女子バレーのワールドカップが閉幕しました。
■ 今までのワールドカップと比べて、変った点があります。
① 試合前のライブの禁止
これは今まで、ジャニーズが会場で歌っていたのを禁止。
なので、ジャニーズ目当ての客が減ったと思います。
でも、ジャニーズが居なくても、素晴らしい試合に
会場は物凄く盛り上がってましたよね~。
個人的には良かったと思います。
② 順位は勝ち点を最優先させる
今までは、勝敗を順位を決める際の最優先とし、
勝敗で並んだら、セット率を考慮し、順位を決めてました。
それが、最優先させるのが勝ち点になったのですよね~。
実は、今回、従来通りに勝敗で順位を決めていたら、
日本は3位の中国と勝敗では並びましたが、
セット率では上回っていていました。残念ですが・・・
■ チームに関しての感想です。
最初の3戦で、1勝2敗となり・・・かなり青ざめた事でしょう。
よく、勝ち数を伸ばして、8勝3敗にしたと思います。
メダルこそ逃しましたが、4位入賞という成績ですね・・・
ワールドカップでは、89年大会以来の久々の4位です。
89年以降のワールドカップでの順位は、最高でも5位です。
そう考えると、去年の世界選手権の銅メダルも、
地元開催という利点は、あったけれども、偶然じゃなかった。
また、守備が良い・・・というのが分かると思いますが、
これは、レシーブだけが良い・・・という訳では無いのです。
バレーボールにおいてブロックとレシーブは2つで1セット。
ブロックがキッチリと相手コースを限定して、
それで初めて、スパイクレシーブ(ディグ)が機能します。
ただ、日本は低いので、外国と対戦すると、
ブロックの上から、アタックを打たれるケースも多いです。
なので、データを分析して、見極める必要もあります。
ただ、日本のブロックは、両ミドルブロッカーがキッチリと
高さがある選手なので、この大会は凄く良かったと思います。
また、両サイドのブロックの位置取りも良くて、
ミドルブロッカーが遅れるようなサイド攻撃にも対応出来ました。
柳本さんが監督していた頃(2003~2008年)と比べると、
コート上の選手はセッター竹下、ミドルの荒木、レフトの木村、
リベロの佐野というのは、変更無く試合に出てますが、
やはり、ブロックとレシーブの関係性が良くなっていると思います。