拾ったボールを身長１８３cmの橋本涼加や、
巧さのある加藤が決めて得点を重ねた。信愛女子は終盤１点差に追い上げるが、
津商業は橋本涼のスパイクで突き放し、セットを先取した。
第２セット、津商業は井上美咲のサービスエースや、
第２セット、津商業は井上美咲のサービスエースや、
１年生の坂口由記のクイック、ブロックなどでリード。
終盤にも坂口のブロックが飛び出し、ストレートの勝利
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