V・プレミアリーグ男子 2011-2012 レギュラーラウンド最終結果 & チーム技術
今日でV・プレミアリーグは男女共セミファイナルラウンドが終わってしまいました。
男子は東レとパナソニック、女子は東レと久光製薬が優勝決定戦に進みました。
さて、この記事ではV・プレミアリーグ男子のレギュラーラウンドの最終結果と、
チームの技術ランキングをアップしていきます。
画像データは、Vリーグオフィシャルサイトより引用しています。
まず、レギュラーラウンドの最終結果です。
画像はクリックすると拡大表示されます・・・たぶん。

1位=東レアローズ /19勝2敗、得セット59、失セット17、セット率=59/17=3.47
1LEG・・・7勝0敗、2LEG・・・6勝1敗、3LEG・・・6勝1敗
越谷と米山というWS陣が安定したレセプションを返したために、圧倒的に安定したバレーを展開。
更に、富松と篠田というMB陣も怪我から復帰して、S阿部が崩れても近藤がカバーできる層の厚さ。
2位=パナソニックパンサーズ /17勝4敗、得セット57、失セット32、セット率=57/32=1.78
1LEG・・・5勝2敗、2LEG・・・5勝2敗、3LEG・・・7勝0敗
序盤はエースの清水が不調でチームとしても成績が上がらなかったが、山本隆弘がカバーし、
更に福澤、チアーゴと自慢の攻撃力で尻上がりに成績を上げてきた。Lの永野の役割も大きい。
3位=堺ブレイザーズ /13勝8敗、得セット43、失セット34、セット率=43/34=1.26
1LEG・・・5勝2敗、2LEG・・・3勝4敗、3LEG・・・5勝2敗
中盤はエンダキがアフリカ五輪予選に出場のためチームを離れたため成績が落ちたが、
中堅の西尾、ルーキーの千々木などの頑張りも見られた。
4位=サントリーサンバーズ /10勝11敗、得セット37、失セット42、セット率=37/42=0.88
1LEG・・・3勝4敗、2LEG・・・4勝3敗、3LEG・・・3勝4敗
全日本を長く支えたリベロの津曲と、日立国分から移籍のMB坂本が今シーズンで引退することを発表した。
何とか有終の美を・・・と一致団結して臨んだものの。MBの山村やWS柴小屋らが中心に粘り強いバレーをする。
5位=FC東京 /8勝13敗、得セット37、失セット47、セット率=37/47=0.79
1LEG・・・3勝4敗、2LEG・・・3勝4敗、3LEG・・・2勝5敗
四強争いを演じたFC東京だったが、攻撃力は素晴らしいものがあるが、やはり守備の崩れからミスが痛い。
ただ、サーブ&ブロックが機能した時のFC東京は凄い!
OPの前田、MBの加賀、時折出場する守備の良い三上など全日本でも見てみたい選手も居る。
6位=豊田合成トルフェンサ /7勝14敗、得セット34、失セット47、セット率=34/47=0.72
1LEG・・・2勝5敗、3LEG・・・3勝4敗、3LEG・・・2勝5敗
大黒柱のMB川浦が引退した穴を埋められなかったな~・・・という印象。
やはりMBの攻撃が少なく、決定率が落ちたので、WSの負担も大きかったかな~・・・
7位=JTサンダース /7勝14敗、得セット35、失セット47、セット率=35/49=0.71
1LEG・・・1勝6敗、2LEG・・・4勝3敗、3LEG・・・2勝5敗
リーグ序盤はゴメス頼みの展開で苦しんだ。途中から塚崎と八子が攻撃で踏ん張り持ち直したが、
リーグ終盤は守備面での不安が露呈し、セット終盤のミスの多さから勝ち星を逃した場面が多かった。
8位=大分三好ヴァイセドラー /3勝18敗、得セット24、失セット58、セット率=24/58=0.41
1LEG・・・2勝5敗、2LEG・・・0勝7敗、3LEG・・・1勝6敗
豊田合成から高橋し、長江、細川など選手層の厚さが増したように思えたが・・・
オンテレに頼る場面が多く、オンテレが決まらないと、どうにもこうにも・・・。
次にチーム技術ランキングを見ていきます。
まずはアタック決定率とバックアタック決定率です。


東レは、両WSが小さいためレセプションが返る率が高く、
当然安定したトスが提供されやすく、結果、アタック決定率も高めに出てますが、
勝負どころのテクニックというのも素晴らしいのですよね~。
パナはテクニックというよりパワーと高さで粉砕していく感じで東レとは正反対。
ただ、この好調さというのを日本代表でも維持していってほしい。清水&福澤です。
豊田合成ですが、若いチームが全体的に成長してきている感じですよね~。
特にWS陣は、ようやく盛重が持ち味を発揮できるようになってきたな~・・・という印象。高松の成長も大きい。
FC東京に関しては、やはり攻撃のチームですよね~。サントリー・JTは、若い選手が多いので我慢が必要。
次にサーブ効果率。サーブは攻撃の第一歩です。

FC東京のサーブの強さが目立ったシーズンでしたが、効果率ではサントリー・パナソニックも僅差。
東レがサーブ効果率で頑張りを見せれば、更に強くなるのかな~?
JTは両WSの高さがあるので、サーブ効果率が良ければ、それなりにブロックで対応できるかと・・・
ブロック決定本数です。自分の中ではブロックはディフェンス。
相手攻撃をどれだけブロックで効果的に拾っていけるか・・・かなり鍵ですね~

東レと堺BZは、MBが低いのですが、かなり高い決定本数を示しています。
また3位の豊田合成も、本当にMB陣が小さいのですけどね~・・・
それに比べてサントリーはMB陣高いのですけどね~やはりブロックは高さだけじゃないですね~。
大分三好のブロックの少なさが心配だったりします。
そして、何が何でもサーブレシーブ!という感じですが・・・

越谷・米山というWS陣が安定したレセプションを返す東レがトップです。
Lの永野が超頑張りを見せたパナソニックは福澤の守備範囲が狭いから?2位に食い込んでます。
3位のサントリーは監督・コーチ陣(荻野&河野)の特色が出ている感じですよね~。
来年以降は泥臭いバレーを展開しそう~な予感。
FC東京と堺ブレイザーズの数値の低さが上昇すれば、安定するのですが・・・ね。
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3月18日の12時の時点で、バレーボール部門 7位です。
上位にランクインしても、特に何かがある訳でもないですけど・・・