V・プレミアリーグ女子 2011-2012 第6週1日目(1月28日)結果
■ 岡山(6勝4敗) 3(25-18、19-25、25-22、25-20)1 豊田車体(3勝7敗)
※岡山スタメン=S宮下-WS福田-MB山口-OP森-WS川畑-MB関、L丸山
※車体スタメン=MB田原-OP山田-WS都築-MBギブマイヤー-S河村-WSサナ、L梶原
※戦評
この試合の勝利のポイントは、岡山の福田・川畑の徹底したレフトからのストレート打ちに対するブロックと、
トヨタ車体のギブマイヤーのワイド攻撃に対するブロックである。
1セット目は、岡山のレフトからのストレート打ちが面白いように決まりこのセットを奪う。
1セット目は、岡山のレフトからのストレート打ちが面白いように決まりこのセットを奪う。
しかし、2セット目はトヨタ車体がレフトからのアタックに対してストレートコースのブロックを閉めて
相手の得点源を封じ、ギブマイヤーのワイド攻撃を軸に得点を重ねこのセットを奪う。
そして迎えた3セット目、岡山はローテーションを変えてくる。
ギブマイヤーのワイド攻撃に対して、チームでブロックの高い選手をぶつけてくる作戦が功を奏し、
トヨタ車体が簡単に得点できない状況になる。
お互い苦しい状況で一進一退の状態が続いたセットの後半は、
サーブで崩した岡山がマークの甘くなった相手ブロックの穴をついてこのセットを奪う。
4セット目は、岡山が3対8とリードされるも慌てる事なく、ブロックでしっかりと相手得点源をマークし、
サーブで崩しチャンスを確実に得点にして、この試合を制した。
敗れたトヨタ車体は、4セット目の後半にリードしながらも連続サーブミスからリズムを崩したのが悔やまれる
敗れたトヨタ車体は、4セット目の後半にリードしながらも連続サーブミスからリズムを崩したのが悔やまれる
■ デンソー(8勝2敗) 3(26-24、25-22、25-16)0 NEC(10敗)
※デンソーのスタメン=WS石井-MB井上奈-S熊谷-WSデラクルス-MB矢野-OP鈴木、L真柴
※NECのスタメン=WS八幡-MB内藤-OP張-WSモルナール-MB杉山-S松浦寛、L井野
※戦評
第1セットは終始、一進一退の白熱した試合展開となった。
しかし、デラクルスの高い打点から繰り広げられる力強いスパイクと
チームの粘り強いレシーブ力で着実に得点を重ね、デンソーが長いシーソーゲームを抜け出し、勝利した。
第2セットは序盤から勢いにのるデンソーが主導権を握った試合運びとなった。
第2セットは序盤から勢いにのるデンソーが主導権を握った試合運びとなった。
中盤NECは八幡のスパイクや張、松浦のサービスエースで巻き返しを図ったが、
デンソーの攻撃は止まらず、デンソーがセットを連取した。
第3セット、NECは多彩なコンビネーションバレーで攻め続けたが、
第3セット、NECは多彩なコンビネーションバレーで攻め続けたが、
デンソーが、終始デラクルスを中心とした攻撃と粘りあるつなぎでラリーを制し、結果的にはNECに圧勝した
■ JT(7勝3敗) 3(25-22、23-25、25-22、25-23)1 久光製薬(6勝4敗)
※JTのスタメン=S竹下-WS吉澤-MB石川-OPブラコチェビッチ-WS位田-MB加藤、L千葉
※久光のスタメン=WSフォフィーニャ-MB岩坂-OP新鍋-WS石田-MB平井-S古藤、L座安
※戦評
第1セットは久光製薬の石田とJTのブラコチェヴィッチを中心に点を取り合い、一進一退の攻防を繰り広げる。
後半、同点の場面から久光のミスが続き、JTが競り勝った。
第2セットは久光の古藤のサーブと多彩なトスワークでJTを崩し、リードを奪う。
第2セットは久光の古藤のサーブと多彩なトスワークでJTを崩し、リードを奪う。
後半タイム明けからJTも追い上げるが、久光が競り勝った。
第3セットはJTのブラコチェヴィッチに疲れが見え、吉澤、石川と久光の石田の点の取り合いになった。
第3セットはJTのブラコチェヴィッチに疲れが見え、吉澤、石川と久光の石田の点の取り合いになった。
後半リードを許したJTは、坂下、橋本の交代で反撃し、逆転でこのセットを奪う。
第4セットは序盤久光がリードしたが、タイムアウトからJTはリズムを取り戻し、逆転に成功する。
第4セットは序盤久光がリードしたが、タイムアウトからJTはリズムを取り戻し、逆転に成功する。
後半は再び競り合いになったものの、最後はブラコチェヴィッチが踏ん張り、JTが接戦をものにした
■東レ(8勝2敗) 3(25-16、25-20、25-22)0 パイオニア(2勝8敗)
※東レのスタメン=S中道-WS高田-MB荒木-OPフリール-WS木村沙-MB宮田、L濱口
※パイオニアのスタメン=WS今野-MB森谷-S冨永-WSスタエレンス-MB香野-OP浅津、L吉田
※戦評
勝利した東レは、1・2セット目は自分達のリズムで危なげなく奪うも、
3セット目は序盤からリードされる展開になる。
8対10の場面でセッター中道が負傷交代するアクシデントがあり、その後最大12対18まで離されてしまう。
しかし、そこから途中交代で入った迫田のアタックやブロックで追い越し、
最後は木村(沙)が決めてこの試合を決めた。
そんな試合展開の中で、この試合で光ったのは東レ6番の高田である。
そんな試合展開の中で、この試合で光ったのは東レ6番の高田である。
全日本メンバーが名前を連ねる中で、サーブレシーブをこなし、苦しい場面でアタックを決め、
落ちそうなボールに飛び込みつなぐ仕事ぶりは、東レを支えているといっても過言ではない。
負けたパイオニアは、スタエレンスがひとり気を吐きアタックを決め続けたが、
負けたパイオニアは、スタエレンスがひとり気を吐きアタックを決め続けたが、
勝利に結びつけることはできなかった。
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2月16日の朝の時点で、バレーボール部門で10位まで上昇しています。
上位にランクインしても、特に何かがある訳でもないですけど・・・