V・チャレンジリーグ 2011/2012 第1週結果
■ 12月10日(土)
大同特殊鋼レッドスター 3(25-14、25-21、19-25、25-16)1 警視庁フォートファイターズ
1セット序盤から波に乗る大同特殊鋼レッドスターは4番倉田、6番辰巳のスパイク、
5番平野、15番小林のブロックが決まり大量リードを守りきり25-14で第1セットをものにした。
2セットに入り、立て直しをはかりたい警視庁フォートファイターズは
2セットに入り、立て直しをはかりたい警視庁フォートファイターズは
25番金丸のアタック、24番中田の軟打が決まり序盤リードするが、
大同特殊鋼の15番平野、10番馬場のブロックで追いつかれる。
そのまま一進一退の攻防が続いたが、このセットも警視庁が落とした。
3セット、後のない警視庁は4番福田のブロック、24番中田のアタックが決まり序盤に主導権を握る。
3セット、後のない警視庁は4番福田のブロック、24番中田のアタックが決まり序盤に主導権を握る。
大同特殊鋼も5番平野のブロックや6番辰巳のアタックで巻き返しをはかり
一時は追いつかれるが、4番福田のブロックが要所で決まりリードを広げる。
その後、両チーム得点を加え2回目のテクニカルタイムアウトも警視庁リードで向かえた。
大同特殊鋼は交代やタイムアウトで流れを変えようとするが、
警視庁6番松本のアタック、10番岩知道のサービスエースが決まり、このセットを警視庁が取る。
4セット、序盤流れをつかんだ大同特殊鋼が大量リードをする。
4セット、序盤流れをつかんだ大同特殊鋼が大量リードをする。
そのまま得点を重ねリードを守ったまま終盤を向かえる。
警視庁の反撃も及ばず、このセットを大同特殊鋼が逃げ切り、大同特殊鋼が初戦をものにした。
つくばユナイテッドSunGAIA 3(25-14、25-21、25-19)0 近畿クラブスフィーダ
わずか8名で開幕戦を迎えたつくばユナイテッドSun GAIAが,
加藤の活躍により近畿クラブスフィーダを下した。
加藤は特にサーブで観客を沸かした。どのセットでもサービスエースを奪い,効果の高いサーブを打ち続けた。
加藤は特にサーブで観客を沸かした。どのセットでもサービスエースを奪い,効果の高いサーブを打ち続けた。
毎セットこのローテーションで3点以上の連続得点を挙げたつくばは,試合を優位に運んだ。
また,加藤はラリー中にも積極的にトスを呼び,監督不在のチームをプレーと存在感で牽引した。
和井田のパイプ攻撃,椿山のサーブ,赤木のブロック,高橋のツーアタックなど,
和井田のパイプ攻撃,椿山のサーブ,赤木のブロック,高橋のツーアタックなど,
数は少ないものの得点につながる好プレーが随所に見られた点も,
つくばファンにとってはたまらなかったであろう。
2セット目,19−20まで迫った近畿クラブだったが,
2セット目,19−20まで迫った近畿クラブだったが,
その後つくばの加藤に2本のサービスエースを奪われるなど19−24と離されたのが痛かった
ジェイテクトSTINGS 3(25-12、25-11、25-11)0 東京トヨペットグリーンスパークル
開幕戦をホームに迎えたジェイテクトSTINGSが,選手層の厚さを発揮して,
東京トヨペットグリーンスパークルを圧倒した。
セットごとにメンバーを入れ替えながら,いい選手を探るような戦い振りだったが,
その中で,1セット目は16−11からの8連続得点,2セット目は序盤の6連続と中盤の5連続,
3セット目は5−5からの7連続得点と,最初から最後まで主導権を離さなかった。
3セットともラインナップシートに名を連ねたのはミドルブロッカーの金丸ただ一人だったが,
3セットともラインナップシートに名を連ねたのはミドルブロッカーの金丸ただ一人だったが,
金丸は高いブロック力を発揮し,トータルで6本のブロックポイントをあげた。
ブロックを決めるたびにコート狭しと駆け巡る金丸の姿に,チームは大いに盛り上がり,
観客からも大きな声援が送られた。
また,昨季は肩の手術のためリーグ戦のコートで見る機会がなかったキャプテン小松が,
また,昨季は肩の手術のためリーグ戦のコートで見る機会がなかったキャプテン小松が,
この開幕戦にスタメンとして名前のコールを受け,チーム最初のブロックポイントを挙げたのも印象的であった。
レフトサイドからの攻撃を軸に健闘した東京トヨペットだったが,
レフトサイドからの攻撃を軸に健闘した東京トヨペットだったが,
ジェイテクトの強いサーブに苦しめられ,主導権を握ることができなかった
東京ヴェルディ 3(25-19、26-24、23-25、25-21)1 きんでんトリニティーブリッツ
第1セット、序盤から両チームともミスの少ないゲームを展開するが、
きんでんトリニティーブリッツは3番明石に頼らなければならないのに対し、
サーブレシーブの安定する東京ヴェルディはブロックの的を絞らせない攻撃で逃げ切った。
第2セット、序盤から東京ヴェルディはリードするも付かず離れずのゲーム展開となった。
第2セット、序盤から東京ヴェルディはリードするも付かず離れずのゲーム展開となった。
終盤、東京ヴェルディのアタックミスやサーブミスなどで、きんでんは23-22とリードするが、
15番中島、8番高橋のバックアタックや21番溝口の速攻で逃げ切った。
