V・チャレンジリーグ男子 レギュラーラウンド最終週(2月4日・2月5日)結果
 
 
■ 2月4日(土)結果
 
 
ジェイテクト(9勝1敗) 3(25-20、25-19、18-25、25-21)1 東京ヴェルディ(3勝6敗)
 
1セット目、ジェイテクト松原のスパイクサーブがキレ・コースともによく連続得点の起爆剤になり、
また東京ヴェルディのミスに助けられ、まずジェイテクトが先取する。
続く2セット目は1セット目と違いミスの少ない締まったゲーム展開になる。
そんなゲーム展開の中、ジェイテクトの高さとパワーの違いがこのセットの明暗を分ける。
きっちり揃ったブロックとマティアスの打点の高いアタックがこのセットを奪う原動力になり、
2セット連取して3セット目に入る。
ストレート勝ちが見えてきたジェイテクトの足元をすくったのが東京ヴェルディの中島だった。
2セット目から調子が上向いてきていたサーブとスパイクがこのセットで爆発。
チームのムードを変えるきっかけになり、中島につられてサーブが走り
ジェイテクトのお株を奪うブロックやスパイクが次々と決まり東京ヴェルディが3セット目を奪う。
迎えた4セット目は、サーブレシーブの修正を行ったジェイテクトが中盤以降にブロックと
高さのあるスパイクで東京ヴェルディを退けこの試合を決めた。
 
つくば(8勝1敗) 3(25-23、25-18、16-25、25-22)1 大同特殊鋼(7勝3敗)
 
第1セット序盤、大同特殊鋼がリードするが、つくばは出来田、椿山のブロック、
佐々木のバックアタックなどで逆転し、つくばが第1セットをものにした。
第2セットも流れをつかんだつくばが、着実に得点を重ね連取する。
第3セット、後のない大同特殊鋼は辰巳のスパイクとブロックで流れをつかみリードする。
その後も倉田のスパイクや平野のブロックでリードを広げ、このセットは大同特殊鋼が取り返す。
第4セット、序盤からつくばは佐々木のジャンプサーブで流れをつかみ大量リードする。
そのまま得点を重ねたつくばが3−1で勝利した
 
 
富士通(8勝1敗) 3(25-16、25-16、25-19)0 阪神(2勝7敗)
 
第1セットは、富士通が立ち上がりから三芳と岩井の早いコンビバレーを展開し終始リードを奪った。
中盤以降も平澤のアタックとブロックで危なげなく先制した。
第2セットも富士通岡村の要所でブロックや、岩井のジャンプサーブで連続得点をあげ
序盤から終始リードを保ち圧倒した。
第3セット序盤は、一進一退の展開が続く。
しかし阪神はサーブミスなどで流れをつかむことが出来ず、
攻守に渡り終始リードを保った富士通が3−0で勝利を収めた 
 
 
トヨタ自動車(2勝7敗) 3(25-19、25-16、25-27、23-25、15-12)2 東京トヨペット(1勝8敗)
 
トヨタ自動車は、太田・渡邉・徳尾を軸に得点を重ねた。
徳尾は序盤、東京トヨペットの伊藤に2連続ブロックを受けるものの、
その失点に気負うことなく、逆に勢いを増す活躍を見せた。
サービスエースや、両ミドルブロッカーの決定的なブロックのシーンも多く見られ、チームの持ち味を発揮できた。
一方の東京トヨペットは、伊藤の2連続ブロックを含む5連続得点で、最初に主導権を握るものの、
その後勢いづいたトヨタ自動車にセットを連取された。
攻守の要である馬場も従来のように得点に絡めず、追う展開となってしまった。
後のなくなった第3セットは、代わって入った西片の活躍もあり、
終盤までもつれた第3・4セットを粘って奪取したが一歩及ばなかった。
 
 
■ 2月5日(日)
 
 
つくば(9勝1敗) 3(25-22、25-22、25-19)0 警視庁(6勝4敗)
 
