Vリーグ男子入れ替え戦(チャレンジマッチ男子2011/2012)の結果です。
 
 
■期日 : 2012年3月31日、2012年4月1日
 
 
 
■会場 : 大和スポーツセンター
 
 
 
■対戦 : JTサンダース(V・プレミア7位) 対 ジェイテクトSTINGS(V・チャレンジ2位)
       大分三好アドヴァイセラー(V・プレミア8位) 対 つくばユナイテッド Sun GAIA(V・チャレンジ1位)
       ※それぞれ2戦し、勝率、セット率、得点率の順で上回ったチームが
         次シーズンはV・プレミアリーグにて対戦する。
 
 
 
■ JT 対 ジェイテクト 1日目
 
結果: JT(1勝) 3(25-23、19-25、25-19、25-22)1 ジェイテクト(1敗)
 
※JTのスタメン=WS塚崎-MB町野-OPゴメス-WS小川-MB石橋-S菅、L酒井
 
※ジェイテクトのスタメン=WS松原-MB金丸-OPマティアス-WS安井-MB小松-S高橋、L興梠
 
※戦評
1セット目、どちらもゆずらぬ一進一退の攻防が続く。JTサンダーズはゴメスの力強いスパイクで攻める。
一方ジェイテクトSTINGSは、マティアス、金丸が中心となり、つなぎのバレーで相手を翻弄する。
しかし中盤の粘り強い攻撃から流れを掴んだJTがセットを奪った。
2セット目、お互いに取りつ取られつの展開が続く。シーソーゲームを抜け出したのはジェイテクト。
興梠、安井がレシーブでつなぎ、ファインプレーが多く目立った。
3セット目、序盤から甲斐、徳元のスパイクでJTがリズムに乗る。
その後もゴメスのブロック、スパイクトが炸裂した。ジェイテクトは、金丸、安井の力強いスパイクで
巻き返しを図るが、高い打点から繰り広げられるゴメス、また軟硬を組み合わせた甲斐のスパイクで、
流れを掴んだJTがとった。
4セット目、ジェイテクトはスパイカーを徹底的にブロックマークをし、攻撃までつなげた。
対するJTは高さのあるバレーで勝負する展開となった。
長いラリーが続くセットは、JTの粘り強いレシーブとゴメスの鋭いスパイクによって終止符が打たれた。
どのセットも競い合いが続く苦しい展開ではあったが、
高さと力のあるスパイク、粘り強いレシーブで流れを掴んだJTが勝負を決めた
 
 
 
■ JT 対 ジェイテクト 2日目
 
結果: JT(2勝) 3(25-14、22-16、22-25、25-22)1 ジェイテクト(2敗)
 
※JTのスタメン=WS徳元-MB町野-OPゴメス-WS塚崎-MB石橋-S菅、L酒井
 
※ジェイテクトのスタメン=WS松原-MB金丸-OPマティアス-WS安井-MB小松-S高橋、L興梠
 
※戦評
JTは序盤からセッター菅が安定したレシーブからゴメス、塚崎を中心に巧みに使い得点を重ねる。
一方ジェイテクトSTINGSは途中出場の若山にボールを集め流れを掴もうとするが、
要所でのミスが目立ちJTが2セットを連取する。
第3セット、JTはスタートから町野のブロックなどで勢いに乗りかけるが、
ジェイテクトのレシーブに粘りが出始め、要所での若山の活躍もありこのセットを奪う。
しかし第4セットに入ると2−1の場面でJT塚崎の連続ブロックから流れを引き寄せ、
最後はゴメスのスパイクがジェイテクトのコートに突き刺さり、JTがプレミアリーグ残留を決めた。
 
 
■ つくば 対 大分三好 1日目
 
結果: つくば(1勝) 3(28-26、25-23、24-26、25-22)1 大分三好(1敗)
 
※つくばのスタメン=MB椿山-WS加藤-OP柴田-MB李-WS出来田-S前田、L芳賀、吉野
 
※大分三好のスタメン=MB中島-OPオンテレ-WS細川-MB徳丸-S山田-WS高橋、L橘
 
※戦評
1セット目序盤、大分三好ヴァイセアドラーは、オンテレと細川を中心に高さのある攻撃を展開し点を重ねる。
対するつくばユナイデットSunGAIAは、硬さが少し残るも、出耒田と加藤にボールを集め攻撃の軸を作り、
大分三好を追いかける形となった。しかし終盤、李のブロックポイントから流れを引き込み一気に追いつくと
終盤は一進一退の攻防戦。白熱したラリーを繰り広げた結果、28−26でつくばが1セット目を勝ち取った。
両チームとも勢いにのった2セット目、序盤からお互いに一歩も譲らない展開が続いたが、
つくばが椿山、李のセンター攻撃で幅を広げ、着実に点を重ね、2セット目も連取した。
何としても白星をあげ、プレミア残留に繋げたい大分三好は、オンテレの高さのある攻撃に
高橋、徳丸の攻撃を加え、つくばに喰らい付き、3セット目を取り返した。
ちなみに加藤陽一が3セット目に足の痙攣で負傷退場している。
4セット目、中盤高橋が足の負傷でベンチに下がるアクシデントがあった大分三好。
勢いがづくつくばを必死で追いかけるが、最後は25−22でつくばが4セット目を勝ち取った。
つくばはプレミアリーグ昇格に弾みをつけた。
 
 
 
■ つくば 対 大分三好 2日目
 
結果: つくば(1勝1敗) 0(20-25、20-25、23-25)3 大分三好(1勝1敗)
 
※つくばのスタメン=MB椿山-WS加藤-OP柴田-MB李-WS出来田-S前田、L芳賀、吉野
 
※大分三好のスタメン=S山田-WS高橋-MB中島-OPオンテレ-WS細川-MB徳丸-、L橘
 
※戦評
第一戦では、すべてのセットが3点差以内の決着となった大分三好ヴァイセアドラーと
つくばユナイテッドSunGAIAの対戦は序盤から両者一歩も譲らない白熱した展開となった。
昨日の試合で格上の大分三好に勝利したつくばは、今日も多彩な攻撃陣で相手を翻弄する。
中でも、センターの椿山は相手の意表をつくコースに速攻攻撃を打ち分け、得点を重ねた。
一方の大分三好は、高橋(和)が思い切りの良い攻撃を仕掛け、つくばの勢いを徐々に封じ込めていき、
第1、2セットを連取。第3セットでは一時リードを許すものの、
徹底してオンテレへボールを集め逆転に成功した。
その結果、プレミアリーグの意地を見せた大分三好が3−0で勝利し、
セット率の差でプレミアリーグ残留を決めた
 
※戦績
大分三好 : 1勝1敗 得セット4、失セット3、セット率=4/3=1.333
つくば : 1勝1敗、得セット3、失セット4、セット率=3/4=0.750
 
よって、大分三好がつくばを上回り、V・プレミア残留。
 
 
 
 
 
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