春の高校バレー 2012 女子の1回戦・・・続きです。
果たして、この大会の記事は、いつ書き終えるのでしょう・・・。
戦評と写真は公式サイトより引用しております。
就実(岡山) 2(25-14、25-16)0 奈良女(奈良)
試合序盤は今西の活躍で奈良女がリードする展開。
しかし就実もライトから城岡が連続して決めて逆転、
主将の佐藤も冷静に相手コートを見たポイントを重ねて形勢を逆転した。
小川も要所で決めて、就実がセットを先取した。
続く第2セットはサーブで攻める就実が大きく突き放す展開。
奈良女も丸山の得点などで追いすがるが、
佐藤のバックアタックも含む連続得点で逃げ切った就実がストレートで勝利を飾った。


和歌山信愛(和歌山) 2(25-23、23-25、25-19)1 国学院栃木(栃木)
伝統校同士の一戦は、1点を争う好ゲームとなった。
第1セットは信愛女短大附の宮井、國學院大栃木の高橋(千)の両エースによる点の取り合い。
国学院栃木が22-21とリードするが、タイムアウトで息を吹き返した信愛女短大附が
宮井の連続得点でこのセットをものにした。続く第2セットも互いに譲らない展開。
終盤に信愛女短大附が吉田の連続サーブポイントなどで追いつくが、
國學院大栃木が高橋(千)の得点などで逃げ切り、勝敗の行方をフルセットに持ち込んだ。
最後に笑ったのは信愛女短大附。終盤に吉田の得点で19-19と追いつくと、
前衛に上がってきた宮井の活躍などで一気にマッチポイント。
7連続得点の最後を後藤がブロックで締めくくり、信愛女短大附が接戦を制した。


北九州(福岡) 2(25-17、25-15)0 富岡東(徳島)
終始北九州に有利な試合展開。
レフトを中心に緩急つけた攻撃と高いブロックが上手くかみ合って常に攻めてゲームをリードする。
富岡東は粘りのレシーブとキャプテン香川の孤高の奮闘で少しずつ点を重ねるも、
全員攻撃の北九州の前に25:17で1セット目を落とす。
2セット目も富岡東は必死に応戦するが、高いブロックに阻まれ決め手に欠く。
2セット目も富岡東は必死に応戦するが、高いブロックに阻まれ決め手に欠く。
中盤以降徐々に自分たちのペースを取り戻してきた富岡東は、
攻守の要・香川の頭脳プレーで相手レシーブを揺さぶるが、開いた点差はなかなか縮まらず、
逆にブロックを利用され、また自らミスを招いてしまう。
セッターを入れ替えてリズムを変えようとしたが時既に遅し。
終始攻撃に徹した北九州に勝利の女神はほほえんだ。

札幌山の手(北海道) 1(25-22、25-27、11-25)2 富山一(富山)
第1セットは終盤近くまでリードの富山一。
しかし、その流れが変わったのは富山一が2回目のタイムアウトを取った後、
札幌山の手は小山らの連続得点で21-21と同点に追いつく。
さらに富山一の3つのミスで加点した山の手が最後は小山、大盛の攻撃で第1セットを取った。
第2セットも山の手優勢の展開ながら、終盤に差し掛かるまでに、両チームが2回ずつタイムアウトを消化。
第2セットも山の手優勢の展開ながら、終盤に差し掛かるまでに、両チームが2回ずつタイムアウトを消化。
23-17と圧倒的有利に立つ山の手だったが、ドラマはそこから始まった。
富山一は松本を中心に追い上げて22点。しかし、その後、長いラリーのあとに
山の手は豊川がマッチポイントのスパイクを決める。
万事休すかと思いきや、そこから驚異の粘りで25-25とした富山一が、
山の手の焦りも誘って27-25と大逆転。セットカウントを1-1のタイに持ち込んだ。
富山一の勢いは第3セットも止まらず、結局は25-11でゲームセット。
富山一の勢いは第3セットも止まらず、結局は25-11でゲームセット。


津商(三重) 2(25-15、25-10)0 弘前学院聖愛(青森)
齋藤の強打で弘前学院聖愛が抜け出しかける立ち上がりから、
津商も加藤のサーブが走り連続得点で逆転に成功。
その後も多彩なコンビを武器とする弘前学院聖愛の攻撃をしのいで
津商が坂口、橋本(涼)そして橋本(彩)も得点し1セット目をものにした。
2セット目も弘前学院聖愛は川村のレフトブロードや、花田と大山のダブルクイック、
そして齋藤のバックアタックなどで津商に食い下がるが、
要所でのミスにも差が出て津商が勝利をものにした


大阪国際滝井(大阪) 2(25-15、25-21)0 郡山女大(福島)
大阪国際滝井は竹田、近江と高さを生かしたプレーなどで序盤からリード。
3-8でタイムアウトを取った郡山女大附は1年生高橋の連続得点などで中盤まで追い上げて11-15。
その状況から大阪国際滝井は伊藤、高田、大井らの攻撃で一気に25点まで突き走って第1セットを奪取。
第2セットは逆に郡山女大附が先行し、大阪国際滝井が追いかける展開。
第2セットは逆に郡山女大附が先行し、大阪国際滝井が追いかける展開。
逃げたい郡山女大附だったが、攻撃以前に凡ミスによる失点が重なって逆転されるパターンへ。
終盤は粘りを見せたものの追いつけずに敗退。



増穂商(山梨) 2(25-20、25-17)0 山形城北(山形)
1セット目中盤までお互いブロックアウトの応酬で探り合いながらのゲーム展開。
17点から増穂商はキャプテン守屋のコースをつくサーブで流れを完全に引き寄せる。
増穂商の好プレーが攻守ともに炸裂し、25:20でセットをとる。
2セット目、山形城北は先セットの嫌な流れを断ち切ることができない。
2セット目、山形城北は先セットの嫌な流れを断ち切ることができない。
キャプテン板垣の散らすトス回しにも、再び相手キャプテン守屋の3連続ブロックによって点差が開いていく。
増穂商はセッター清水がコートを駆け回り、裏エース矢野の鋭いスパイクで益々調子をあげていく。
終盤山形城北は安達のワンタッチと全員バレーで粘りを見せるも増穂商のレフトを止めることができず、
25:17でストレート負けに終わった


金蘭会(大阪) 2(25-21、29-27)0 聖カタリナ女(愛媛)
初出場の金蘭会が晴れの舞台で躍動した。立役者となったのがエースの多田だ。
パワフルなスパイクでリズムをつかむと、対角の大田も切れのあるスパイクで援護射撃。
セッター吉田のツーアタックやサウスポー蔵立のブロックなどで得点を重ねると、
リベロ和田が抜群の反応を見せるなど守備も安定。
連続得点で奪った点差を守り切り、金蘭会が第1セットを奪った。第2セットも中盤まで互角の展開。
聖カタリナ女はセンター渡部にボールを集めて反撃する。終盤はエースの稲田が息を吹き返して先にセットポイントを奪取。しかし、ジュースに持ち込んだ金蘭会が大田の得点でマッチポイントを奪うと、
最後は多田のブロックでうれしい春高初勝利を飾った。

春の高校バレー 2012 女子1回戦結果その1
春の高校バレー 2012 女子1回戦結果その2
春の高校バレー 2012 男子1回戦結果その1
春の高校バレー 2012 男子1回戦結果その2
春の高校バレー 2012 男子1回戦結果その3
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