V・プレミアリーグ女子 2011-2012 ファイナルラウンド
■ 会場 : 東京国立代々木競技場第一体育館
■ 試合日 : 3月24日(土)
■ 3位決定戦 = デンソーエアリービーズ 対 岡山シーガルズ
※試合結果=デンソー 3(25-18、25-18、23-25、17-25、15-9)2 岡山シーガルズ
※デンソーのスタメン=WS石井-MB井上奈-S熊谷-WSデラクルス-MB矢野-OP鈴木、L真柴
※岡山のスタメン=WS吉田-MB森-OP関-WS福田-MB山口-S宮下、L丸山
※戦評
今シーズン最後の試合を、3位と言う形で終わらせたい両チームの戦いは、
スタートからデンソーが、デラクレスの猛打、石井の多彩な攻撃を引き出す、
セッター熊谷の活躍で流れを掴み、セット終盤には、新人鍋谷、大竹を投入しセットをものにした。
岡山シーガルズもセッター宮下から繰り出されるトスを、福田、山口が決め、
岡山シーガルズもセッター宮下から繰り出されるトスを、福田、山口が決め、
リべロ丸山を軸にレシーブを拾い出すと流れを引き戻し、
試合は最終セットにもつれ込む激戦となるが、
最終セットは、デンソーのブロックが冴え、熱戦に終止符を打った。
※数字で比較
・アタック決定率=デンソー40.0%、岡山34.0%
・ブロック決定本数=デンソー10、岡山10
・サーブ効果率=デンソー10.4%、岡山7.3%
・サーブレシーブ成功率=デンソー71.1%、岡山63.0%
※両チームの得点者
・デンソー
WS石井 A12(12/38=31.6%)、B2、S0(10.7%)、SR20/28=71.4%
MB矢野 A8(8/22=36.4%)、B3、S1(7.0%)
S熊谷 A0、B0、S18(12.5%)
WSデラクルス A33(33/75=44.0%)、B1、S0(8.3%)
MB井上奈々朱 A5(5/19=26.3%)、B3、S1(12.5%)
OP鈴木 A12、B1、S0(11.5%)、SR15/27=55.6%
MB大竹 A1(1/1=100%)、B0、S0
WS鍋谷 A2(1/2=50.0%)、B0、S0(8.3%)、SR3/4=75.0%
S栄 A0、B0、S0
L真柴 SR26/30=86.7%
L櫻井 SR0/0=0%
・岡山シーガルズ
WS吉田 A1(1/12=8.3%)、B0、S0(効果率4.2%)、SR17/24=70.8%
MB森 A5(5/14=35.7%)、B1、S0(効果率10.0%)、SR1/3=33.3%
OP関 A5(5/16=31.3%)、B1、S0(効果率5.8%)
WS福田 A22(22/56=39.3%)、B1、S1(効果率15.8%)、SR17/26=65.4%
MB山口 A16(16/35=45.7%)、B0、S0(効果率2.9%)、SR6/7=85.7%
S宮下 A0、B2、S0(効果率3.6%)
WS川畑 A19(19/59=32.2%)、B1、S0(効果率5.0%)、SR6/14=42.9%
OP川島 A1(1/9=11.1%)、B4、S0(効果率11.4%)
S 岡野 A0、B0、S0
WS 野口 A0、B0、S0(効果率12.5%)、SR2/2=100%
OP 卜部 A0、B0、S0(効果率16.7%)、SR2/3=66.7%
WS 村田 A0、B0、S0
L 丸山 SR12/19=63.2%
※オイラのつぶやき・・・
これ、入力するの凄い大変だった・・・汗
デンソーは、MBの決定率が低くて、実は苦しい試合だったような気がします。
ただ、鈴木の決定率が高いですね~打数自体は少ないのですが、スパイス効いてます。
そして、大竹と鍋谷という新人が出場して、二人とも得点してますね。
鍋谷に至ってはキッチリレセプションも返しています。ステップ自体が微妙かと思ったり・・・しますが。
新人が得点すると乗りますよね~。
セッター岡野の投入で3セット目から流れを変えた岡山シーガルズ。
やはりセッターの役割って大きいな~、そしてベテランの役割って大きいな~と思う。
セミファイナルから、MBを森と山口のラインに戻してきたのですが、何故なのでしょうか?
