V・プレミアリーグ男子 2011-2012 レギュラーラウンド 第10週(最終週)の結果
■ 3月10日(土)の結果
サントリー(10勝10敗) 3(25-20、25-23、25-17)0 JT(7勝13敗)
※サントリーのスタメン=MB鈴木-OPアンドレ-WS米山-MB山村-S岡本-WS柴小屋、L高橋
※JTのスタメン=WS塚崎-MB町野-OPゴメス-WS八子-MB石橋-S管、L酒井
※戦評
セミファイナルラウンドへ最後の切符をかけて、サントリーとJTが対戦した。
試合開始直後から両チームの粘り強いアタックレシーブで好ラリーが何度も展開されたが、
試合開始直後から両チームの粘り強いアタックレシーブで好ラリーが何度も展開されたが、
サントリーはセッター岡本が山村のクイックを効果的に使い抜け出すと、
山村がセットポイントをサービスエースで決め、第1セットを取った。
第2セット、JTは八子、ゴメスにトスを集めてリードするが、
第2セット、JTは八子、ゴメスにトスを集めてリードするが、
サントリーはゴメスのバックアタックを徹底的にマークして、逆転でこのセットも連取した。
第3セット、JTは途中出場の田村、小川の活躍で先に8点目を上げた。
第3セット、JTは途中出場の田村、小川の活躍で先に8点目を上げた。
しかし、サントリーは米山、金子のサーブでJTのレシーブを崩し連続得点を上げ、
最後は鈴木がクイックを決め、自力での四強入りに王手をかけた。
大分三好(3勝17敗) 3(25-20、25-22、25-21)0 FC東京(8勝12敗)
※大分三好のスタメン=WS高橋-MB中島-OPオンテレ-WS細川-MB徳丸-S山田、L橘
※FC東京のスタメン=WS手塚-MB山本-S山岡-WSグラディナロフ-WS衛藤-OP前田、L福田誉
※戦評
第1セット、大分三好は、細川が攻守にわたり活躍を見せる。
コースを上手く打ち分けたスパイクで得点を重ねてリズムを掴むと、
中島の要所でのブロックも光り、第1セットを先取する。
続く第2セット、中盤まではラリーの応酬が続くも、先に抜け出したのは大分三好だった。
続く第2セット、中盤まではラリーの応酬が続くも、先に抜け出したのは大分三好だった。
粘り強くボールを拾って攻撃に繋げ、また、センターからの速攻も積極的に使って
流れに乗った大分三好がこのセットも奪った。
絶対に負けられないFC東京は序盤、手塚、前田、グラディナロフの3人にボールを集めて得点を重ねるが、
絶対に負けられないFC東京は序盤、手塚、前田、グラディナロフの3人にボールを集めて得点を重ねるが、
大分三好の勢いを止めることはできなかった。
高橋(和)の連続サービスエースで勢いづいた大分三好は、粘りあるバレーを展開し、
高橋(和)の連続サービスエースで勢いづいた大分三好は、粘りあるバレーを展開し、
まさに全員バレーで勝利を収め、嬉しい3勝目を上げた。
一方のFC東京は、プレミアリーグ初の四強の夢は叶わなかった。
一方のFC東京は、プレミアリーグ初の四強の夢は叶わなかった。
パナソニック(16勝4敗) 3(25-17、25-22、25-20)0 堺BZ(12勝8敗)
※パナソニックのスタメン=MB枩田-OP清水-WSチアーゴ-MB白澤-S大竹-WS福澤、L永野
※堺のスタメン=S今村-WS北島-MB松本-OPエンダキ-WS石島-MB横田、L坂梨、井上
※戦評
すでに4強入りを決め、セミファイナルに向けて弾みをつけたい堺とパナソニックパンサーズの一戦。
パナソニックは、第1セット序盤、白澤のブロックや福澤の切れ味のある鋭いスパイクでリズムを掴むと、
パナソニックは、第1セット序盤、白澤のブロックや福澤の切れ味のある鋭いスパイクでリズムを掴むと、
そのままセットをものにする。
勢いに乗ったパナソニックは、第2、第3セットも大竹の多彩なトスワークで、
