遅くなりましたが・・・V・チャレンジリーグ女子の最終結果と、数字を見ていきます。
表はすべて、公式サイトより引用しております。
 
 
まず、星取表です。画像の右下にカーソル・ポイントを合わせると +マークが出てきます。
そちらをクリックすると画像を拡大表示出来ます。
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リーグは12チームが総当りで2回戦行い、上位2チームが昇格をかけて入れ替え戦へ進みました。
予想通りに、日立と上尾の優勝争いとなりました。
3位争いに、どのチームが加わるのか・・・というのも注目されました。
 
 
1位=日立リヴァーレ、21勝1敗(前半戦10勝1敗、後半戦11勝0敗)
 
2位=上尾メディックス、20勝2敗(前半戦11勝0敗、後半戦9勝2敗)
 
3位=KUROBEアクアフェリーズ、16勝6敗(前半戦8勝3敗、後半戦8勝3敗)
 
4位=大野石油広島、13勝9敗(前半戦6勝5敗、後半戦7勝4敗)
 
5位=PFUブルーキャッツ、13勝9敗(前半戦9勝2敗、後半戦4勝7敗)
 
 
上尾は前半戦は全勝でしたが、後半戦の終盤で、まさかの連敗。
ウィングスパイカーの皆本のアタック決定率が徐々に下がってしまったのが痛かったですね。
 
日立は、前半戦は上尾に敗れたものの、後半戦は全日本エースの江畑が
調子を上げて、チームとしても勝ち星を延ばしました。
 
PFUは前半戦を素晴らしい戦績で折り返しましたが、後半戦失速しました・・・。
 
続いては、各部門別に見ていきます。
 
 
 
 
■ アタック決定率
 
まず、アタック決定率(チーム別)です。
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日立と上尾のアタック決定率が郡を抜いていることが分かると思います。
女子でチームアタック決定率が40%を超えるというのは、なかなか凄いことですよね~。
この2チームには日本代表経験選手も居ますし、やはり戦術面のクオリティーの高さが伺えます。
3位のKUROBEは安定した守備を武器に、例年よりも高い決定率を残しました。
 
 
続いて、個人のアタック決定率です。
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やはり打数が比較的少ないミドルブロッカーの選手が多くランクインしています。
 
日立のフールマンは、オランダ代表経験が非常に長く、
日本でも久光製薬、パイオニアなどで長くプレーしています。
パワーも攻撃の幅もある素晴らしい選手ですね。50%を超える決定率は凄いですね。
 
上尾の安藤はNECから移籍した選手で、ここ2年くらいで伸びた選手ですね~。
非常に攻撃パターンが増えました。
 
そして、全日本エースの江畑選手が打数が多いのにランクインしてます!!
 
 
 
 
■ 総得点
 
こちらは個人だけです。
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PFUの川上選手は、バックアタックも非常に打数が多かったのですが、
前半戦は決まっていた攻撃も、後半戦は相手マークが厳しくなり、結局はチームも失速する結果となりました。
写真で見る限りでは、バックアタックのフォームが綺麗だな~と思いました。
 
そして、江畑が2位なのですが、この1位と2位の差が100ポイント以上離れているのですよね。
 
4位の三洋電機の佐々木は岡山シーガルズに移籍が決まりましたね~。
 
いつも、この部門でトップ争いの健祥会の谷口選手は8位でした。JTの谷口のお姉さんです。
かつては武田薬品などでプレーしていましたね。
 
上尾から出場の機会を求めてフォレストリーブス熊本に移籍した福田選手は
きっちりチームの得点源として活躍しましたね~。
 
 
 
 
 
■ サーブ効果率
 
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まずはチーム別です。
 
日立がアタック決定率もよかったのですが、サーブ効果率でも2位に1.4%の差をつけています。
 
大野石油広島は後半、サーブ効果率が良くなり、相手を崩す場面が多くなり、勝ち星を伸ばしました。
 
リーグでは2位だったものの、サーブ効果率が最下位だった上尾・・・。来年への課題でしょうね。
 
 
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江畑選手のサーブ効果率は4~5本打てば、1本は効果がある計算ですよね~。
 
12位の井西選手ですが、結構前に日立佐和所属の時に見たことありましたが、
サーブが凄い変化してた記憶がありますね~。
 
この部門は攻撃力のある選手が比較的多くランクインしてますね~
 
 
 
 
 
■ サーブレシーブ
 
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チーム別では、KUROBEと大野石油広島が合格ラインの64%を超えてます。
 
序盤はダントツだった日立は徐々に数字を下げてしまいました。
 
道産子選手も多いBefcoですが、こちらはサーブレシーブが安定しませんね~。
ある程度の高さのある選手も居るので、サーブレシーブの安定を頑張ってほしいですね~
 
GSSは、サーブ効果率は高いものの、サーブレシーブ成功率が低く、
アタック決定率の低さに繋がってしまってます。
 
 
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続いて個人ですが、KUROBEの選手が70%を超える活躍を見せています。
田中選手は、以前は茂原アルカスでリベロをしていた175センチの選手です。
更にリベロの小島選手、エースの井西選手と3名がランクインしているKUROBE・・・凄いですね!!
 
昨シーズンまで遠井のサーブレシーブって、あまり良い印象がなかったのですが、
今シーズンは結果を残しましたね~
 
 
 
 
 
■ ブロック決定本数
 
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こちらは、上尾がダントツに抜けてますね。やはり監督が元アメリカ代表監督なだけありますね~
 
日立も頑張りを見せていますが、組織的なブロックよりも、個人能力に頼っている部分が大きいです。
 
Befcoは他の部門と比べると、ブロックが良いですね~やはり・・・あの方の存在が大きい!!
 
 
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上尾の安藤選手がブッチギリで1位ですね~。乗っているな~という感じが途中から見えました。
 
そして、2位にも上尾。エースのフィオーリンがランクイン。
 
3位は三洋電機の寺沢選手が入りました。攻守に頑張りを見せましたね~
 
昨シーズン1位だった門間選手は、今シーズン4位でした。
旭川実業高校から東洋紡に入団した選手で、以前はレフトエースだったのですけどね~184センチです。
 
 
 
 
 
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