ブロック対策なのかな~?デラクルスの正面に高いブロッカーを当てていくという作戦なのかな~?
な~んて、ローテーションのマッチアップから想像してみたり・・・
福田と山口が攻撃の軸になってますよね~。福田・・・全日本でも見たいな~・・・
■ 優勝決定戦 = 東レアローズ 対 久光製薬スプリングス
※ 試合結果 : 東レ 3(32-30、25-16、25-22)0 久光製薬スプリングス
※ 久光製薬のスタメン=S古藤-WSフォフィーニャ-MB水田-OP新鍋-WS石田-MB平井、L座安
※ 東レのスタメン=S中道-WS高田-MB荒木-OP迫田-WS木村-MB二見、L濱口
※ 戦評
1セット序盤リードを許した東レだが、木村のサーブで逆転し接戦の末先取した。
次セットを取りたい久光製薬だが、東レの迫田、木村、荒木などの多彩な攻撃で
次セットを取りたい久光製薬だが、東レの迫田、木村、荒木などの多彩な攻撃で
大量にリードした東レがそのまま第2セットを取った。
3セット目は久光製薬、座安の好レシーブ等あり接戦を繰り広げたが、
3セット目は久光製薬、座安の好レシーブ等あり接戦を繰り広げたが、
終盤に東レの木村がブロックでムードを変え、ストレートで久光製薬を下し栄冠を勝ち取った。
数字で比較していきます。画像はVリーグオフィシャルサイトより(画像の右下角をクリックすると拡大します。)

続いて東レのスタッツです。画像はVリーグオフィシャルサイトより(画像の右下角をクリックすると拡大します)

続いて久光製薬のスタッツです。画像はVリーグオフィシャルサイトより(画像の右下角をクリックすると拡大します)

※オイラのつぶやき・・・
優勝決定戦は、ちょっと手抜きで。
東レは、やはり迫田が真ん中からのバックアタックの際に久光のサーブが迫田の近くに来るのですね。
それを濱口がレシーブしに行くのですが、何だか返らなかったですよね~。
そして、高田・木村のレシーブも、ちょっと不安定というか、久光のサーブが良かったと思います。
ただ、この二人やはり攻守のバランスが良いですよね~・・・素晴らしいです。
二見も積極的で良かったと思いますし、ここ1年で伸びてきているな~という印象を受けました。
ただ、宮田のスピードというのも良いので、荒木の対角を争っていく形なのでしょうね~。
そして、準優勝だった久光製薬ですが、1セット目・3セット目と、凄い気持ちが出ている試合でした。
今シーズンの久光は石田が攻撃の中心となって、新鍋・座安が守備の中心となりました。
この試合でも、そのカラーがよくでていたし、平井・水田もマズマズだったと思います。
ただ、やはり石田のレセプションが、返っていないのが、今後の全日本的にも不安です。
■ それでは、V・プレミア女子2011-2012の最終成績です・・・
1位=東レアローズ
2位=久光製薬スプリングス
3位=デンソーエアリービーズ
4位=岡山シーガルズ
5位=JTマーヴェラス
6位=パイオニアレッドウィングス
7位=トヨタ車体クインシーズ
8位=NECレッドロケッツ
※トヨタ車体とNECは入れ替え戦が今週末に行われます。
2位=久光製薬スプリングス
3位=デンソーエアリービーズ
4位=岡山シーガルズ
5位=JTマーヴェラス
6位=パイオニアレッドウィングス
7位=トヨタ車体クインシーズ