勢いに乗ったパナソニックは、第2、第3セットも大竹の多彩なトスワークで、
相手のブロック陣を翻弄し、ストレートで勝利した。
一方、ホームゲームであった堺は、北島や石島の気迫溢れるスパイクで得点を重ねるが、
一方、ホームゲームであった堺は、北島や石島の気迫溢れるスパイクで得点を重ねるが、
本来の力を発揮できなかった。終始、試合を優位に進めたパナソニックが堺を圧倒した。
東レ(18勝2敗) 3(26-24、25-19、25-22)0 豊田合成(6勝14敗)
※東レのスタメン=MB相澤-OPボヨビッチ-WS米山-MB富松-S阿部-WS越谷、L田辺
※豊田合成のスタメン=WS高松-MB近-OPレオナルド-WS盛重-MB幡司-S重村、L古賀
※戦評
第1セット序盤から東レは富松、越谷が、豊田合成はレオナルド、高松が打ち合い、
終盤まで譲らぬ展開となった。東レが米山による3連続得点で20−18としたが、
豊田合成はレオナルドや岡本の攻撃で3連続得点しセットポイントを迎えた。
しかし、東レは相澤のクイックやブロックで4連続得点し、逆転で1セット目をものにした。
絶対に負けられない豊田合成は第2セットセッターを内山に代え、
絶対に負けられない豊田合成は第2セットセッターを内山に代え、
第3セットはローテーションを変えるなどして対抗したが、
絶好調の東レの勢いを止められず、ストレート負けを喫した
■ 3月11日(日) の結果
豊田合成(7勝14敗) 3(25-19、25-23、25-19)0 サントリー(10勝11敗)
※豊田合成のスタメン=S重村-WS高松-MB近-OPレオナルド-WS盛重-MB幡司、L古賀
※サントリーのスタメン=WS牟田-MB坂本-OP栗山-WS松崎-MB塩田-S武市、L佐別當
※戦評
豊田合成にとって、レギュラーラウンド最終戦は、負ければ入れ替え戦に回る可能性もあるため、
どうしても負けられない試合となった。その気迫から、終始サントリーサンバーズを圧倒し、
近、幡司の両ミドルブロッカーの速攻、盛重、高松、レオナルドのサイドやバックからと、
多彩な攻撃陣を内山、重村2人のセッターが見事に操った。
サントリーは、途中出場の金子が要所要所でスパイク、ブロックを決め、キャプテンの意地を見せ、
サントリーは、途中出場の金子が要所要所でスパイク、ブロックを決め、キャプテンの意地を見せ、
第3セットにはアンドレをも投入し、反撃を試みるが、どうしても負けられないという豊田合成の気迫が勝った。
豊田合成は、まさに総攻撃。コートに立つ6人全員の力を結集して、最終戦の勝利をもぎ取った
豊田合成は、まさに総攻撃。コートに立つ6人全員の力を結集して、最終戦の勝利をもぎ取った
東レ(19勝2敗) 3(19-25、25-22、25-19、25-21)1 JT(7勝14敗)
※東レのスタメン=S近藤-WS大木-MB篠田-OPボヨビッチ-WS角田-MB相澤、L勝野
※JTのスタメン=OPゴメス-WS八子-MB石橋-S管-WS塚崎-MB町野、L酒井
※戦評
首位を走りセミファイナルリーグへ、勝って勢いをつけたい東レと、勝って入れ替え戦を回避したいJTの一戦。
第1セット、JTはウィングスパイカーのゴメス、八子、塚崎がキレのあるスパイクを決め波に乗る。
第1セット、JTはウィングスパイカーのゴメス、八子、塚崎がキレのあるスパイクを決め波に乗る。
対する東レは、ボヨビッチにボールを集め、流れを引き戻そうとする。
終盤、JTは、途中出場の神田がサービスエースを取り、勢いづくと先取した。
第2セット、東レは先発から、米山、鈴木を起用し、流れを引き寄せリードする。
第2セット、東レは先発から、米山、鈴木を起用し、流れを引き寄せリードする。
対するJTは、勝負どころでゴメスの強烈なスパイクで追い付こうとするが、
東レの高いブロックに阻まれ、奪取し勢い付いた。
