今日の9時30分より、グラミー賞授賞式が始まりました~
 
 
 
さて、さて、主要四部門以外のノミネートは、昨日の記事でアップしています。
更に最優秀新人賞のノミネートは、先ほど夜中の記事でアップしています。
 
 
この記事では主要四部門のうち、残りの部門のノミネートを一気に。
 
 
 
■ 最優秀楽曲賞  Song of the year
個人的にはアデルとボンイヴェールの一騎打ちになると思われます。
 
① 「オール・オブ・ザ・ライツ」 / キャニエウェスト
最多7部門でノミネートされたカニエ。
音楽史に残る傑作と大絶賛された「マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー」が
年間最優秀アルバムのノミネートから漏れたのは謎だが、
アルバムのハイライトともいえるこの曲に再度スポットを当てたいところ。
リアーナ、キッド・カディを迎えつつロック的先鋭性も取り入れた超エッジィな曲だ
 
② 「ザ・ケイブ」 / マムフォード&サンズ
発売から1年以上にわたって全英・全米チャートの上位に居座り続けたデビュー・アルバムからの1曲。
フォーク~ブルーグラスをベースにしながらもジワジワと盛り上がっていくメロディーがキャッチーで、
ほどよく泥臭いボーカルがまた癖になる。
コーラス・ワークの巧みさも存分に発揮され、彼らの魅力が最大限に生かされた1曲
 
③ 「グレネイド」 / ブルーノ・マーズ
年間最優秀レコードにもノミネートされているヒット曲。
彼女との失恋の未練をいろんな比喩(ひゆ)で歌っている、なんとも悲しい曲なのだが、
メロディー構成の巧みさも手伝い、何度となく聴いてしまった人は多かったはず。
極めて中毒性の高い「切な系R&Bソング」だ。
心の琴線に触れるメロディーを書くブルーノの才能がここに如実に表れている
 
④   「ホロシーン」 / ボン・イヴェール
インディペンデントのアーティストながらも主要4部門中3部門にノミネートされたボン・イヴェール。
素朴なフォークのようで音響的な配慮も行き渡った曲が多い2ndアルバムの中でも、
この曲の美しさはずば抜けている。
「何マイルも先が見えた」と歌われる広がりのある歌詞、
映像喚起力の高い豊かなメロディーとサウンドは、心が洗われるよう
 
⑤ 「ローリング・イン・ザ・ディープ」 / アデル
ついに「今世紀イギリスで最も売れたアルバム」となった「21」の冒頭曲。
ジワジワ染み入るタイプの曲が多い中、この曲はインパクトも強烈。
ブルースをベースにしつつも程良くダンサブルな味付けが効いていて、
サビのフレーズの繰り返しはいつまでも耳に残る。
ショート・フォーム・ミュージック・ビデオ賞にもノミネートされている
 
 
 
■ 最優秀アルバム賞  Album of the year
アデルかレディーガガが受賞しそうな予感・・・。
 
① 「21」 / アデル
2011年の最大のヒット・アルバム。世界20か国で1位を獲得し、総売上は実に1,300万枚以上。
イギリスはもちろん、アメリカでも史上最長となる39週連続トップ5入りを記録したのだから驚異的だ。
デビュー作「19」からわずか3年でグッと深みが増し、
より深い部分で心の傷や苦悩を歌にして表現してみせたこのアルバム。長く聴ける傑作である
 
② 「ウェイスティング・ライト」 / フー・ファイターズ
全米・全英含む世界12か国で1位を獲得したこのアルバムは、
デビュー作をほうふつさせるような原点回帰作。
ニルヴァーナの「ネヴァーマインド」を手掛けたブッチ・ヴィグや
同バンドのベーシストだったクリス・ノヴォゼリックらと共に、
幻影を追い払うかのような衝動的なロックをたたきつけている。バンドの最高傑作として評価される一枚
 