1セットは、序盤から互いに譲らず息詰まる攻防となった。
しかし終盤、警視庁のミスを誘う攻撃などで連続得点をあげたつくばが先取した。
第2セットは、序盤警視庁がリードする展開となった。
しかし、つくばも食い下がり、終盤に加藤のサービスエースや李のブロックなどで
連続得点をあげ逆転で連取した。
第3セットは、和井田のブロックなどでつくばの連続得点でスタートした。
そのリードを終盤まで保ち3−0でつくばがストレート勝ちを収めた。
 
富士通(9勝1敗) 3(25-21、25-21、20-25、28-26)1 近畿クラブ(2勝8敗)
 
第1セット序盤から、富士通は相手ブロックに的を絞らせないコンビバレーを展開した。
終盤、近畿クラブは連続得点で詰め寄るも、富士通の中川、岩井の安定した攻撃により先取した。
第2セット立ち上がり、近畿クラブが連続得点でリードを奪う。
リードを拡げ波に乗りたい近畿クラブに対し、富士通もレシーブ、ブロックで粘りを見せリードを拡げさせない。
終盤神山、岡村のブロックが冴え、5連続得点で逆転した富士通がセットを連取する。
第3セット中盤までは、接戦となるが、
近畿クラブはメンバーチェンジにより流れを引き寄せ、第3セットを取り返した。
第4セットは、富士通がリードを奪うも近畿クラブの粘りにより終始一進一退の接戦となるが、
自力に勝る富士通がこのセットを奪い3−1で勝利した。
 
阪神(3勝7敗) 3(25-21、21-25、25-19、25-22)1 トヨタ自動車(2勝8敗)
 
1−1で迎えた第3セット,中盤14−18とリードされながらも、
阪神がセットを奪ったところがこのゲームのポイントであった。
相手の3連続ミスで17−18とした阪神は,そこから1点を失ったものの終わってみれば
8連続得点の大差でセットをものにした。
この8点のうちブロックによる得点が4本に上り,しかもそのうち3本が井上(優)のブロックポイントであった。
また,第4セットも,終盤18−20のビハインドから原田の連続スパイクで同点に追いつき,
相手のミスと井上(周)のスパイクでひっくり返し,井上(優)のブロックでマッチポイントを得た。
最後の1点は阪神のブロックを嫌がったか,相手のスパイクがエンドラインを越えた。
このセットは,福竹のレフトからの攻撃とリベロ栗栖の強打への対応も見事であった。
このように,リードされながらも諦めず追い上げて逆転できるところに阪神の強さを見ることができた。
トヨタ自動車は徳尾,大泊,太田らが強烈なサーブを見せ,主導権を握る場面も多くあったが,
阪神の粘りのレシーブと自分たちのミスによりホームタウンゲームでの連勝はかなわなかった。
 
東京ヴェルディ(4勝6敗) 3(25-17、34-32、25-16)0 東京トヨペット(1勝9敗)
 
第1セットは東京ヴェルディがスタートから間瀬、溝口の攻撃で得点を重ねリードしゲームの主導権を握る。
一方東京トヨペットも松本を中心に反撃、追いすがるも東京ヴェルディがセットを先取する。
第2セットは序盤から一進一退のゲームで東京ヴェルディ中島、浅野、
東京トヨペット松本、橋本のスパイクなど両チームのスパイク、ブロック、レシーブに
見応えのあるプレーが続いたが東京ベルディが押切った。
第3セット東京トヨペットは出だしでリズムに乗れず、
スタートからリズムに乗った東京ヴェルディがゲームに勝利した。
試合を通じ、東京ヴェルディ奥田、東京トヨペット荒川のトス回しは随処で素晴らしいものが見られた。
上位リーグへの進出を決めた東京ヴェルディの活躍、東京トヨペットグリーンの後半の巻返しを期待する
 
 
 
 
 
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2月26日の正午の時点で、バレーボール部門 11位で~す。
上位にランクインしても、特に何かがある訳でもないですけど・・・