8位=NECレッドロケッツ
※トヨタ車体とNECは入れ替え戦が今週末に行われます。
■ 続いて個人賞です・・・
優勝監督賞: 菅野 幸一郎 (東レ)
最高殊勲選手賞: 荒木 絵里香 (東レ)・・・4年ぶり2回目
敢闘賞: 石田 瑞穂 (久光製薬)・・・初受賞
ベスト6賞:
荒木 絵里香 (東レ)・・・3年連続6回目
木村 沙織 (東レ)・・・5年連続5回目
中道 瞳 (東レ)・・・3年ぶり3回目
デラクルス・ベタニア (デンソー)・・・4年ぶり2回目
石田 瑞穂 (久光製薬)・・・初受賞
山口 舞 (岡山)・・・初受賞
ベストリベロ賞: 座安 琴希 (久光製薬)・・・初受賞
最優秀新人賞: 森谷 史佳 (パイオニア)
得点王: デラクルス・ベタニア (デンソー)・・・初受賞
スパイク賞: ギブマイヤー・ローレン (トヨタ車体)・・・初受賞
ブロック賞: 荒木 絵里香 (東レ)・・・4年ぶり2回目
サーブ賞: 張 紫音 (NEC)・・・初受賞
サーブレシーブ賞: 座安 琴希 (久光製薬)・・・初受賞
レシーブ賞: 新鍋 理沙 (久光製薬)・・・初受賞
優秀GM賞: 内山 晃 (東レ)・・・初受賞
<Vリーグ特別賞>
Vリーグ栄誉賞:
荒木 絵里香 (東レ)・・・個人賞多回数受賞
森 万里子 (東レ)・・・出場試合が249試合(230試合を超えたということで。東洋紡時代からの選手だものね。)
Vリーグ日本記録賞: 張 紫音(NEC)・・・サーブ効果率19.6%
Vリーグ特別賞: 櫻井 由香 (デンソー)・・・何の基準だったのか、わからないのですが・・・
最高殊勲選手賞: 荒木 絵里香 (東レ)・・・4年ぶり2回目
敢闘賞: 石田 瑞穂 (久光製薬)・・・初受賞
ベスト6賞:
荒木 絵里香 (東レ)・・・3年連続6回目
木村 沙織 (東レ)・・・5年連続5回目
中道 瞳 (東レ)・・・3年ぶり3回目
デラクルス・ベタニア (デンソー)・・・4年ぶり2回目
石田 瑞穂 (久光製薬)・・・初受賞
山口 舞 (岡山)・・・初受賞
ベストリベロ賞: 座安 琴希 (久光製薬)・・・初受賞
最優秀新人賞: 森谷 史佳 (パイオニア)
得点王: デラクルス・ベタニア (デンソー)・・・初受賞
スパイク賞: ギブマイヤー・ローレン (トヨタ車体)・・・初受賞
ブロック賞: 荒木 絵里香 (東レ)・・・4年ぶり2回目
サーブ賞: 張 紫音 (NEC)・・・初受賞
サーブレシーブ賞: 座安 琴希 (久光製薬)・・・初受賞
レシーブ賞: 新鍋 理沙 (久光製薬)・・・初受賞
優秀GM賞: 内山 晃 (東レ)・・・初受賞
<Vリーグ特別賞>
Vリーグ栄誉賞:
荒木 絵里香 (東レ)・・・個人賞多回数受賞
森 万里子 (東レ)・・・出場試合が249試合(230試合を超えたということで。東洋紡時代からの選手だものね。)
Vリーグ日本記録賞: 張 紫音(NEC)・・・サーブ効果率19.6%
Vリーグ特別賞: 櫻井 由香 (デンソー)・・・何の基準だったのか、わからないのですが・・・
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3月26日の0時の時点で、バレーボール部門 9位です。
上位にランクインしても、特に何かがある訳でもないですけど・・・