第3、第4セットに入ってもJTは全員バレーで対抗しようとするが、
第3、第4セットに入ってもJTは全員バレーで対抗しようとするが、
東レは堅い守りでJTを寄せ付けず、勝利を収めた。JTは入れ替え戦へ回ることになった。
パナソニック(17勝4敗) 3(25-22、23-25、25-16、18-25、15-13)2 FC東京(8勝13敗)
※パナソニックのスタメン=MB山添-OP山本隆弘-WSチアーゴ-MB白澤-S大竹-WS谷村、L永野、山本拓
※FC東京のスタメン=S山岡-WSグラディナロフ-MB加賀-OP前田-WS手塚-MB山本、L福田誉
※戦評
パナソニックがリベロ永野を中心とした丁寧なサーブレシーブから
セッター大竹が白澤、山添のクイックを効果的に使い、第1、3セットを取った。
一方、FC東京は、グラディナロフ、手塚、上場の活躍で第2、4セットを取り、勝負は最終セットにもつれ込んだ。
一方、FC東京は、グラディナロフ、手塚、上場の活躍で第2、4セットを取り、勝負は最終セットにもつれ込んだ。
勝負を決めたのはパナソニック山本(隆)のサーブだった。
2本のサービスエースを含む4連続得点で勝負を決定づけた。
パナソニックは3Leg全勝の勢いをかってセミファイナルラウンドに挑む。
堺ブレイザーズ(13勝8敗) 3(25-22、27-25、25-17)0 大分三好(3勝18敗)
※堺のスタメン=MB内藤-OPエンダキ-WS千々木-MB横田-S金井-WS石島、L坂梨
※大分三好のスタメン=WS高橋-MB中島-OPオンテレ-WS細川-MB徳丸-S山田、L橘
※戦評
序盤から、堺はスタメン起用の内藤の強烈なサーブでリズムをつくる。
一方、大分三好はオンテレにトスを集め、強烈なスパイクで効果的に得点を重ね、終盤まで
一方、大分三好はオンテレにトスを集め、強烈なスパイクで効果的に得点を重ね、終盤まで
一進一退の攻防を繰り広げるが、途中出場の西尾の活躍で良いリズムを作った堺が第1セットを先取する。
第2セット、エンダキとオンテレの打ち合いでパワーバレーが展開され、デュースにもつれ込む。
手に汗握るラリーの連続であったが、内藤の連続ブロックでセットポイントを迎えた堺がこのセットも奪った。
第3セットに入っても、堺の勢いは止まらず、終始試合を優位に進めた堺が
手に汗握るラリーの連続であったが、内藤の連続ブロックでセットポイントを迎えた堺がこのセットも奪った。
第3セットに入っても、堺の勢いは止まらず、終始試合を優位に進めた堺が
ストレートで大分三好を退け、セミファイナルに向けて弾みをつけた。
■ レギュラーラウンド最終結果
1位=東レアローズ /19勝2敗、得セット59、失セット17、セット率3.47
2位=パナソニックパンサーズ /17勝4敗、得セット57、失セット32、セット率1.78
3位=堺ブレイザーズ /13勝8敗、得セット43、失セット34、セット率1.26
4位=サントリーサンバーズ /10勝11敗、得セット37、失セット42、セット率0.88
5位=FC東京 /8勝13敗、得セット37、失セット47、セット率0.79
6位=豊田合成トルフェンサ /7勝14敗、得セット34、失セット47、セット率0.72
7位=JTサンダース /7勝14敗、得セット35、失セット49、セット率0.71
8位=大分三好アドヴァイセラー /3勝18敗、得セット24、失セット58、セット率0.41
※1~4位のチームは今週末のセミファイナルラウンド進出。
※7~8位のチームは今月末の入れ替え戦へ回り、V・チャレンジリーグの上位2チームと対戦します。
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3月16日の0時の時点で、バレーボール部門 7位です。
上位にランクインしても、特に何かがある訳でもないですけど・・・