春の高校バレー2012 女子2回戦 その3
戦評・写真は公式サイトより。
大阪国際滝井(大阪) 2(24-26、27-25、27-25)1 川崎橘(神奈川)
第1セットは塚田(美)のバックアタックを絡めた攻撃で川崎橘が主導権を握った。
安念も機動力を生かしてコートをところ狭しと躍動。
一時は大阪国際滝井に逆転を許したが、安念のスパイクで先にセットポイントを奪うと、
伊藤のブロックで逃げ切った。一転して第2セットは大阪国際滝井のペース。
多彩な攻撃パターンと巧みなテクニックで、優勢に試合を進める。
強打の中田が確実に決めると、対角の伊藤も得点を加算。
終盤に追いつかれたが、粘り強くボールを拾って試合をフルセットに持ち込んだ。
第3セットは互いに持ち味を発揮した好勝負を展開。
川崎橘が関根のブロックで先に20点に乗せるが、
大阪国際滝井も中田の活躍でジュースに持ち込む。
最後は川崎橘のマッチポイントを2度しのいだ大阪国際滝井が、影山のブロックで熱戦に終止符を打った。


金蘭会(大阪) 2(25-23、25-23)0 富山第一(富山)
第1セット、8-1と大きくリードを作った富山第一だったが、初出場・金蘭会の勢いに飲み込まれてしまった。
立ち上がりの硬さが抜けた金蘭会に対し、共に打ち切れない場面が続く中で、ミスを出してしまう富山第一
19-22から5連続得点となった金蘭会が逆転でセットを奪う。
続く第2セットも、波に乗る金蘭会が試合を先行。サイドアウトの応酬が続くが、
富山第一は盛り返すきっかけを掴めず、さらに点差は広がる。だが、セット終盤になると、
勝ち急いだのか金蘭会にミスが出たところに、富山第一が猛烈な追い上げを見せ、24-23。
望みをつなぎたい富山第一だったが、タイムアウト明けのスパイクをきっちり決めた金蘭会が、
3回戦への切符を手にした。


増穂商(山梨) 2(25-19、25-16)0 米子松蔭(鳥取)
メンバーのほとんどがウイルス性の体調不良に見舞われた米子松蔭。
点滴を受けるなど満身創痍で臨んだ一戦だったが、
5連続得点の先制パンチで増穂商を慌てさせる気迫を見せた。
だが、態勢を立て直した増穂が好レシーブを連発し、セッター清水のトスワークに
幡野、守屋、矢野らが応える波状攻撃で逆転すると、そのまま第1セットを先取。
続く第2セットも完全に増穂ペース。米子も意地を見せたものの、
もはや逆転の体力は残っていなかった。米子にとっては悔しさいっぱい、無念の幕切れとなった


盛岡女(岩手) 2(25-22、25-23)0 就実(岡山)
第1セットは互いに連続得点、連続失点を繰り返し、激しく主導権を奪い合う。
終盤、盛岡女は連続ブロックで22―20とリード。
最後は細川絢加のサービスエースでセットを先取した。
第2セットも流れを奪い合う展開の中、就実が10―7とし一歩リードしたかに見えたが、
第2セットも流れを奪い合う展開の中、就実が10―7とし一歩リードしたかに見えたが、
スパイクミスが続いて逆転される。盛岡女子は金野夏子のサービスエースで22―20と抜け出し、
就実の追い上げをかわしてストレートの勝利。サーブミスが多く、
なかなか波に乗れなかった就実に対し、盛岡女子は要所で効果的なサーブを放った


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