③ 「ボーン・ディス・ウェイ」 / レディ・ガガ
世界中で未だセールスを伸ばし続け、日本でも大成功を収めた最新作。
同性愛から宗教に関することまで踏み込んだ歌詞を書きながら、
誰もが楽しめ、ポジティブな気持ちになれるメロディーを合わせるやり方はより一層進化。
1980年代ポップをはじめ、オペラにメタルと、さまざまな要素をミックスさせて強い個性を表現し、
評論家からも高い評価を得た
 
④ 「ドゥー・ワップス・フーリガンズ」 / ブルーノ・マーズ
デビュー前から様々な制作仕事で注目を集めていたブルーノだが、
このデビュー作でたぐいまれなる才能を全世界にハッキリと知らしめた。
それほど楽曲クオリティーがどれも高く、しかも多彩。
切ない曲から楽しい曲、甘いR&Bポップからレゲエ調まで、飽きずに楽しめる。
自身がマルチ・プレイヤーとあって、生楽器にこだわった音作りもポイント高し。
 
⑤ 「ラウド」 / リアーナ
発売されたばかりの新作「トーク・ザット・トーク」がすでにチャートを登っているリアーナ。
「ラウド」は彼女の5作目で、ダークに行き過ぎた4作目とは趣向を変え、
明るくポップな楽曲をそろえながら本来の魅力を伝えていた。
セクシーさ強調の度合いを強めた過激な曲もあるが、
それも含めてポップに消化できるのは彼女のキャラがあってこそ。
 
 
 
■ 最優秀レコード  Record of the year
 
① 「ローリング・イン・ザ・ディープ」 / アデル
主要3部門を含め6部門でノミネートされたアデル。
全世界で爆発的なセールスを記録した2ndアルバムからのリード・シングルで、全英・全米共に1位に輝いた。
ソウルとブルースの成分をたっぷり含んだこの曲は、
彼女のボーカルの迫力がダイレクトに伝わってくるもので、とりわけサビの熱唱ぶりはとてつもない!
 
② 「ホロシーン」 / ボン・イヴェール
世界中の音楽ファンから支持を得るボン・イヴェールは、主要3部門含む4部門にノミネート。
このシングル「ホロシーン」自体はビルボードのチャートで100位にも入らなかったのだが、
純粋に楽曲の良さが高く評価されて選ばれた。
アイスランドの大自然の中で撮影された映画のようなミュージックビデオの素晴らしさも
大きく影響しているのだろう
 
③ 「グレネイド」 / ブルーノ・マーズ
第53回グラミー賞でも活躍したブルーノ・マーズは6部門でノミネート。
これは大ヒット・アルバムの冒頭を飾っていた曲で、2ndシングルとして発表され、全米1位に輝いた。
「キミのためなら手榴(しゅりゅう)弾だって受けとめるさ」という悲壮感の漂う歌詞が、
たまらなく切ないメロディーと合体。未練タラタラのこの失恋ソングに多くの人が胸を焦がした
 
④ 「ザ・ケイブ」 / マムフォード&サンズ
第53回グラミー賞では最優秀新人賞にノミネートされていたイギリス出身のこのバンド、
今年は同曲が年間最優秀レコードと年間最優秀楽曲にノミネートされた。
ストーリー仕立てのミュージックビデオも絶品ながら、
中盤からの高揚感に、男ならグッとこないではいられないだろう。
大ヒット曲ではないものの、第53回グラミー賞で実際に演奏された曲なので、その点では有利か!?
 
⑤ 「ファイヤーワーク」 / ケイティ・ペリー
「カリフォルニア・ガールズ」「ティーンエイジ・ドリーム」に続き、
2ndアルバムから3曲目の全米1位獲得となったのがこれ。
5月の日本公演でも終盤に歌われ、観客を興奮と感動の渦に巻き込んだ。
「人は誰でも花火になれるはず。あとは自分で内なる導火線に火を付けられるかどうか」というメッセージが
心に刺さる、高揚感に満ちた楽曲だ
 
 
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2月13日の朝の時点で、15位まで上昇しています。
上位にランクインしても、特に何かがある訳でもないですけど・・・