V・プレミアリーグ男子 2011-2012 第2週1日目(2012年1月14日) 結果
 
 
■ JT(1勝2敗) 3(22-25、25-23、25-15、25-17)1 豊田合成(3敗)
 
※JTのスタメン=WS塚崎-MB町野-OPゴメス-WS小川-MB石橋-S深津、L酒井
 
※合成のスタメン=WS高松-MB近-OPレオナルド-WS井上-NB幡司-S内山、L古賀
 
※戦評
第1セット,序盤は両者譲らぬ攻防を繰り返したが,中盤からJTはサーブレシーブを崩され、
豊田合成にリードを許した。JTはゴメスにボールを集め流れをつかもうとしたが,
豊田合成の好レシーブで得点には結びつかなかった。
豊田合成はレオナルドにボールを集め,粘るJTを振り切った。
第2セット,JTは国近と菅をスタメンに起用し挑んだものの,
1セット目の勢いをそのままに攻守に冴えを見せる豊田合成にリードを許した。
後半,JTはゴメスのサーブから豊田合成のサーブレシーブを崩し,
JTはブロックが決まりだして流れを掴んだ。
豊田合成も追いすがったが,JTはゴメスの活躍でセットを取り返した。
第3セット,JTは2セット目途中から投入した甲斐が攻守に渡る活躍をみせリードした。
豊田合成はミスが出てリズムを取り戻すことができず,
逆にJTは好レシーブから攻撃へとうまく機能し,セットを連取した。
第4セット,2セット連取したJTが波に乗り,レシーブ,ブロック,アタックと冴え渡り,
一方的にリードし,地元開幕戦を勝利で飾った
 
 
■ 東レ(3勝) 3(25-19、25-18、25-22)0 大分三好(3敗)
 
※東レのスタメン=WS米山-MB富松-OPボヨビッチ-WS今田-MB相澤-S近藤、L田辺
 
※大分のスタメン=WS高橋-MB徳丸-OPオンテレ-WS細川-MB小川-S山田、L迫谷
 
※戦評
第1セット,両チーム一進一退の攻防を繰り広げるが,
中盤に東レが近藤のサーブから大分三好のサーブレシーブを崩した。
大分三好は攻撃が単調となってしまい,そのまま東レが先取した。
第2セット,東レは勢いに乗り10−5と突き放した。
大分三好は流れを変えようとセッターを浜崎に変えたが,
終始安定した東レのサーブレシーブ,レシーブから
繰り出される多彩な攻撃を止めることができなかった。
第3セット,大分三好はオンテレ,細川にボールを集め巻き返しを図り
20-20と接戦に持ち込んだが,東レが米山のブロックで突き放し,開幕3連勝を飾った
 
 
■ 堺ブレイザーズ(3勝) 3(25-17、25-23、25-21)0 FC東京(1勝2敗)
 
※堺のスタメン=S今村-WS北島-MB松本-OP西尾-WS石島-MB横田、L井上
 
※FC東京スタメン=S山内-WSグラディナロフ-MB山本-OP前田-WS手塚-MB加賀、L山本
 
※戦評
第1セット堺は、要所で松本や横田のセンター攻撃を中心に得点を重ねセットを取ると、
第2セット以降もセッター今村の巧みなトスワークからの全員攻撃や、
要所では石島や西尾の強烈なサーブが決めるなど、順当に得点を重ね試合を決めた。
FC東京も手塚や前田を中心とした攻撃で対抗するが、堺の勢いをとめることは出来なかった。
 
■ パナソニック(3勝) 3(25-18、25-20、24-26、28-26)1 サントリー(1勝2敗)
 
※パナのスタメン=MB枩田-OP清水-WSチアーゴ-MB白澤-S大竹-WS福澤、L永野
 
※サントリーのスタメン=S岡本-WS米山-MB鈴木-OPアンドレ-WS柴小屋-MB山村、L高橋
 
※戦評
第1セット、なかなかリズムに乗れないサントリーに対して、
パナソニックは大竹がブロックの的を絞らせない巧みなトスワークでブロックを翻弄すると、
徐々に点差を拡げる。セット終盤にチアーゴが連続でブロックを決め、
一気に7点の差をつけると、そのままセットを取った。
第2セットもこの勢いそのままにサントリーに終始リードを許さないまま連取した。
一方サントリーは、第3セットから塩田、金子を起用し、これが的中。
連続得点の取り合いとなったセットで、アンドレが勝負どころでスパイクを決め、活躍する。
最後は塩田が2本連続でスパイクを決め、パナソニックを振り切りセットを奪い返した。
接戦となった第4セット、終盤までもつれたが、ホームゲームを勝利で飾りたいパナソニックが、
先にセットポイントを奪われながらも、逆転で勝利