第3セット、両チームともにセッターを代えて臨んだセットであったが、
第3セット、両チームともにセッターを代えて臨んだセットであったが、
きんでんは11番塩のクイックを使うことで、東京ヴェルディのブロッカーを攪乱した。
7番鮎川のアタック、東京ヴェルディのサーブミスなどでこのセットをものにした。
第4セット、東京ヴェルディが溝口のクイック、高橋のライト攻撃などで得点を重ね、
第4セット、東京ヴェルディが溝口のクイック、高橋のライト攻撃などで得点を重ね、
さらに3番脇戸のトス回しが冴え、要所では中島が打点の高いスパイクをきんでんのコートにたたき込み、
試合を決めた。
■ 12月11日(日)
警視庁フォートファイターズ 3(25-17、23-25、20-25、25-15、15-3)2 きんでんトリニティーブリッツ
第1セット、立ち上がりから両チームともサービスミスなどで、リズムを掴むことができない。
中盤、警視庁フォートファイターズが2番清水のスパイクから4連続ポイントを上げて、
そのまま警視庁がセットを先取する。
第2セット、中盤にきんでんトリニティブリッツが5連続ポイントを上げリードするが、
第2セット、中盤にきんでんトリニティブリッツが5連続ポイントを上げリードするが、
その後逆にミスが重なり同点に追いつかれる。
終盤、きんでん7番、鮎川や3番、明石のスパイクが立て続けに決まる。
最後は18番、松田のブロックが決まり、このセットはきんでんが取り返す。
第3セット、序盤から警視庁のサービスミスやアタックミスによりきんでんが有利に試合を進める。
第3セット、序盤から警視庁のサービスミスやアタックミスによりきんでんが有利に試合を進める。
きんでんは3番、明石、7番、鮎川のアタックや、17番、本多のブロックなどで点を重ね結局セットを連取する。
第4セット、立ち上がり警視庁が好レシーブからの攻撃で4点のリードを奪う。
第4セット、立ち上がり警視庁が好レシーブからの攻撃で4点のリードを奪う。
対するきんでんは17番、本多の連続アタックやブロックで追いすがるが、
警視庁は24番、キャプテン中田のアタックや2番、
清水のブロックなどで波に乗り大差で、このセットをものにする。
勝負の第5セット、第4セットの勢いそのままに警視庁がきんでんを突きはなす。
勝負の第5セット、第4セットの勢いそのままに警視庁がきんでんを突きはなす。
対するきんでんは、なかなか歯車がかみ合わない。
その結果、警視庁が11連続ポイントを奪い、大量リードする。
最後はきんでん3番、エース明石のアタックがエンドラインを割り、警視庁が接戦を制した
大同特殊鋼レッドスター 3(25-16、25-14、25-7)0 トヨタ車体サンホークス
第1セット序盤から大同特殊鋼レッドスター6番辰巳のスパイクとブロックで5点連続ポイントし、
流れをつかみリードする。
後半、トヨタ自動車サンホークス1番太田、6番徳尾のアタックでポイントを重ねるが追いつけず、
25-16でセットを取る。
第2セットは互いに一進一退の攻防が続いたが、中盤トヨタのサーブミスから崩れ、
第2セットは互いに一進一退の攻防が続いたが、中盤トヨタのサーブミスから崩れ、
大同特殊鋼4番倉田、5番平野のスパイクや、試合を決定づける4番倉田の3点連続サービスエースで
このセットも大同特殊鋼が取る。
第3セットは、前半から大同特殊鋼が大量リードする。
第3セットは、前半から大同特殊鋼が大量リードする。
そのまま得点を重ね、リードを守ったまま逃げ切り、セットカウント3-0で大同特殊鋼が勝利した
近畿クラブスフィーダ 3(25-15、25-17、25-19)0 東京トヨペットグリーンスパークル
東京トヨペットグリーンスパークルは第1セット馬場・橋本の連続ブロックを含む6連続得点で
上々のすべり出しを見せ一気に流れを引き寄せたかに見えたが、
それ以降連続ポイントがなかなか取れない展開が続いてしまった。
逆転を許し第1セットを落とすと続く第2セット、第3セットもリズムをつかめないまま試合を終えてしまった。
一方近畿クラブスフィーダは劣勢からのスタートだったが、
一方近畿クラブスフィーダは劣勢からのスタートだったが、
岡本がアタックでその流れをひっくり返す活躍を見せた。
また要所で和田のブロックが決まったのも大きい。
優位な展開でゲームを進めた近畿クラブは、全選手出場の全員バレーで今期初勝利を手にした
ジェイテクトSTINGS 3(25-20、25-14、25-18)0 阪神デルフィーノ
相手に隙を見せないジェイテクトSTINGSがホームで開幕2連勝をあげた。
ジェイテクトは、安定したサーブレシーブから、セッター高橋の安定感のあるトス回しが冴えた。
ジェイテクトは、安定したサーブレシーブから、セッター高橋の安定感のあるトス回しが冴えた。
アタッカー陣も第2セットの石田、第3セットのマティアスなど、
各セットとも先発した選手が要所で持ち味を出し、終始試合を優勢に進める試合展開を見せた。
この日、開幕戦を迎えた阪神デルフィーノは、序盤から中盤にかけ白川・原田のアタックで応戦し
この日、開幕戦を迎えた阪神デルフィーノは、序盤から中盤にかけ白川・原田のアタックで応戦し
1〜2点差を保ちジェイテクトを走らせない我慢の試合を続けたが、
終盤のジェイテクトの勢いを止めることは出来なかった